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「メーク担当者の落ち度で挙式台無し」 花嫁が賠償請求

2008年9月11日

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 大手結婚式運営会社(京都市)の手配で06年6月に米国ハワイで挙式した横浜市の女性(33)が、「メーク担当者の落ち度で両目角膜をやけどし、一生に一度の挙式が台無しになった」などとして、同社に慰謝料など約660万円を求める訴えを京都地裁に8月に起こした。運営会社側は「これまで問題も起きておらず、やけどはほかに原因があるとしか考えられない」などとして全面的に争っている。

 訴状によると、女性は式の2日前に挙式用の化粧を確認するリハーサルをした際、担当者に渡された化粧用コットンで顔をふいた。すると、化粧水がしたたって両目に入り、翌日、医師に化学薬品による角膜のやけどと診断された、という。女性は「挙式中もほとんど目を開けることができなかった。人生最大の記念日に最高の笑顔で臨めず、精神的苦痛は計り知れない」と主張している。

 一方、運営会社は「化粧水の成分は加工を施した水で、無害。担当者も通常通りの手順を踏んだ」と反論している。(佐藤達弥)

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