2008年 9月 11日 |
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五輪女子ソフトで金、上野投手岡山に
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注目を集めた北京オリンピック女子ソフトボールのメンバーが岡山で熱戦を繰り広げます。日本を金メダルに導いた上野由岐子投手も11日、岡山市で調整を行ないました。北京オリンピックで準決勝、決勝と連投し金メダルに大きく貢献したルネサス高崎の上野投手。13日から始まる日本女子ソフトボールリーグを前に岡山入りしました。今、大会でも先発が予定されている上野投手は11日は40球程度の軽めの投球練習を行ないました。世界最速といわれる約120キロの速球が売りの上野投手は順調な仕上がりを見せていました。上野投手が所属するルネサス高崎は現在、日本女子リーグの1部リーグで負けなしの13勝とリーグ首位をキープしています。上野投手が出場する日本女子ソフトボールリーグ岡山大会は13日からの2日間、岡山市の岡山県営球場で開かれます。
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原油・飼料価格高騰で農業の窮状訴える集会
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燃料や動物のえさの高騰で香川でも農業が窮地に立たされています。11日、県内の農家が緊急集会を開いて野菜や肉の消費拡大や国の経営支援を求めました。JR高松駅前では11日朝、JAの職員が農家の窮状を訴えるうちわや、県内産の牛乳を配り国産の農畜産物の消費拡大を訴えました。香川県のJAが市民に直接窮状を訴えるキャンペーンを行うのは初めてで、その背景には農家の厳しい現実がありました。30年以上にわたって讃岐牛の畜産を営む谷光誠一さんは、牛のえさの価格が高騰し頭を抱えています。さらに追い打ちをかけるのが消費者の牛肉離れです。最近の物価高騰で消費者は牛肉より安い豚肉や鶏肉を買う傾向にあって、牛1頭あたりの出荷額は去年と比べ約20万円も下がっています。丸亀市では11日、香川県内の農家約1000人が集まり、窮状を訴える緊急集会が開かれました。えさ代は2年前の1.5倍に、ハウス栽培で使用する重油は3年前の2倍に上昇している事などが、報告された後、生産者の代表が決意表明を行いました。JAでは今後、生産コストの上昇分を販売価格に転嫁する制度の導入などを国に求めていくことにしています。
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新幹線岡山開業当時の駅弁を再現
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今から36年前新幹線が岡山に開通した当時の駅弁が、このほど再現され、JR岡山駅で販売されています。切り込みの入った赤ウインナー。岡山名物、ままかりの酢漬け。再現されたなつかしの駅弁です。1972年、山陽新幹線が岡山に開通しました。この時活躍した初代0系新幹線が今年11月で引退する事が決まり、岡山市の三好野本店が、0系への感謝を込めて当時の駅弁を再び販売する事になったのです。当時、製造に関わった人は残っておらず、レシピも無いため、OBに聞き取りをして味付けを再現しました。総社市の国宝・宝福寺と0系新幹線が印刷された包装も当時のままです。当時、焼き魚、かまぼこ、たまご焼きは、弁当の「三種の神器」と呼ばれていました。この駅弁、「味よしべんとう」はJR岡山駅で一日30個限定で12月中旬まで発売されます。
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下級生に暴行・脅迫した男子中学生を逮捕
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同じ学校の下級生に対し、凶器を使って暴行や脅迫をした津山市の男子中学生が暴力行為法違反などの疑いで11日朝、警察に逮捕されました。逮捕されたのは津山市の中学校3年生で15歳の少年です。警察の調べによりますと、少年は同じ中学校の2年生の男子生徒に対し、先月6日、学校内で「骨、折っちゃろうか」と脅して、手の小指の関節を逆に曲げるなどの暴行を加えた他、先月20日には市営住宅の敷地で、針のような凶器をまぶたに押しつけ、「つぶしちゃろうか」などと脅迫した疑いです。2人は友人を通じて、知り合いだったということです。取り調べに対し、少年は「しかっただけだ」と話し、容疑を一部否認しているということです。警察は犯行の動機を追及することにしています。
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岡山・吉備中央町でジャンボかぼちゃの収穫
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岡山県吉備中央町で巨大なカボチャの収穫が今年も始まりました。大きなものでは重さが70`を超えるということです。吉備中央町の農家の畑に実っている巨大なカボチャ。南米原産の「アトランティック・ジャイアント」と呼ばれる品種で、大きいものは70キロを超えます。溝口さんの倉庫におじゃますると巨大カボチャが所狭しと並べられています。吉備中央町では10軒の農家が栽培を手がけていて、収穫されたカボチャは全て、町内にある道の駅、かもがわ円城で販売されます。巨大カボチャは食用には適さず、飼料やハロウィンのディスプレイに使う人が多いということです。大きいものは3000円前後で販売されていて、毎年、県内外から珍しいカボチャを求めて買物客が訪れます。巨大カボチャは来月いっぱい販売される予定ですが、なくなり次第販売を終了します。
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ニューピオーネの収穫始まる
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岡山を代表する秋の味覚、ニューピオーネの収穫が岡山県美咲町で始まりました。標高約250メートルの高台にある美咲町の柵原連石台地は日中と夜の気温差が大きく、ブドウの栽培に適しています。現在43戸の農家が組合をつくり17ヘクタールの畑でニューピオーネを栽培しています。このうち林田昌明さんの畑でも大粒のブドウがたわわに実り色づきや房の形を見て丁寧に摘み取られています。ことしは夏の猛暑で、色づきが心配されましたが影響は少なく、作柄は良いということです。ニューピオーネの収穫は来月上旬まで続き、岡山や広島の市場に出荷され、今月15日には地元の選果場でもぎたてのブドウの直売も行われます。
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広島で備前焼作家・藤原和さんの個展
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備前焼の人間国宝の伝統を受け継ぐ作家、藤原和さんの作品展が広島県福山市で開かれています。会場には備前市在住の備前焼作家藤原和さんの作品、約80点が展示されています。釉薬を使わず高温で長い時間焼き締めて作られる備前焼は、その素朴な力強さで古くから多くの人に愛されてきました。祖父と父が備前焼の人間国宝である藤原さんは、「単純・明快・豪放」という代々の理念を受け継いで製作を続けています。訪れた人たちはどっしりとした中に温かみのある土の表情を楽しんでいました。藤原和さんの作品展は今月15日まで広島県福山市の天満屋福山店で開かれています。
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五輪女子マラソン中村選手が監督と講演
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北京オリンピック女子マラソンに日本代表として出場した中村友梨香選手と天満屋女子陸上競技部の武冨豊監督を招いて、10日夜岡山市で講演会が開かれました。2人は10日夜開かれたおかやま適塾の講師として招かれたものです。フルマラソン2回目の挑戦で13位と健闘した中村選手は、「世界でトップレベルの選手との走りで気持ちが負けていた。もっと経験を積み、4年後再チャレンジしたい」と抱負を語っていました。また武冨監督は「世界の一流選手でもスピードの変化に対応できなかった。オリンピックはタイムではなく勝負が大切。」と冷静にレースを振り返っていました。会場を訪れた人たちは、レース当日の様子や日ごろの練習内容などについて2人の話を興味深そうに聞き入っていました。
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豪華なテディベアを特別展示
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装飾品の総額は約500万円。プラチナで装飾された熊のぬいぐるみ、テディベアが11日から高松市のデパートで展示されています。プラチナの糸を編み込んだローブをまとい、身につけている王冠やブローチ、ステッキもプラチナ製。腕に巻いた時計はこのぬいぐるみのために作られた特注品です。この、プラチナ・デディベアはドイツにあるぬいぐるみメーカー、シュタイフ社がプラチナの魅力を知ってもらおうと特別に製作したものです。装飾品の総額は約500万円ということです。香川で展示されるのは初めてということで、さっそく訪れた買い物客が気品あふれるテディベアに見入っていました。このテディベアは今月15日まで高松市の高松天満屋で展示されています。
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生き人形・堀佳子の世界
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よう艶な雰囲気を漂わせる独特な人形を制作している作家、堀佳子さんの作品展が笠岡市で開かれています。浅口市在住の堀さんは、21年前から子供や少女をイメージした生き人形を制作しています。会場には堀さんが初めて制作した人形から最新作まで9体が展示されています。堀さんの人形はリアルな雰囲気から性別や年齢を超え、人間の複雑な内面を映し出しているようだと言われています。こちらの作品「高貴」は、来月、北京で開く個展に向けて制作された和服姿の人形で、高さが156センチあります。日本の伝統美に現代的な感覚を取り入れた作品です。堀佳子さんの生き人形展は笠岡市のワコーミュージアムで今月28日まで開かれています。
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