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さらばシベリア鉄道 

約30年前の曲らしいです。
私がよくこのレコードをかけていたのは…
(わー皆様、驚かれました?レコード。…だったんですよ。私の若い頃はね)

よくかけていたのは19年前です。
「お幻さま」が雪オトコ(?)の話だったので、厳寒の思いを味わうために何度も何度も
かけたものでした。
でも「お幻さま」は今でも冷静には読めない作品なんです。
銀の鬼でエネルギーを使い果たしていたあとの仕事でした。

幻想怪奇作品が多い私ですが(そんなに多くないか?)
この「お幻さま」を描いてる頃は、何だか現実のほうが無性に怖くてたまりませんでした。
その前の銀の鬼の時は、自分でも作品のほうが怖いと思ったものです。
特にキュン太ゴロシのシーンは。あれはつらかったんですよ〜。何週間かは死んだままなのが嫌で嫌で、早く時間がたってほしかったんです。
読者の方からも抗議のお手紙をいただいてしまって(それは1通ですが)辛かった。

でも「お幻さま」のときは現実が怖かった…。
言葉にならない恐怖を現実の中でひしひしと感じました。
その一年半後に漫画界を去らねばならない自分の運命が、すでに見えていたのかもしれませんね…。

わ〜なんだかこんな風に書くと、本当に怖いですね。

今言えることは、あの頃の私は弱かった。
そして心が石でした。


もちろん今は違いますよ。

[ 2008/09/11 19:32 ] 未分類 | TB(0) | CM(7)
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[ 2008/09/11 20:14 ] [ 編集 ]
コメントありがとう!いつも励まされています。
お手紙のほうは、ごめんなさい、まだです。
今回はもしかしたら長くかかるかもしれません。私が今は
ブッキングさんの仕事をしていないし…。
本当に申し訳ありませんが、なるべくこのブログにくださること望んでいます。
お幻さまを気に入ってくださっていて、うれしい〜です。
[ 2008/09/11 20:46 ] [ 編集 ]
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[ 2008/09/11 21:02 ] [ 編集 ]
キュン太ごろし…可哀相でしたが、復活といいますか、甦ってくれたので希望を与えてくれました。
実は私の家で飼ってる猫も漢字は違うけどキュン汰です。病気などしないように、キュン太君のように希望を授けて。
勝手に名前取ってしまってすみません…。
[ 2008/09/11 21:44 ] [ 編集 ]
うれしいです。もっとたくさんつけてほしいです。
キュンキュン、キュン子、キュンペイ、キュンタロー…
[ 2008/09/11 23:42 ] [ 編集 ]
お幻さまは私的に好きです。銀の鬼は最初は微妙に怖くて先生になぜ十年を書いたのかききたかったです(今もかな)
[ 2008/09/12 00:50 ] [ 編集 ]
十年をなぜかいたのか…とか、簡単には答えられないくらい
十年は自然に生まれたんですよ。
でも今でも、よくわからないキャラクターでもあります。
どこがどうと、はっきりしてる魅力の持主とも思えないし。
何が言いたいのか、自分でもよくわかりません。えへへ
コメントありがとう。
[ 2008/09/12 01:56 ] [ 編集 ]
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