【2008年09月12日04時16分 更新】


1.汚染米問題・都城の業者が虚偽の報告
 (09/12 04:14)

汚染米の転売問題で、立ち入り調査を受けた都城市の製粉会社が、宮崎農政事務所に対し、偽った報告をしていたことが分かりました。報告を偽っていたのは、都城市の井之上製粉です。井之上製粉は、汚染米の流通経路などを調べている宮崎農政事務所が、9月4日に立ち入り調査した際、「中国産のもち米を米粉にして、菓子製造会社に売った」と、報告していました。しかし、実際には、去年12月に熊本市の業者から購入した、中国産の加工用のもち米4トンを、そのまま加工せずに、宮崎市のもち製造業者に、転売していたということです。県内では、これまで、汚染米の流通先として、県内27の和菓子業者が挙げられていましたが、再調査をした宮崎農政事務所では、「虚偽の報告と分かったことで、汚染米がこれらの菓子製造業者に流通していた事実はなかった。」としています。


2.自民党総裁選・党員投票用紙発送
 (09/12 04:14)

自民党総裁選です。自民党県連は、県連に割り振られた、3票の配分を決める選挙の投票用紙を発送しました。10日告示された自民党総裁選には、石原元政調会長、小池元防衛大臣、麻生幹事長、石破前防衛大臣、与謝野経済財政担当大臣の5人が立候補しました。選挙は、自民党所属の国会議員の1票ずつと、各都道府県連に割り振られた、3票ずつを合わせた527票で争われます。自民党県連では、党員投票を行うための投票用紙を、11日、発送しました。県内で投票できるのは、党籍2年以上の党員、約1万人で、21日に投票が締め切られ、県連の3票が、ドント方式で配分されることになっています。自民党総裁選は、22日に、527票すべての投開票が行われます。


3.旧橘ホテル再開発担当の建築家が現地へ
 (09/12 04:15)

宮崎市青島の旧・橘ホテルの再開発です。計画全体を設計する建築家が、11日、現地を訪れ、再生に向けた構想を語りました。宮崎市青島の旧・橘ホテルは、バブル崩壊のあおりなどを受け、18年間放置されたままとなっていましたが、9月5日、再開発の受け皿企業として、佐賀県嬉野市の温泉施設、「和多屋別荘」が、正式に決まりました。このため、11日は、再開発の全体設計を担当する東京の建築家、池原義郎さんが、現地を訪れ、ホテルの現状などを確認しました。(池原さん)「なかなかこれだけの景観がそろっている所はないですよね」池原さんは、青島の観光面での潜在能力を高く評価した上で、再生には、一過性ではなく、持続性のある観光地づくりをめざしていく考えを示しました。(建築家・池原義郎さん)「(施設が)できた時が出発であって、それから年を追うたびに育つ、そういう計画を立てなければならない。また来たいというようなきっかけを作り、そこをつかみながら育てていく」「和多屋別荘」によりますと、再開発では、総事業費約15億円をかけて、2階建てのコテージなどが建設される予定で、さ来年春までの営業開始をめざしています。


4.田鍋友時さんを県保健福祉部が訪問
 (09/12 04:15)

「敬老の日」を前に、長寿のお祝いです。都城市在住で、男性長寿世界一の田鍋友時さんを、県の福祉保健部長らが表敬訪問しました。都城市に住む男性長寿世界一の田鍋友時さんは、明治28年9月18日生まれの112歳です。11日は、「敬老の日」を前に、県福祉保健部の宮本尊部長らが、田鍋さんの自宅を訪れ、祝い状や祝い金のほか、田鍋さんが希望していた「座椅子」の目録などをプレゼントしました。(田鍋友時さん)「ま、生きて皆さんとこうして語るのが、一番嬉しい。まだまだ生きておりたい。死にたくない。まだまだ10年ぐらい、生きてみたい。」以前は、毎日つけていた日記も、今では月に数回しか、書かなくなったという事ですが、田鍋さんは、新聞を読むことと、牛乳を飲むことは、今も、毎日続けているという事です。田鍋さん一家は、子ども8人に、孫が25人など、家族の人数は、91人に増えました。田鍋さんは、9月18日に、113歳の誕生日を迎え、たくさんのお祝い行事が予定されているということです。


5.今年も21日から秋の交通安全運動
 (09/12 04:15)

秋の全国交通安全運動が、9月21日から全国一斉にスタートします。県内では、今年も、夕暮れ時の早めのライト点灯など、独自の運動が展開されることになりました。秋の全国交通安全運動は、「高齢者の交通事故防止」を基本目標に、飲酒運転の根絶や、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用など、4つの重点項目が掲げられています。このうち、県内では、「夕暮れ時の『早めの点灯』・『ピカピカ運動』」として、早めのライト点灯や反射材の活用などをすすめる運動が、去年に続き独自に盛り込まれ、期間中は、1日約6千人の警察官や交通指導員などが動員されることになっています。県警察本部によりますと、県内では、10日までに、交通事故で26人が亡くなっていますが、去年と比べて37人少なく、期間中も交通事故死者ゼロをめざしたいとしています。秋の全国交通安全運動は、9月21日から10日間の日程で行われます。


6.自殺予防パネル展
 (09/12 04:15)

県内でも深刻な問題となっている自殺の予防につなげようと、自殺者の遺族の体験談などを紹介したパネル展が、県庁で開かれています。このパネル展は、9月の「自殺予防強化月間」にあわせて県が開いているもので、会場の県庁本館には、11点のパネルが展示されています。このうち、「うつ病」についてのパネルでは、症状が悪化すると、自殺の危険性が高まることが説明され、周囲が「うつ病」のサインに気づくためのポイントなども紹介されています。厚生労働省によりますと、去年1年間に、県内で自殺した人の数は、394人にのぼり、人口10万人あたりの自殺者は、秋田県に次いで、全国ワースト2位となっています。このパネル展、県庁本館で、9月30日まで開かれています。


7.SNAが4便欠航
 (09/12 04:16)

飛行機欠航のニュースです。スカイネットアジア航空は、鹿児島便で、11日朝、主翼部分にキズが見つかった影響で、11日運行予定だった宮崎ー羽田線上下4便が、欠航となりました。


8.ユニバ日本代表の大学生が知事表敬
 (09/12 04:16)

中国で、9月30日から開かれる、「ユニバーシアード世界選手権」の水上スキー競技に、学生日本代表として出場する、宮崎市出身の大学生が、11日、大会を前に、東国原知事を表敬訪問しました。東国原知事を表敬訪問したのは、宮崎市出身で、福岡大学3年の長友俊選手です。4歳の頃から水上スキーを始めた長友選手は、学生の全国大会などの実績が認められ、9月30日から中国・天津で開かれる、大学生のスポーツの祭典、「ユニバーシアード世界選手権」の水上スキー競技に、学生日本代表として出場します。(東国原知事)「僕も1回やったことあるんですよ。2、3回かな、立てないですよね。グッ〜と、あれがなかなか大変ですよね」長友選手ら日本代表は、ユニバーシアード大会の国別団体で、銅メダル以上をねらいます。