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「医療の充実」が課題/藤沢市民満足度調査まとまる
- 政治・行政
- 2008/09/11
藤沢市の満足度調査が十一日までにまとまった。昨年に引き続き「図書館サービスの充実」が満足度一位を獲得。上位常連の施策がことしも満足度ランクで上位を占めた。一方、市民が重要視する重要度ランクで一位になった「いつでも安心して受けられる医療の充実」は満足度ランクで七十二項目中六十四位で、「改善要望が高い」とされた。
調査は五月から六月にかけて成人男女三千人を対象に実施。千四百五十一人から有効回答を得た。「ふじさわ総合計画二〇二〇」の施策七十二項目について、満足度、重要度などを尋ねて点数化した。
満足度の二位以下は、「下水道による水環境の整備」「斜面緑地や樹木など緑の保全」「湘南海岸や川など自然景観の保全」など。
最下位の「公共施設や道路等街のバリアフリー化」をはじめ、「藤沢・辻堂・湘南台駅周辺の交通の便利さや活気」と「高速道路や新幹線、空港への行きやすさ」はそれぞれ六十九、六十七位と、インフラの未整備が下位に目立った。「低所得者層への生活支援」(六十八位)や「勤労者の生活支援」(七十一位)といった生活にかかわる施策も満足度が低かった。
重要度の二位以下には、「ごみの減量化やリサイクルの推進」「安心できる防災体制の強化」「市民を守る消防・救急体制の強化」などが挙がった。
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