2008年9月11日 20時10分更新
今年3月、JR岡山駅で男性を線路に突き落として死亡させたとして逮捕された18歳の少年について、大阪家庭裁判所は、少年の精神鑑定を行ってきましたが、鑑定留置の期間が11日満期を迎え、裁判所は引き続き少年の身柄を拘束して、心身の状態の調査を続ける決定をしました。
この事件は、今年3月JR岡山駅で岡山県職員の假谷国明さん(38歳)が線路に突き落とされて死亡したもので、大阪・大東市に住む18歳の少年が逮捕されました。
少年の身柄は大阪家庭裁判所に移され、ことし5月からおよそ4か月間にわたって少年が事件当時、どのような精神状態だったかなど精神鑑定を行ってきました。
家庭裁判所では11日で精神鑑定を終了し、改めて少年の身柄を拘束する「観護措置」を行う決定をし、今後少年の心身の状態の調査を続けながら、少年に対する審判を開始するかどうかの判断をすることになります。