岡山放送局

2008年9月10日 17時4分更新

息子を殺害した父親を送検

浅口市で7日、自宅で刃物を持って暴れ出した息子を殺害したとして、殺人の疑いで逮捕された男は、警察の調べに対して「押さえようとしただけで刺すつもりはなかった」と述べて、容疑を否認していることがわかりました。
殺人の疑いで9日送検されたのは、浅口市金光町大谷に住むそば店経営の藤井達雄容疑者(55)です。

この事件は7日夕方、藤井容疑者が息子の部屋に無断で入ったところ、息子が腹を立てて刃物を持って暴れ出したため、首などを刺して殺害したとして殺人の疑いで逮捕されたものです。

警察によりますと、藤井容疑者は当初、息子を殺害したことを認めていましたが、これまでの調べで、「押さえようとしただけで刺すつもりはなかった」と述べて、殺人の容疑を否認しているということです。

死亡した息子は、以前から複数回にわたって暴れるなどの行動を繰り返していたということで、警察は、藤井容疑者に殺意があったかどうかなど詳しく調べを進めていく方針です。