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産婦人科医の友人・郁子(仮名)から、久しぶりに電話がきた。
郁子は、数年前に心折れて現場を立ち去ってしまった、元・熱い産婦人科医だ。
子育てをしながらたまに当直バイトをして、幸せに暮らしている。
「ななちゃんとこ、当直がいなくて困ってるんだって?」
「そーなの。え、郁子、来てくれるの♪」
「じゃなくて、P先生が、よかったら行こうかって、言ってるの」
「・・・・・」
P先生もずっと前に立ち去った先生で、バイトで暮らしている。
他の病院に勤務していた時にも、当直に来てくれていたが、
実は、患者さんに非礼を働いて大泣きさせる、とんでもないトラブルを起こして
当直を辞めてもらった経緯がある。
正直、ためらう。
「ん~とね、人事が仕切ってるから、そっちに電話してもらった方が早いんだけれど」
「それがね、連絡したら、担当者がなんか頼りない感じだったんだって。
今からP先生の携帯番号言うから、電話してよ」
「う~ん、実は当直探し業務はもう事務に任せて
私はタッチしないようにしようと思っているので・・・」
「でもさ、そんなんじゃダメだよ。事務の仕事だ、とか言ってたら。
私がななちゃんの病院にいた時は、やってたんだよ」
もう5年以上前の話だ。
我々だって去年まで、いえ先月までやっていた。
産婦人科医療の置かれた状況は、去年とですら全然違う。
「うん、まあ、他にもいろいろ事情があってね」
「困っているらしいから、と思ったのに。
P先生だって、すごく行きたいってわけじゃなくて、
ななちゃんを助けてあげようと思って言ってくれたんだよ。
そんなんじゃ、みんな助けてあげらんないよ」
郁子の言う通りだ。
でも、傷つく。
かと言って、P先生と親しい郁子に、前任地での事件を話すわけには行かない。
「はは。うちの病院も、内情は大変でね」
「そうなんだ。ま、愚痴ならいくらでも聞くからさ」
「ありがと」
そして、言われた。
「妊娠は?」
「え」
「妊娠。希望はないの?」
友人というのは、いつまでも友人ではないのだ。
十余年間、産科医療の最前線で突っ走って来た私と
妊娠・出産を経て、ほぼ主婦として暮らしている彼女とでは
目に映っているものが、違わないわけがない。
残念だけれど、郁子とは距離を置こう。
縁があるのなら、いつかまた、交差するのだから。
そう割り切ってみたものの、心は晴れない。
うん、うん、と黙って聞いてくれるやさしい夫と
「那由多の刻」という、おいしい水のようにおいしい焼酎を飲るが、
その日は全く酔えなかった。
コメント
コメント一覧
色々ありますよね…。
当事者でなければ分からないことも沢山。
でも
『うん、うん、と黙って聞いてくれるやさしい夫』。
いつ どんな時も自分の味方をしてくれる家族がいるって
本当にいいものですよね♪
残念ですが、郁子先生は、ご自身となな先生がすでに異なった立ち位置にいることに気づいていないのでしょうね。
酔えなくてもいいですよ、おいしいお酒、特に焼酎を適量飲んでゆっくりお休みくださいな。
以前、宮崎に住んでいた頃を思い出して懐かしくなりました。
そうですかぁ、那由多の刻って美味しかったんですね、飲んでおけばよかった・・・
テレビには僕と同世代でなな先生のほんのちょっと下くらいの先生が、心が折れかかっている例として訴えかけてくれていますね。
年どころか、週単位で全てが変わりつつありますね。ただし全てが悪い方向に行っているわけではありません(崩壊先進県のひとつにいるからかもしれませんが)。どんな世界でも、戦場でも無人島でも、最後の最後に生き残るのは絶望も腐りもせずに腕を磨き続けたプロたちですよ(ま、無責任な政治家たちの方かもしれませんが)。
無理せず、継続していきましょう。
忙しいのに書いていただいて感激してしまいました。
やはりコメント、お医者さんが多いですよね。
でもたまには、コメントしてもいいですか?
もちろん患者の立場からになりますけどね。
それぞれ事情ありますものね。
産科医の医療現場で働いている人は、いろいろ事情ある人もいるというのわかっているから「妊娠は?」とか決して聞かないものかと思っていました。
そして状況が変われば、食い違いでてきますものね。
優しいナナ先生の心が晴れること祈っています。
そういえば二年前、副院長だった私に、初期研修を終わった医師の採用の話があったのですが、履歴書を見て、私は採用に反対していましたが、経営側が採用してしまいました。私の予想通り、問題が大きく、二週間で辞めてもらいました。採用はやめろ、と言っていたのですが・・・
平成17年からの医療観察法関係で体を壊してしまっため、一年前、副院長は辞めました。無役職になる予定だったのですが、長くやってきた医局長だけはと慰留されましたから、名目だけの医局長です。ただ、医師も他の職員も、院長より、医局長の意見を聞きたがるんですよね・・・(苦笑)
今回は医療観察法の審判で、体調を落としました。裁判所や関係者は助かるみたいですが、こちらは体が持ちません。病棟に行こうとしたら、職員から「先生、休んでください」と止められ、他の医師がカバーしてくれ、恥ずかしい限りです。
当直医もチームの一員ですから、難しいところです。
ななこ先生、このブログを見ている人はみんな、先生のこと、応援しています。私も、先生のブログを見て、つらいことがあってもがんばろうって思います。
先生。
大人ってつらいですね。私は今医学生で、のほほんと暮らしていますが、ほんとにそう思います。
先生。
私にとってこのブログはこれから医師になる上で道しるべのようなものです。こんなすばらしい先生がいらっしゃるなんて、私もがんばらなくちゃと。
先生。
だから。頑張ってください。見知らぬどこかで、先生のことをいつも応援させていただきます。
多大な変化を経験した人とそうでない人では見えるものも成長の度合いも違います。枯れてしまった花、旬を過ぎてしまった花に無理に水をやる必要はなく、距離を置くことでお互い楽になれる関係もあるような気がします。忘れた頃にまた咲く花もありますし。
私も「わかってもらえること」を期待し過ぎないよう自分に言い聞かせるようになって少し楽になりました。自分のネガティブな感情を必要に応じて水に流す、ということも。
素敵なご主人、大事にして下さいね。夫というのは人生で最も大事な親友ですから。
そうそ、当事者でないとわからないこと、ありますよね。
このところ、年上の夫に甘えてばかりです(笑)
家族って、いいですね。
先生の読解力には脱帽です(笑)
那由多の刻、宮崎でなくても売っているのではないかと思います。
あ、でも、宮崎で飲むのが最も粋ですよね、やっぱり。
>どんな世界でも、戦場でも無人島でも、最後の最後に生き残るのは絶望も腐りもせずに腕を磨き続けたプロたちですよ。
なんか、感動しました。
絶望も腐りもしないことなら、自信はありますが(あ、たまにデトックスしますけど(笑))。
先生のところは大変でしょう。
全てが悪い方向に行っているわけではない、というのは私も感じます。
ところで、その手の攻撃から奥様を守るには、産科医のご主人は最強のカードですね。
素晴らしいです!
コメント、大歓迎です!
それが楽しくて、ブログをやっていますので。
確かにお医者さんが多いですが、印象では半分以上が非医療者の方ですよ。
状況と共に、友情も変わっていくのでしょうね。
我が身を顧みた出来事でした。
やさしいひと言を添えて下さって、ありがとうございます。
職場の方々に敬われ、愛されているんですね(笑)
休んで下さい、と声をかけられ、他の先生がカバーしてくれるのも
やっぱり先生にいて欲しいからではないでしょうか。
くれぐれも、お大事になさって下さい。
>当直医もチームの一員
そうなんですよね。
当直帯では、有事の初期対応をするわけですから、
ここで患者さんと行き違いがあると、混線を解くのは大変です。
どこかで誰かが応援してくれているかと思うと、それだけでも心が温まります。
確かに大人は大変ですが、医学生の頃は私ものほほ~んとしてました(笑)
順番ですよ、きっと。
あれ以上遊べない、というくらい遊んだし、
ものすごい数の本を読んだし、
いつも友達と集まっては、食べて飲んでしゃべっていました。
良い学生生活を過ごして下さいね。
友人も、恋人も、先輩後輩も、全て水遣りが必要なのかも知れません。
だからこそ「最も大事な親友」、大切にしないとなりませんね。
甘えてばかりではいけないのはわかっているのですが、
どうも未熟者で・・・(苦笑)
久しぶりに会った同期の友人との会話はあの頃に戻らせてもらう楽しみを味わえますね。
しかしながら人はそれぞれで自分が必要としている情報だけを集めて生活していますよね。
視野が狭くなってしまいがちですが。
前回、戦力アップ認定をさせていただきました(笑)が、更なる戦力アップを希望します。
ご家族を増やしてパワーアップをしてまた戻ってきて欲しいのです。
なな先生の”今”は今しかないのです。
確かに待っていて下さる人がたくさんいらっしゃいますよね。
でも、たくさんの患者さん達やスタッフの方々はなな先生の”今”を犠牲にすることまでは望んでいません。
なな先生の幸せを望んでいるはずです。
産婦人科医の友人・郁子さんに近いものです。
なな先生の言葉にはっとされられました。
自分の世界で会話していないかどうかと。
相手の立場も考えながら会話できているかどうかも。
刻々と現場が変わっていくのについていけず、遠くから眺めている私なので、第一線の現場の先生方の声を聞くと「凄いなあ」と単純に感心させられます。
ただ、変わらないこともあるし、微々たる力でも役に立てば
と思って仕事しています。
良かれと思って話す内容は欲しい答えを求めて言っていることが多いので、反応が期待はずれになると、残念ながら、どうしてだか責めたくなったり、恩着せがましくなったり、そういうことになる人が多い気がします。
距離を置こうと思って距離が保てるのならば、それは家族でも友人でも仕事仲間でも患者様方とでも、大事な距離になる。距離を置くことがこの関係には大事と気づいた方が態度で示すしかないのだと思います。それは、とても、とても、大切な愛情だと私は思います。とはいえ、その距離感が難しいんですが・・・
産科医療はただでさえ窮地に立っているのに、トラブルの種を発芽させないようにという労力まではご勘弁ですよね、本当に。
自分色を消してその職場に馴染むことと、自分色を出して戦力になること、両方とも、聴く耳・観るアンテナなど、センスが要るといいますか・・・
醍醐味を同じ味覚で味わえる仲間であれば大歓迎なんでしょうけど・・・
先生、ご無理なさいませんように。
おいしい焼酎に舌鼓を打ち、優しいだんな様に癒されている、これだけでも、唯一無二の、ありがたさですね。宮崎と言えば、私の中では「百年の孤独」です(笑)
先生の癒し系の文章を、いつも楽しみに拝見させて頂いております。
女性は適齢期になったら「結婚は?」
結婚したらしたで「子供は?」
一人産んだら「2人目は?」・・・・次は「孫は?」かな(笑)
郁子さんが産婦人科医だけに、その質問の配慮の無さは
余計に相手を傷付けますね。
深読みかもしれないけど、実は現役バリバリでちゃんと仕事
も結婚もこなされている、なな先生への嫉妬もあるかも?
傷付いた分、更に患者さんの痛みの解る産婦人科医になれるように思います。
家庭を犠牲にしてまで仕事に没頭・・・は勧めませんが、天職
と思える仕事に就かれている先生には、これからも頑張って
欲しいと陰ながら応援しておりますので!
女の一生、色々雑音も多いですが頑張って下さいね(笑)
なな先生、こんにちは。KOKOです。
なな先生と気持ちや立場が近いと以前にコメントさせて
いただきましたが今回もそう思います。
日々変化していく産婦人科医療体制や環境は
その現場で実際に感じ、苦しんでいる人間しか残念ながら
わからないかもしれません。
(同じ現場でも年齢や立場によっても違うと思いますが)
私も産婦人科の最前線で走りすぎるほど走ってきました。
今も走っていますが少し疲れてきているのが現状かもしれません。患者さんや学生さん、若い先生のおかげでなんとか
気持ちを前に向かせてもらっています。
子供のこと辛いですね。
私は主人と二人暮らしです。
よく、”二人とも産婦人科医のくせに
どうして子供いないの~?”なんで聞かれます(苦笑)
もう年が年だからそんな質問も少なくなってきましたが。
笑ってしまったのが、なな先生の友人の名(仮名)が
「郁子」であること。私の名は「郁子」です(爆)!!
焼酎がお好きなところも似ています(笑)
ただ、なな先生と違うところ・・・・・・
私の場合はどんな時でも焼酎はいつでも美味!
なところです。お酒は喜怒哀楽の友です。
繊細でなく、かつ酒豪・・・が私です。
なな先生、いつか美味しいお酒をご一緒しましょうね。
決別、というのでしょうか。
共感し合いながら一緒に成長した友達でも、
縁が分かれる時って、あるのですよね。
「真の友人は一人か二人」、私もそう思います。
個人的には、この友達のためなら力を尽くせる、という人と
本当に困った時に相談できる相手、という人は、
一致するように思います。
お嬢さんのいる、ある男性先輩医師の言葉です。
「娘はね、それはかわいいものだよ。本当だったら、ストローでちゅるちゅるっと吸ってお腹の中に入れて連れて歩いて、会いたくなったらちゅ~っと出して、手のひらに載せてかわいがりたい、って感じかな」
だそうで(笑)
私自身も、大変なママっ子です(一卵性母娘というらしいです)。
久しぶりに帰省する時は、お互いとても楽しみで、
母が買って待っていたものと、私が買って帰省したものが
全く同じで、同時に吹き出したりする母娘です(笑)。
そんな愛情の対象がいたら、人生変わるだろうな・・・
>自分の世界で会話していないかどうかと。
相手の立場も考えながら会話できているかどうかも。
きっと、お互い様なのではないでしょうか。
私自身も、しなやかに転身していった郁子の気持ちなど
理解できていないのだと思うのです。
自分の世界で会話していないかと、常に一歩置けているだろうかと、
我が身を顧みる機会になりました。
こちらこそ、貴重な気づきを頂戴しました。
何となく感じてはいたけれど、はっきりと意識できずにいたことを
今回は2つ、言語化してくれましたよ(笑)。
ひとつ目はこれです。
>距離を置こうと思って距離が保てるのならば、それは家族でも友人でも仕事仲間でも患者様方とでも、大事な距離になる。
友人と距離を置こうとしている自分に、なんとなくやるせなさを感じていました。
でも、これは郁子と私にとって、大切な距離なのかも知れないのですね。
2人ともおばあちゃんになったら、郁子とお茶すすりたいですから(笑)。
その時まで、音楽の中の休符のような時間を持つのは、決してマイナスではないと信じています。
もうひとつは、これ。
>自分色を消してその職場に馴染むことと、自分色を出して戦力になること
この両方を実現せんと、日々奮闘しています!
>百年の孤独
中々手に入りません~~
温かいメッセージを、ありがとうございます。
何故か「結婚は?」攻撃に合わないまま、晩婚しました。
この手の質問を初めて受けて、ちょっと戸惑ったこともあると思います。
>女の一生、色々雑音も多いですが
うふふっ、私も早く達観して、この域に達したいです(笑)
これからもよろしくお願いします。
蕎麦湯割り、梅干し入りが、最高です!
おそらくここ数年、たぶん1-2年前に関東で開業、最近受付のおばちゃんを解雇した、シングルマザー、医師会に入ってない、自宅からクリニックまで軽自動車で通勤、これしかわかりません。
ご無礼をあえてお願いします。先生のネットワークでそういう医師を知っている人がいないか確認していただけないでしょうか。もし心当たりがあれば、無事かどうかの確認電話かだけでもしていただけるとありがたいのですが。よろしくお願いいたします。時間がないので用件のみで失礼致します。
友達って、いつまでも友達ではいられない事もありますよね。でも、また、時がかわって、いつか交わるときもあるんではないかと、、、。
友が友だからこそ気にかけてやっているのよって感じで
ズカズカとデリケートな部分に押し入ってくることってありますよね。
ワタクシも子どもを死産したあとに『子どもなんて産まなくてもいい』と
親友から言われたことがありました。
目の前で、1歳を迎えた彼女の娘にアイス食べさせながらです(苦笑)
心をラクにするための助言だったのかもしれませんが
残酷すぎて、当然ですが距離を置きました。
いま現在、娘を育てながら思うのは、こんなにも楽しい育児生活なのに
子どもなど産まなくてもいいと思うほど、彼女は苦痛だったのでしょう
それは、とてもつらかったことだろうと思います。
想像ですが・・・郁子さんは、最前線で活躍するなな先生のまぶしい姿に
なにかしら複雑な思いがあるのかもしれませんね
それを打ち消し、自分の暮らしを肯定するためのワードが『妊娠』で
それを言い放つことでしか、安心できなかったのかも知れませんね。
これからも、悪気のない残酷な言葉を投げつけられるかもしれませんが
どうか旦那様とグラスを傾けて、心を抱きしめてもらってくださいね
同世代の前線にいる産婦人科医とは、最近共感することしきりです。
もう、「ピーッ」と音が出そうなくらい(笑)
その中でみんなに共通するのが、産婦人科医療が大好きだということと、
今は何とか頑張っているけれど、いつ折れるかわからない状態、ということだと思います。
好きな仕事なのに、もう頑張れないなんて、切ないですよね。
ところで、「郁子」も「なな」も、本名は全然違う名前です(笑)
それから今回のは、「こういう時はおいしいものを」という発想です。
決してヤケ酒ではありませんので、ご安心を(^^;)
ちなみに酔うとルンルンになるタイプです。
産婦人科医のご主人もご一緒に、是非美味しいお酒でも!
私の知る範囲では、お名前もお聞きするのも初めてでした。
そうですね。
郁子も私も、熱いところは一生変わらないと思うので(笑)
お話に、凍りました。
あんまりです・・・
私自身は、患者さんたちが「こんなこと言われちゃいました」と泣く姿を何度となく見て、
「悪意のない残酷な言葉」の例は、いくつも知っていました。
女は子供を産んでこそ一人前、とか
子供がいないと楽でいいわね、とか。
「妊娠は?」は、それよりもずっとソフトなひと言ですが、
それでも、泣く患者さんたちの気持ちが理解できたように思います。
「心を抱きしめる」
いい言葉ですね。
なんか、泣いてしまいました。
ありがとうございました。
「妊娠。希望はないの?」って・・・。
他の方も仰ってますが、郁子先生は、前線でばりばり活躍しながら優しい旦那様と充実したプライベートを送っておられるなな先生に、同じ女性として脅威をお感じになったのかも知れないと思いました。
出産や育児に関することで、デリカシーのない言葉をぶつけられる機会って本当に多いものですね。
うちの子は生まれつきの先天異常があるのですが、先日とある人から「次こそは健康な子を産みなさいね」と言われました。
カッカしていたら、主人から「人の口に戸は立てられないだろ。いちいち過剰反応することもないよ」と言われて、クールダウンしたところです。
>うん、うん、と黙って聞いてくれるやさしい夫と
なな先生のご主人、本当に素敵な方ですね。
私の場合も、主人が緩衝材になってくれています。
でも最近は授乳中なので、一緒にお酒を飲む機会がなくて残念です・・
那由多の刻、私も大好きです。
最終的に長く現場にとどまっている者こそが一番役に立つのです。「私は頑張ってるんだから」と言っていた多くの仲間が辞めてしまいました。
分娩数の制限はしているのですか?
同期といえどいろんな道があり、いろんな人がいますよね。仕事の出来不出来も一緒に仕事をしていると目に付きますし、全員と仲良くすることは難しいです。
頑張っているものからすると、第一線を退いたものの手助けというのは、時にずれが生じるものです。
郁子さんとはまた立場が変わったり、時が流れたりすれば、友情も再度結べるでしょう。今はわずらわしいものからは遠ざかり、心の平穏を優先させるべきだし、そうして欲しいし、私もそうしています^^
自分の信じた道を進みましょう。先生の目に狂いなしです。
先生のことを応援しています。
力になってくれるご主人のこともかげながら応援しています(うちの夫とかぶります(笑い)
時々はきて、拝見しております。
友達って、親友と思っていても、違う道を行けばまた考え方が変わります。
だから親友ってその時との時で変わると思うんですよね。
そして、また10年経てば気が合うかもしれない。
人と人ってずっと一緒の距離じゃなくて、その時その時で変わっていく。そんなものかなぁと思っています。
もちろん、「もう連絡はとらん!」と思った友人もいますが(笑)
それにしても、良い旦那様。優しく包んでくださる様子がかいま見えるようで、こちらもホクホクしちゃいます。
「真の友人とは、妬みや嫉み抜きに相手の成功を、
まるで自分のことであるかのように心から喜んであげられる、そんな存在である。」
思うに郁子さんは、第一線で活躍し、お仕事に生きがいを見出しながらも、一方ではとても優しく誠実な旦那さまをなな先生が手に入れられたことに少なからず嫉妬を感じているように思われます。こんなにも多くの読者になな先生が愛されていることだけをとってみても、人間ならば仕方がない事なのかもしれません。
単なる邪推ですね。ごめんなさい。
話は変わりますが、最近、肺の調子がおかしいんです。定期試験ということもあり久しぶりに意気込んで図書館に籠って勉強していたら、ある日肺がスースーと...。慣れないことはするもんじゃありませんね。
自然気胸の受診は、産婦人科でよろしかったですよね?
以前、先生の「いつまで続けられるか」のお話にコメントをさせて頂きました子宮内膜症のsmart_coachです。
郁子先生とのお話をお聞きして先生のやるせない気持ち、
とても伝わってきました。
昔、友人の精神科医にこう言われたことがあります。
「人は結局、自分の知ってる世界の判断基準でしか、物事を理解できないんだよね」
私が、夫との価値観の違いに腹を立て、愚痴ったところ、
上記の言葉が返ってきました。
幸い、夫とは話し合うことで問題を解決できる関係にありましたが、
今でもこの友人の言葉は常に肝に銘じています。
なな先生はなな先生のままでいてください。
なんだかよくわからない文章になってしまいましたが、
なな先生のこと、応援しています!
解決したとのこと、何よりです。
ご連絡ありがとうございました。
みどりさんのお話、ここでこうやってお聞きすると、デリカシーに欠けるのは明らかなのに。
人は、その時にはなかなか気づかないものなのでしょうか。
自分も気をつけないと、です。
みどりさんのご主人、冷静でやさしい方ですね。
言われて辛い気持ちは同じはずなのに。
人としての器の大きさを感じます。
>那由多の刻
思ったより、ファンがいるんですね(笑)
人の役に立つことが一番、と思えるといいのですが、
まだまだ修行が足りず、その域に達することができません(苦笑)。
一番働いていた頃の半分くらいのパワーで働いていますので、
今は楽をさせてもらっています。
お心遣い、ありがとうございました。
何だか、自分の中のもう一人の自分(しかも励まし系の)
からの声を聞いたかのようです(笑)。
だんなさんも、かぶりますか。
ちなみに昨日、私もopeでした。
うふふ~
そうですね。
友達って、少しずつ変わっていくものなのでしょうね。
自分自身だって、1年前と同じではないですもの。
そう思うと少し、心の整理がつきます。
夫、いけてるでしょ?
甘えてばかりで、と思っていたら
「甘えてくれて、ありがとう」ですもん。
・・・・・。
失礼しました~~~
試験勉強ですか。
なつかしくも苦しい思い出ですが、
今となっては、いい思い出に変わりました。
ところで、女性なら気胸でも婦人科疾患のこともありますが
産婦人科医、男性は診れませんよ??
お友達の言葉、いいですね。
何だかとっても共感します。
私自身もまた、私の世界でしか、判断できないのです。
せめてその点は、肝に銘じて置かないとなりませんね。
でもこうして、smart_coachさんとお友達と、私の世界が
交差することもあるんですよね。
ちょっと、素敵と思いませんか。
応援、ありがとうございます。
「那由多の刻」僕も昔飲んでました。ファン多いみたいです(笑)
>甘えてばかりで、と思っていたら
>「甘えてくれて、ありがとう」ですもん。
>・・・・・。
>失礼しました~~~
いいですねぇ、仲良くて。
僕がしばらく前まで良く話しをしていた人は、こちらからの相談ばっかりだったので、最近はなんとな〜く、冷たくあしらわれてます(涙)
>縁があるのなら、いつかまた、交差するのだから。
縁があるといいなぁ。
先生のように、休みも満足になく頑張っているのに、
同じ産科医でありながら、下記のような弱音を吐いている
男性医師にがっかりさせられます。
こういう方の分まで先生にしわ寄せが来ているんでしょうね。なんか不公平で先生が気の毒です。
藤枝市立総合病院:産科診療中止へ 「1人で診療不安」医師が退職願 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080726ddlk22040136000c.html
医師1人体制で、今月から産婦人科の分娩(ぶんべん)受け付けを再開した藤枝市立総合病院の毛利博院長は
25日、再び分娩の受け付けを中止したことを明らかにした。着任した男性産科医(56)が1人での診療に難色を示し、
退職願を提出したためで、産科の診療も中止になる見通し。
医師引き揚げで一時受け付けを中止した同病院は、医師1人が確保できたことから、今月からリスクの低い分娩に限り再開。
だが、毛利院長によると、医師は国からの派遣も含めた2人体制を想定して着任したため、「1人では不安。
(手術が)120%安全でなければできない」として、18日に退職願を提出した。
今月の分娩予約はなく、8月以降の22件は他院を紹介する方針。毛利院長は「開業医や他診療科も支援すると説得したが、
それでも不安ということだった」と苦渋の表情を見せた。【稲生陽】
今回のブログは、まるで小説のよう。
うっとり、読ませていただきました。
私の経験上、一度傷つけられた友人と、再会しても結局いやな思いをしますね。なな先生のブログを読んで、もうその友人とは仲良くする必要がないと痛感しました(笑)
そして、私がひどいことを言って傷つけてしまった友人とは、仲直りしたいと双方が思っているにもかかわらず、何年も連絡が取れません。きっとこのままがよいのでしょう。
最近、結婚して、「赤ちゃんは?」と言われ、うつ病になって距離を置いてほしいと言われた親友と、4年ぶりに再会することができました。ちょうど、彼女が病気になったとき、私が妊娠したので。
離れていたあいだ、親友がずっと私を気にかけてくれたことがわかり、たくさん泣いてしまいました。
彼女は、薬をあと1年は飲む必要があり、それまでは子どもを生めないことを気にしています。
ご主人が、赤ちゃんをほしがっているので。
そんな時、私が話を聞いてあげられたらとメールのやりとりをしています。
私自身、精神的に落ち込んで、うつ病かと思ったときに、彼女のアドバイスでなんとか切り抜けることができました。
つかず離れず、付き合っていきたいと思っています。
友人・・・。交差する時がくれば・・・。少し肩の荷が軽くなりました。
昨年夏に私の第3子と第4子(双子)妊娠報告時同じにして大切な高校時代の友人が妊娠をし・・・。私の双子妊娠報告を喜んで聞いてくれた、双子の高校時代の友人が「私もやっぱり、第3子が(願うならば双子が)欲しい」と妊娠・・・。
残念ながら私は妊娠中期で残念な結果に双子の息子達を出産しました・・・。予定日は春でした。残念な結果になった時、私には彼女達に「抱かせてね・・・。」という言葉とお守りを送ることだけで精一杯でした・・。そしてほぼ予定日が同じ友人達から出産の報告は出産後1ヵ月後。その後、特に連絡はありません。
彼女達の気持ちも分かります。しかし、なかなか私から連絡することもできません。
もし、彼女たちから双子の息子達へとお線香をあげてくれたら・・・・。
難しい問題ですね「命」って・・・。
長くなってしまいましたが
昨年の夏、なな先生のような産婦人科医の方に出会っていたら・・・。そんな事を思います。いつかお時間がある時に私の心のウチを聞いていただければと思います。
私の年齢は30半ば過ぎ、学生時代の夢は「助産師」でした。まだ挑戦できる年齢なのかしら?それとも今生きている2人の息子達の為に「ママ業」をしっかりやるべきなのでしょうか?双子の息子達は何を私たちに伝えたかったのでしょう?1年たった今でも、まだまだまだまだわかりません。
なな先生の病院規模でも、一人で支えるのは無理でしょう。
悪いのは医師派遣の約束を反故にした国です。
「流産に関する正しい知識を」でお世話になりましたゆっぴーです。コメントはしていませんが、先生の優しい文章、いつも拝見させていただいています!
今回のなな先生の記事と、いろいろな方々のコメントを見て、過去に自分が言った何気ない一言が深く誰かを傷つけていたことがあるのでは、ととても怖くなりました。
もし傷ついた友人がいるのなら、あの時は傷ついたんだよと言って欲しいです。もし傷つけていたら、心から謝りたい、お互いのわだかまりをなくして、前よりもっと近づきたい、と思います。でもそれ(言いたいことを言い合い、理解し合うこと)ができるのは、家族や、本当に限られた相手だけなのだろうな・・・と思います。逆に、お互いに大切な友人なら、どんなに距離をおいても、時間が経っても、いつかまたきっとめぐり会えるのではないかな、と思います。
なんだか偉そうなこと書いてしまいました・・すみません。
コメントを拝見していると、宮崎のお酒がたくさんでてきましたが、なな先生、宮崎に住んでいたことがあるのですか??私は宮崎出身の宮崎育ちです!もしなな先生と共通点があるのなら嬉しいなと思ってコメントしました!!
旦那様、とっても優しくて素敵ですね!
わんこさんとお友達、郁子と私、
お互い、縁があるといいですね。
私の方は、皆様がおっしゃるように、
良好な関係のために必要なお休みと思って、
じっと待とうと思っています。
メディアによる情報だけでは、本当のことは見えてこないことが多いように思います。
最近、一番そのことを痛感した例です。
http://www.orcaland.gr.jp/kaleido/iryosaiban/H18wa27918.html
お友達が、ずっとみけさんのことをお気にかけて下さったことがわかって、よかったですね。
お友達の気持ちを察することが出来る感性を、みけさんがお持ちだったのでしょう。
私は大丈夫だろうか、郁子の心を察せていないのではないだろうかと、
ふと立ち止まります。
>つかず離れず
こういう関係も、いいですよね。
メッセージのあちこちに共感しながら読みました。
>彼女達の気持ちも分かります。しかし、なかなか私から連絡することもできません。
この気持ちが、なんだかよくわかる気がするのです。
「どうしてる?」のひと言って、何故こんなにむずかしいんでしょうね。
twinsflowerさんが双子の息子さん達にどんなに会いたかったかも、
twinsflawerさんよりは初期でしたが、流産を経験した今、
わかる気がします。
「どうするべきか」と、答えの出ない問いを水面下に沈めたまま日々を過ごしている人は
私自身もそうですが、案外大勢いるのかも知れませんね。
一人医長は、全ての分娩施設でなくなる方向にあるようです。
私自身ももちろん賛成ですし、ひいては患者さんのためになると思います。
あの時は傷ついたんだよ、と言えるのも、友情のあり方かも知れませんね。
郁子は、これを言えば充分に理解してくれる人ですが、
流産した話からするとなると、今度は郁子が悩んでしまいそうです(苦笑)。
「縁があるなら、またどこかで」と思ってみましたが、
そうそう割り切れるものではないですね。
残念ながら、宮崎は出身地ではないのです。
夫と2人で、うちから歩いて行けるお蕎麦屋さんに行って
たまたま飲んだ焼酎がとても美味しくて、そこから懲り初めました。
九州は、美味しい焼酎が多いですね。
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