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鉄鉱石・石炭船の運航管理。
鉄鋼原料を運ぶ不定期船の運航管理が私の仕事です。主に鉄鉱石・石炭を、オセアニアや南米から日本やヨーロッパに運ぶ船を担当しています。担当している船は、昨年は8杯(隻)だったのが、現在11杯にまで増えました。運航管理は、船が荷物を積んで、目的地まで運ぶ過程をマネジメントする仕事です。スケジュールはもちろん、積み荷のプランの安全性や、どこで燃料(バンカー)を給油するか、などなどさまざまな視点から船の航海を見守ります。無駄のないスケジュールを立てて、効率よく船を活用させることが私たちの仕事です。
担当する船は我が子のようなもの。
この仕事で気に入っている点は、担当する船が決まっているという点です。訪船したり新造船を見学したりした後で、実際にその船の運航を担当すると、船に対する愛着が生まれ、いつも以上に気合いが入ります。仕事机に並ぶダブルディスプレイで運航状態を常に管理しながら、子どもを見守っているような気持ちになります。
また、クライアントには、毎日の航行スピードや天候など、船と貨物の状態や次の港にいつ着くのかなどを報告します。航海の際のルールはクライアントごとにあります。私のチームは比較的多数のクライアントを担当しているので、いろいろなルールに対応しなければならない点が苦労しますね。確認や指示をする項目が多いので、イージーミスを減らすように努めています。
後輩が入って芽生えた自覚。
昨年は新入社員だったのでトレーナーさん(先輩)についてもらっていたのですが、今年は後輩が入ってきたので私がトレーナーを努めています。自分がトレーナーなんて絶対に無理!と思っていましたが、実際にやってみると、今まで「何となく」でやってきたことも、きちんと説明しなければならず、自分の考えが明確になります。トレーナーを担当している後輩の他にも、新入社員がたくさん入ってきたので、先輩としての自覚が芽生えました。昨年まではミスをなくすことが課題でしたが、今はミスをしないのが当然で、その上で効率的な運航ができるよう心がけています。
 
   
 
  7:20 起床。
  8:15 家を出る。
  出社。メールチェック。船の動静をチェックして、把握した情報をシステムに入力する。月曜日の朝は休日分の情報が溜まっているので、この作業だけで午前中を費やす。
   
   
  昼食。いつもはチームの女の子たちと。グループ内で昼食を食べながらの勉強会を行うこともある。
  ルーティンの仕事を全部やっていく。
   
   
   
   
  ヨーロッパとの遣り取りはこの時間から。
  退社。後輩を連れて「勉強会」に。
 
   
 
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