広島県医療審議会は10日、広島市民病院(中区)と安佐市民病院(安佐北区)、中国労災病院(呉市)の3病院を「地域医療支援病院」に認可するよう藤田雄山知事に答申した。認可されれば県内では計12カ所となる。
地域医療支援病院となるには、(1)病床数が原則200床以上(2)高額な医療機器を地域のかかりつけ医と共同利用している(3)公開研修会を開いている―などの条件が必要。認可されれば、診療報酬が入院患者1人当たり1万円、かかりつけ医への患者の「逆紹介」で2500円加算される。