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福島県立大野病院事件が起きるまでは、私は眠っていました。
インターネットの使用目的は、電子メールと文献検索だけ。
テレビは見ないし、新聞はたまに読む程度、
医学関係も専門分野の勉強ばかりで、医療問題とか、法律や裁判とか、
全く無縁の世界でした。
地方の基幹病院から、産科閉鎖と共に撤退して来ましたが、
「こういうこともあるかな」くらいの認識でした。
当直がひと月15回を超えるようになっても、夜間に呼ばれる回数が増えても、
患者さんと向き合っていさえすれば幸せで、
仕事量が増えたことに、何の疑問も感じていませんでした。
辞めていく産婦人科医の仲間たちを見ても、
「今どきこんなきつい仕事、流行らないのよね~やっぱり」
くらいにしか思っていませんでした。
きっと10年後も同じように産婦人科医をやっていて、
少しずつ成長して、患者さんからもスタッフからも、もっと頼りにされるようになって、
年々幸せに産婦人科医療ができるようになるのだと、信じて疑っていませんでした。
平成18年2月18日、大野病院事件が起きました。
あまりに不合理な逮捕。
連日のように出される、医学系学会からの抗議声明。
100を超えた抗議声明に対抗するかのような、福島県警本部長賞授与。
たぎるような怒りに、私は目を醒ましました。
この異常な事件に接して、私がしたことは、インターネットでの検索でした。
調べてみると、情報の嵐です。
m3掲示板、医療系ブログ、HP、あちこちに峻烈な文章が掲げられています。
「私にも、何かできないだろうか」
そんな時、ふと「m3ブログ」をのぞいたら・・・
個性豊かなブログが、いくつも輝いていました。
東京日和、産科医療のこれから、がんばれあかがま、天国へのビザ、
さあ 立ち上がろう、マイアミの青い空、医者のホンネを綴りたい、やぶ医師のつぶやき・・・
惹きこまれるように読みました。
一気に、世界が広がります。
「私も書いてみよう。そしていつか、大野病院事件に対して峻烈な意見を書くんだ!」
そう思いながら、ひとまず患者さんたちのことを綴り出したら、綴り出したら、
止まらなくなってしまいました。
その間にも、「大野病院事件に対する峻烈な意見」は、
他の先生方がものすごいものをどんどんお書きになって、
言うことなんか、あっという間になくなって、そしてとうとう機会を逸しました(笑)。
一昨日、2歳を迎えた「ななのつぶやき」です。
当初の目的とは全然かけ離れてしまったものの、それなりの役割は存在するのかな、と
無理やり納得しています。
今日まで支えて下さった方々に、心からの感謝を込めて。
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コメント
コメント一覧
きっかけはどうであれ、今までどおり、先生が書きたいことを書かれるのが一番ですよ。
大野病院の件に関してでも、日々の診療に関してのことでも。
これからも楽しく読ませていただきますね。
>当直がひと月15回を超えるようになっても、夜間に呼ばれる回数が増えても、
く、くれぐれもお体を大切になさってくださいね!
なな先生のようなアツイハートをお持ちの方が、安心してお仕事が出来る世の中に戻って欲しいです。
帝王切開で2人の子供を授かった私の、心も救ってくださった先生に感謝しております。そして先生の元に再び戻ってくれることをお祈りし、ご主人と仲良くお過ごしください。
これからも、頑張って、ドンドンブログ年齢を重ねてください!!
いつも楽しみにしています
大野病院事件は、みんなが目が覚めるほど、
すごい事件だったのですね。
(今更ですが...)
もうすぐ8月20日ですね。
良心的な先生がこれ以上いなくなりませんように...。
生まれてきてくれて、「ありがとう」
前回、初めてコメントさせていただいた時に書いた
産婦人科勤務を経て、正看護師の免許を取得する為
今年の春から勤労学生をしている娘が、3日前・・・
緊急入院しました。子宮外妊娠→頸管妊娠でした。
通常なら子宮全摘が第一選択肢になるところ・・・
娘が4週という段階で異常に気付いたため・・・
(着床していたら、もっと大変です!とIC・・)
HCG32000という数値結果の一昨日、時間的余裕がない
との事でメトトレキセートを分割でなく一括筋注投与
し、胎嚢が自然剥離するコト・・87%の確率にかける!
とのことです。ICの中で癒着胎盤、剥離・・大野病院
事件を思い出させる言葉が続きました。
私は、確定診断のためのMRI撮影に娘が行っている間
ずーっと、なな先生のコト・・この「ななのつぶやき」
で書かれていたコトを思っていました。
ともすれば、芽生えようと頑張っている命の芽を・・・
よってたかって光の国へ追い返そうとしているように
感じるかもしれないけれど・・・皆、今在るアナタの
命を守るために最善の方法を、懸命に考えてくれたうえ
でのーひとつひとつの選択・治療なんだよ。そう娘には
言いました。倫理的に・・・ううん母性として・・
葛藤はあって当然だし、心は体以上に痛いと思います。
だけど、今起こるコトには、今起こるだけの意味がある。
とりあえず、1日単位で対応していこうね、
感謝していこうね。そう母娘で話し合いました。
こんな想いに即座になれたのも・・
「ななのつぶやき」に出逢えたからです。
ありがとう、なな先生。
「ななのつぶやき」の誕生に感謝しています・・・
年々厳しくなっていく医療現場の中で奮闘する先生の姿は
私にとって大きな励みになっています。
どうぞお体にだけは気をつけて、お仕事なさってくださいね。
私事になりますが
私も半年ほど前まで病院勤務医のはしくれでした。
あまりの激務に心身の調子を崩し療養中です。
臨床に戻りたい気持ちと躊躇する気持ちの中で
日々揺れ動いていますが、
なな先生のブログを読んでいると
医療の仕事の喜びを思い出させてもらえるようで
とっても励みになります。
これからも、現場からの生の声を私達に届けてくださいね。
応援しています!
2周年おめでとうございます!
これからも陰ながら応援させていただきますね♪
ここの‘つぶやき’に出会って、置き去りにしていた‘自分の気持ち’が救われました。
‘つぶやき’ちゃんが3歳になるまでに、少しでも、産科医療の将来が 明るくなりますように。。。。
先生の医療への熱い想い、人間への優しいまなざしは、いつもしっとりと私の心に染み入ってきます。
忙しい時間を削っての発信。
お身体無理せず続けてくださいね。
本当にどうもありがとうございます。
私の年齢になると、誕生日は忘れたいものですが..(?)
さすが、なな先生は若い!
(だって、新婚だものな..)
あ、あ、イヤミに聞こえましたか...
(顔知ってるからな..。、あ、ますますイヤミ..?)
ま、それはさておき、先生の文章力にはほんとに感動させられました。
何度もうるうるさせられました...
そして、時には、優しい文章の裏に、激しい怒りを感じることもありました
まさに、現場で先生が感じておられることが真実ですものね
医療制度の問題、政治の問題、先生の文章から現実に気付いたという読者も多いでしょう。
ただ激しく不満をぶつけ、政府批判する記事とは全く違いますが
より深く、読者は現実を知ることができたと思います。
なな先生のご尽力に心より敬意を表します。
>当初の目的とは全然かけ離れてしまったものの、それなりの役割は存在するのかな
なな先生のつぶやきで、産婦人科医療の現場での出来事はもちろん、医療全体のことや、もっと深く人としてどうあるべきかという事を感じ取っています。
”それなり”ではなく、とても大切なことをされていると思いますよ。
これからも、もっともっとつぶやいて下さい(無理のない程度でね)。
はい、好きなことを好きなペースで書かせて頂きます。
これからもよろしくお願いします。
当直、結婚してからは割り引いてもらってますのでご安心下さい(笑)。
生き残った産科医は、みんなアツイハートの持ち主ですよ(笑)。
医療者が安心して働ける環境を保ってこそ、患者さんの安心を守って行けるのだと思います。
これからもよろしくお願いします。
これからもよろしくお願いします。
大野事件は、歴史に残る大事件だと思います。
8月20日で終結することを祈っています。
先生のつぶやきはいつもとても現実的で・・・・生きていくっていろんな事があるんだなぁ・・・みんな立ち向かって生活しているんだなぁ・・・なんて深~く感じいってしまっています。(文章力が抜群・笑)
それが私の生きる原動力にもなっている気がします。
大袈裟だけどそうなんです。
そのつぶやきに巻き込まれて(笑)自分の生活にもいろいろ変化がありましたがその都度なな先生に”大丈夫ですよ”と、そっと背中を押されている暖かさをうれしく思っています。
わたしもそんな暖かさを周囲に与えてあげられるような人になりたいな・・・・。
なな先生に感謝です。
早いですね。
いつもなな先生の秀逸な文章力に感心していますww
心に響く文章ですよね(^^)
世の女性の為にも、長くblog続けてください。
なな先生のやさしさに、温かさに触れたくて そう思う読者の方は私を含めいっぱいいらっしゃると思います。
どうかこれからもご無理のないように書き続けてくださることを願います。
なな先生とたくさんの読者が、ここに来て、ほんの少しの幸せを分かち合えますように
私はブログを書かなくなりましたが、ななさんは2年も書き続けてコメントで対応されている姿に敬服します。ブログを書いていた時分かったことは【自分の仕事が好きなんだ】という単純なことです。
自分自身を見つめ直せたいい時間でした。
ブログ2歳のお誕生日。おめでとうございます。
2年も続けられて、たくさんのコメントについてとても丁寧なお返事をされていて、、普通はなかなか出来ない事だと思います。
明るい話題だけではなく辛い内容のこともありますが、先生のブログはなんというか居心地がいいです。
自分のブログはあまり更新しないくせに、先生のブログが更新される事を楽しみにしています。
妊娠中の心配事をきっかけになな先生のブログに出会ったので、
ほんの少し前からでしたが、先生のプログで福島県立大野病院事件を知りました。
出産後の入院中、助産師さんがたにこの事件を教え、ボールペン作戦のことも印刷したものを渡してきました。隣県の県立病院なのに知らなかったようです。
夫にもボールペンを胸ポケットに入れてもらっています。
私も夫も仕事柄で他人事ではありません。
もちろんきっと日本の誰にとっても他人事では済まされない事だと思います。
もっと早く知っておくべきでした。
そうしたら、もっと周りの多くの人に広められたのに。
なな先生、これからもお仕事頑張って下さい。そしてブログも楽しみにしてます。
先生はちゃんと当初の目的にあったブログをお書きになられていらっしゃると思います。
医療関係者以外には理解されにくい産科医療の大変さを一般の人にも判っていただくには、「大野病院事件に対する峻烈な意見」だけでは充分では無いと思います。
人によっては「峻烈な意見」は反撥しか引き起こさないことも有ります。
でもここに集う人たちはなな先生のがんばりを感じ、こういうお産が大好きな患者さんのことを真剣に考えてる医師を守るにはどいうしたらいいかと考えていると思います。
なな先生は匿名のブロガーであることで、「みんなで守っていくべき産科医療」の象徴となっていらっしゃると思います。
これからもがんばってください。(お疲れにならない程度に。笑
こちらのブログで、日本の産科医療、いえ産科だけでなく、医療全体の取り巻く状況を海外にいる私たちにも、わかりやすく発信していただきました。
日本を離れていると、最近の医療情勢が厳しいといわれても、どのように厳しいのか、よくわかりませんが、なな先生のブログを通じて、先生方の日常生活がどのように過ぎていくのか、手に取るようにわかります。
こちらのブログを読みながら、海外での臨床経験が今後、日本でどのように役に立つのか、日々自問自答しながら研修されている先生も多いと思います
先生のブログを心の羅針盤のように頼りにしています。
くれぐれも、ご自身の健康に気をつけて、ブログを続けてください。
ぶっちゃけ、先生が返信を省略しても、私たちは、ブログの愛読者ですので、本当に無理しないでくださいね。
もう2年も続けられているんですね。私も頑張ってブログを毎日書いています。私もブログで、自分の世界が広がりました。
先生のブログは私にとっては、知らなかったことの連続で、とても勉強になっています。ありがとうございます。
産婦人科は、女性だけが受診できる科ですものね(*^_^*)
これからも、楽しみにしています。
私事ですが
広汎子宮全摘術、4クールのTJ療法後
ちょうど2年になります。
くじけそうになるたび
この「つぶやき」に何度励まされたかしれません。
なな先生のつぶやきは、もはや私にとってはただのつぶやきではありません ^^
ですので、激務の中たいへんでしょうが
なな先生が元気で過ごされ、このブログを長く続けてほしいなぁ~と思っています。
私も頑張ります! ^^
私がなな先生のブログに出会ったのおととしの秋あたり、ちょうど大淀事件がマスコミをにぎわした頃で、その頃から頻繁にネットでたくさんの先生方のブログを読むようになりました。
その頃も今も、そう遠くはない将来に自分が働くであろう場所やそこにいる人たちのことを知りたいという気持ちがそうさせていました。
暗い話ばかりの現在の医療現場にあって、多くの先生がたはどうすればいいか真剣に方法を模索しつつも、なかなか一筋縄にはいかない。
そんな中で、なな先生のお話からは一医師として患者さんと仕事をとても大事にされるお気持ちがひしひしと伝わってきて、自分が仕事をするようになったときのひとつのお手本にしたいなといつも思います。
これからも、いろんなお話を聞かせてください。
そして、ご無理をなさらないでくださいね。
そんなことが、あったのですね・・・
ご存知のように頚管妊娠では、育って行くことはできませんし
妊娠を継続すれば、母体の生命に危険が及びます。
改めて言うまでもないことですが。
それでも、それでもそんな葛藤があるのですね。
卵管妊娠の患者さんのご希望に応えて、
切除した妊卵をお見せしたことがありましたが、
患者さんが涙されていたことを、思い出します。
これまで、患者さんのそんな気持ちを支えて来れたのだろうか。
自分の迂闊さを苦く思うと同時に、
またひとつ、目を醒まさせて下さったkyoさんに、感謝します。
kyoさんのブログはもちろんのこと、
ここに下さったコメントにも、メルヘンを感じます(笑)
お休みを決断するにも、勇気が要ったのではないでしょうか。
心身のお加減は、如何ですか。
医療の仕事の良さを共有して下さる方がいることを思うと、
励みになります。
ゆっくりと現場の実況を続けますので、
快癒されたら、また共に医療をやって行きましょうね。
応援、ありがとうございます。
このブログ、さくらんぼさんのお嬢ちゃんたちと、同じくらいの齢でしょうか?(笑)
いつもお祝いのメッセージを下さって、ありがとうございます。
お祝いありがとうございます。
このブログ、3歳になれるのかな。
その頃、産科医療は・・・
先のことは考えずに、目の前の医療に着実に取り組んで行きますね。
お祝いありがとうございます。
結局、医療も好きだし人も好きだし、
ブログを書くのも好きなんだと思います(笑)
忙しいのなんて、飛んでっちゃいますね。
>さすが(中略)若い!
はい、若いです。ブログは!(笑)
学生時代は、運動部に所属していました。
大好きな先輩に、
「いつもよく練習してるね。ちゃんと見てるよ。
この前の試合、良かったよ」
と言われた時の、うれしい気持ち。
今回先生から頂いたコメントを読んで、そんな気持ちになりました。
いつも温かい視線で見守って下さって、ありがとうございます。
いえ、本当は「峻烈な意見」を書きたかったんです~
人は、自分にないものを求めるものなのでしょう(笑)
男性で、患者さんの立場にいらっしゃるわんこさんと、
産婦人科の女医である私とが、
同じところで同じような思いを共有している(と思ってます)ことが
とても、嬉しいのです。
いつもありがとうございます。
はじめましていつも日記読ませていただいています。
昨年出産してちょうどタイムリーに先生の日記見つけて毎回のように読ませていただいています。
2歳なんですね。
胎児成長遅延になって入院治療、退院、入院を繰り返して
出産までの3ヶ月間は、病院にべったりの生活を繰り返していて、すごくそのときにドクターが熱心で、的確な判断がなければ無事うまれなかったことだけは痛感しています。
産科医の役割って産後子育てするときも大きいですよ。
あれだけ一生懸命やってくれたと思えるから多少子育て大変だと思うときあっても、育てられるような気がします。
これからも日記続けていってください。そして産科医も続けてくださいね。
二歳のお誕生日、おめでとうございます。
二歳の頃、何を感じていたのか、思い出そうにも思い出せませんが、幼子の姿に昔を思い出しているかのような錯覚に陥ることがあります。
海辺で生まれ、海辺で育った私ですが、最初の記憶は、船に乗ろうとして海に落ち、溺れている風景でした。父が船から海に飛び込み、介抱してくれたような記憶が・・・母や近所の人にも聞いたのですが、一歳頃だったそうです。それから幼稚園に入る頃までは、よく覚えていませんが、いつも父が背中に負っていてくれたとの話を、父が死去した時に聞いたものでした。
そういえば、父の背中で見たスバルの美しさは、今も覚えています。しかし、何歳の頃だったかはわかりません。
私も二年前までは、なな先生と同じで、こういうものだろうと思っていたものでした。
2歳になりましたよ。
先生には、このつぶやきと一緒に私自身のこの2年間の成長を
見守って頂いたように感じています。
医療事情は残念ながら悪化の一途を辿っていますが、
医師としては、2年前より良くなっていると自己評価しています。
やさしい心、温かい心をたくさん教えて下さったぴょん先生に、
感謝を込めて、ありがとうございます。
先生もまた、ずっと見守って下さった一人です。
コメント欄に名前があると、内容を見る前に嬉しくなる人が何人もいますが、
先生もその一人です。
これからもよろしくお願いします。
Eさんの持つ天性の素直さに、何度心を洗われたかわかりません。
少し記事がたまってから、コメントがついていない最初の記事にコメントを下さった
Eさんのお茶目なセンスにも、ふっと微笑みました(笑)。
皆様に大切に育ててもらった「ななのつぶやき」です。
これからもよろしくお願いします。
多くの医者が、大野事件をきっかけに目を醒ましたのではないでしょうか。
ブログから始まった、ネット医師たちの志が集結して、
今、まさに大きなパワーになって威力を発揮しようとしている時のように感じます。
もしかしたら、歴史的なイベントが起きつつあるのを目の当たりにしているのかも知れません。
ブログを始めたことで得たものは、図り知れないものに膨れ上がりました。
先生、気が向いたらまたブログを再開しませんか(笑)。
丁寧なやさしいメッセージを、ありがとうございます。
嬉しいお誉めの言葉です。
妊娠・出産をご経験された方が、あのボールペンのことをご存知でいらっしゃったなんて、
ちょっと驚くと同時に、感激しています。
さらに身近な方々に広めて下さったなんて、素晴らしい!
本当にありがとうございます。
まなさんに見て頂きたくて、写真を追加掲載しました。
私の白衣です♪
まなさんと同じで、私の夫もボールペン持ってます。
先生にこのようにお褒め頂いて、光栄です。
人間いくつになっても、褒められると嬉しいものなんですね(笑)
「なな」は、産婦人科町医者の一例です。
周囲を見渡しても、私のような産婦人科医は何人もいます。
「なな」を通して多くの産科医の等身大の姿をご理解頂けたら
こんなに嬉しいことはありません。
でも、福島のこと、もっと言いたかったんです~・・・
(ないものねだりですね 笑)
いつも日本人離れした広い視点からコメントを下さるR3 resident先生に
そのようにお褒め頂いて、光栄です。
峻烈な意見を言ったり、制度上の問題を論じたりする能力には
残念ながら恵まれませんでしたが、
見たものをそのまま書くことなら何とかできるだろう、と思っていましたので、
「ブログを通して日常がわかる」と言って頂けるのは、とても嬉しいことです。
いつもお心遣いをありがとうございます。
ブログも趣味ですが、お返事を書くのも趣味なんです(笑)
バリ島さんにも、初期の頃からこのブログを育てて頂きましたね。
育ての親がたくさんいて、「ななのつぶやき」は幸せ者です(笑)
バリ島さんのブログは、本当にウェブ・ログというのにふさわしく
素直に日常を綴ったもので、心にすんなり溶け込むようです。
少し見習って、もっとこまめに綴ってみようかと思うこともありますが
なかなか無精者で(笑)
これからもよろしくお願いします。
そうだったのですか・・・
今、お身体の調子は如何ですか。
2年お元気にお過ごしになったというのは、とても明るい事実です。
私のところにもジェイクさんと同じ患者さんがいらっしゃっていますが、
2年3年とお元気に通院して下さる姿は、我々の希望であり励みでもあります。
くれぐれもお身体を、特に足を大切になさって下さいね。
そうそう、ジェイクさんと同じく、
「もう、絶対に絶対に飼わないんだからっ」
と思った私ですが
夫に負けて、飼い始めてしまいました・・・(笑)
そんな頃からお読み下さっていたのですね。
感激です。
また大淀事件をはじめ、現在の医療事情に問題意識を持って見てくれている学生さんの存在は
とても心強いことです。
診療科にもよりますが、長年医者をやっていくということは、
大切な患者さんが増え続けるということなのだ、という当たり前のことに
最近ようやく気づきました。
医療事情は厳しくなる一方ですが、大変だけれどやりがいの大きさは無比な仕事だということは
変わっていないのだと思います。
これからもよろしくお願いします。
>産科医の役割って産後子育てするときも大きいですよ。
そうなのですか。
聞くと納得ですが、患者さんの立場の方からこう言って頂いたのは初めてでした。
改めて、気を引き締めて仕事をしないとなりませんね。
また、一番一生懸命だったのはママなのに、
産科医の頑張りをこのように思って下さることに、嬉しい気持ちです。
お話の内容から、赤ちゃん、大変だったとお察しします。
無事でお産なさったとのこと、何よりです。
元気で、幸せにお育ちになりますように。
どこか不思議な雰囲気をまとっていらっしゃるK&R先生ですが、
「二歳の頃、何を感じていたのか」と、すっと子供目線になれる先生は
やっぱり不思議な魅力を持った方です(笑)。
では、私も(笑)。
2歳の記憶はありませんが、一番古い記憶には、必ず母が一緒です。
専業主婦の母に、いつもくっついていました。
洗濯する時も母の横にいたし、買い物は必ず連れて行ってもらっていました。
平凡ながらも幸せな子供時代を過ごしたと思っています。
産婦人科医2歳の時は、強烈でしたよ~(笑)
1件でも多くのお産に立ち会いたい一心で、ほとんど病院に寝泊まりしていました。
アパートを借りていましたが、家賃を払うのがむなしくなるくらい、帰っていませんでしたね。
2年後は、どうなっているでしょうね・・・
>たぎるような怒りに、私は目を醒ましました。
優しいなな先生を怒らせるとは。詳しい事情を知らなくても、それだけで理不尽極まりない事件なのだと想像できます。関係者の方々が一日も早く心の平安を取り戻して欲しいと願ってやみません。
私は自分の妊娠を機にこのブログに出会いました。
出産後も楽しく拝読しています。
自分の出産を思い返すと、子供を取り上げて下さった産科医の先生のことも同時に懐かしく思い出されます。
なな先生のことを、感謝と共に記憶に留めるお母さん達がこれからもっともっと増えますように。
お忙しい産科臨床にもかかわらず、提供してくださる様々なテーマのテーマはたいへん勉強になります。
そして、先生の患者さんへの暖かい視線にいつも感激しております。
また、長ったらしい私のコメントをイヤな顔ひとつなさらずに受け止めてくださることに感謝申し上げます。
私もなな先生と同じく、あの事件が無かったら医療安全について世界の流れを詳しく調べることはなかったと思います。
ほんとうにショッキングな出来事でした。
さらに有害事象が起きた時の医師への対応・処理に関して、新たな資料(2005年のイギリスの保健省のガイドライン・・医師に対して、非常に公平で公正な処理の内容です)があり既に和訳しているので、いつか要点を書かせていただきたいと思っております。
これからも、ブログがますます繁栄されることを願っております。
ブログの2歳のお誕生日おめでとうございます。
なな先生の熱い想いに,お産の場から離れ,自分の子育てともに助産師としては産後のお母さん達との関わりしかしていない私に,いつかもう一度お産の場に帰ってみたいという気持ちを授けてもらいました。
なな先生のブログ,なかなかコメントできませんが,いつも開いては一言一言にエネルギーをもらいつつ,心を清めてもらっています。
これからもなな先生の無理のないペースで続けていって下さいね。
なな先生のホンワカとした語り口調に惹かれる私としては、なな先生が怒りに震えながら書く「大野病院事件に対する峻烈な意見」がどうしても想像できません・・・
分娩の取り扱いを中止する病院が増えたり、相次ぐ産院閉鎖など、私のような一般人でさえ、妊産婦を取り巻く医療事情は年々厳しくなっていると感じます。
私が妊婦の時も、自分が出産する病院を確保できなかったらどうしよう、と不安で一杯でした。
今、多くの妊婦さんが同じ想いを抱えていると思います。
そんな状況の下、医療崩壊への警笛を高らかに鳴らす数々のブログとは違い、なな先生のブログは読んでいるだけでホッとします。多くの医療関係者が疲弊し憔悴しているというのに、こんなにも妊婦さんに暖かい眼差しを向ける産科医の先生が日本のどこかにいる・・・。それだけで希望が湧いてきます。
そういえば、私が妊婦だった時にお世話になった産婦人科の女医先生も、とても暖かな優しい人柄の方でした。「ひょっとしてこの先生がなな先生なのかしら」・・なーんて想像するだけでも楽しかったです。
どうかこれからもブログを続けて下さい。
ロム専門だった私がコメントを入れ始めてまだ短いのですが、いつも丁寧にお返事をくださってありがとうございます。私は全然マメではないのでブログ開設など絶対に無理ですから、もう尊敬しちゃってます。
先生とは私が現在働いている病院の規模も環境も全然違うと思いますが、同じ産婦人科勤務医として共感することがとても多いです。
私たち産婦人科医は本来とても使命感が強い人が多いと思っていますが、それでもどんどんと現場を立ち去っています。この私も何度も心が折れていますが、その度に何とか踏みとどまっています。でも、こんな状態が今後ももつとはとても思えません。
もうすぐ私たち医療者にとってとても大きな事件の判決があります。日本の医療、特に産科医療が終了してしまわないことを切に願っております。
二周年おめでとうございます。
私はあれから恋人と別れ(ですので、こちらにもこられなくなりました)、友達と今月死別をし、あつ先生やたくさんの方にお励ましを戴いていますが未だボロボロです。な上に昨日とあるvice-presidentの方からの求婚を拒んでまた傷ついています。
先生とお揃いのボールペンは使っていますよ。
遅筆な私のDESTINYシリーズはお世話になった外科の先生の事を書いていて医師リスペクトシリーズになっています。
術後合併症を過誤と混同され医師がfaultを取られないよう祈りをこめています。
なな先生の幸せをいつも願っています。
なな先生のブログはいつも心に響くものがあり、毎回欠かさずに読んでいます。
日本の産婦人科医のみなさんの過酷な労働環境を知るたびに、心が痛くなります。崩壊寸前のところで、志の高い医師の皆さんが、心身を削り、がけっぷちで支えているような気がします。
激務で大変でしょうが、ご自分のお体もいたわってくださいね。
なな先生のブログに出会って、もしも私が緩和ケアを専門に選んでなかったら、産婦人科を専門にやっていきたいと思いました。
これからもブログ楽しみにしています!
心の籠ったお褒めのメッセージを、ありがとうございます。
いえ、ほんとに目が醒めるくらい、怒り心頭に発したんですよ。
今でもその気持ちは、変わっていません。
でも、多分同じ思いを抱える医者同士でも、表現の仕方が違うのでしょうね。
医療崩壊に警笛を鳴らしているブログにも、私自身もとても共感しますし、
峻烈なブログを書いている先生方も、同じように患者さんのことが大切で、
仕事に誇りを持っているのだと思います。
図らずも、ブログを初めてから宝ものがいっぱい増えました。
妊娠・出産を経た女性の、普通に医療をやっていたら聞くことができなかったはずの
ありのままの声を、いくつもお聞きすることができました。
みどりさんには、当初逆子ちゃんで帝王切開になるという不安を抱えていたお気持ちと、
その後自然分娩を経て、今に至るまでの素直なお気持ちをお聞きして、
私にとっては、非常に貴重な体験でした。
ブログをやっていてよかった、と思います。
これからもよろしくお願いします。
先生からお祝いして頂けるなんて、私は果報者です(笑)
一体先生には、どれだけのことを教えて頂いたでしょう。
先生からコメントを頂戴することは、ブロガーのステイタスだと思っています。
時々綴って下さる、先生のお人柄がにじみ出るようなコメントも、とても好きです。
イギリス保健省のガイドライン、是非お教え頂きたいと思います。
大野事件がなければ、私は羊のようにぼーっとした医師でした。
業務上過失に関して、興味を持って学ぶ日が来るとは、思っていませんでした。
これからもよろしくお願い致します。
いいえ、ちいまめさんがPCの向こうで見守って下さっているというだけで、充分ですよ。
ちいまめさんが、助産院分娩の記事で下さったコメントは、圧巻でした。
http://blog.m3.com/nana/20080319/2
このところ、育児放棄予備軍の恐れありと思われる褥婦さんが続いて、
育児支援に関わっている助産師のありがたさを、痛感しているところです。
是非がんばって下さい。
あ、もちろんお産の現場でも引く手あまたですよ〜
先生とは心の鏡かと思うくらい、共感してばかりです(笑)。
先生のコメントに、何度「そうそう、私が言いたいの、こういうことだったのよね」
と思ったか知れません。
ブログ、書いてみませんか(笑)。楽しいですよ。
今回も先生のおっしゃる通りです。
今現場に残っている産科医は、使命感の強い人ばかりだと思います。
でも、立ち去ってしまった産科医と何ら変わりはなく、
まさに「紙一重の差」なのだと感じます。
同じ気持ちで、8月20日を、息をのんで見守っています。
お別れが、続いたのですね。
大切な人との別れは、どのような形でも悲しいものですね。
恋人との別れ、友人の死、私もどちらも経験しましたが、
ただ泣く以外に、なす術はありませんでした。
ここに来て下さったということは、ボトムは通り過ぎることができたのでしょうか。
そうだといいのですが。
でも、「未だボロボロ」ということは、まだ泣き足りないのかな……
こんな時にも、知性と思い遣りを忘れないエビさんが、
いつか幸せになりますように。
いつも読ませていただいています。
まったくの非医療者で、小学1年と0歳の息子を持つ父親です。
最近になってようやく医療現場が大変なことになっていると遅ればせながら認識し、ネット上を彷徨っています。
深夜や早朝にも関わらず息子を取り上げ、妻を救ってくださった産科医療の皆様へは足を向けて眠れません。
かといって大きな力もありません。出来ることをはじめようと考えております。
なな先生と同じボールペンを使っていると思うと嬉しくなり、コメントさせていただきました。
2周年おめでとうございます。
イギリスのホスピスでお仕事されているんですね。
志の高い女性っているんだなー、と、憧れのため息です(笑)。
このブログを読んで下さって、感激です。
日本の産科医療は、おっしゃるように崖っぷちです。
私の病院も、今誰か一人が欠けたら、代替要員はいないし
おそらく分娩閉鎖に追い込まれるでしょう。
恐ろしいことですが、そんな様子が現状です。
緩和ケア、実は私もかなり心惹かれます。
これから益々ニーズが増える分野ですね。
一緒に頑張りましょう。
これからもよろしくお願いします。
小さなお子さんのお父様で、このボールペンをお持ちの方がいらっしゃるなんて、感激です。
ありがとうございます。
このボールペンで、出生届けや母子手帳に、日々記録しています(笑)。
ブログ、拝読しました。
非医療者の方が、日常レベルで医療問題を考えて下さることは、
とても心強く、励みになります。
これからもよろしくお願いします。
柔らかい優しさに溢れた文章は魅力的です。
こんなに多くの ファンが集うのも 皆が皆 共感しているからでしょう。
これからも このブログを是非続けてください。 静かに応援しています。
いつも、犬と猿さんはどんな方なのだろう、と想像しています。
兄より上、父よりは若いくらいの、柔和な笑顔の紳士?
私が産婦人科に進むことを決めた時の、教授のような。
くるくると働きまわっては、ブログに綴る姿を見て
喜んで下さっている・・・
コメントを頂く度に、心が躍ります。
ありがとうございます。
おはようございます。早朝からお疲れ様です。
”医師としては、2年前より良くなっていると自己評価しています。”
十分伝わってきております。開始時よりも肝がすわった・・・地に足がしっかりついた(笑)・・・文章力がないのでうまく言えませんがなな先生の
”周囲の人々により真摯に向き合いたい”という姿勢がぴりりっと伝わっています。
いろんな職種の方が集ってきて下さっています。
風向きが変わっていきますように。
そして、ブログ2周年なんですね!
私は、先生と同じ産婦人科で働く絶滅危惧種のはしくれです。ローテーション世代の2年目、産婦人科としては2年目になります。実はいま、出産を終えて産休中なんです。時間ができたので色々調べていくうちに、なな先生のところにたどり着きました。
仕事を離れて早2ヶ月、出産を経験し、元気な男の子が生まれ、本当に良かったと心から感謝をしています。一時期は、仕事がしんどくてトラブルもあって悩んだこともありましたが、出産して心の底からの感動を味わい、やっぱりもう一度現場に戻って妊婦さんや患者さんとともに痛みや感動を共にしたいと強く思うようになりました。そして絶滅危惧種といわれようが、産婦人科を選んでよかったと思っています。育児をしながらの勤務はなかなか難しいようで、次はその悩み・・・ですかね。
なな先生のブログに出会えてよかったです。ありがとうございます。これからも体には気をつけて、ブログを続けていっていただけたらと思います。
http://www.yabelab.net/blog/2008/07/22-182703.php
ぜひ、なな先生にも訴えて欲しい
産科の先生方よろしくお願いします。
そうなんですそうなんです!
医療自浄は、2年前と比べても激変しました。
こんな時代になったからこそ、地に足をつけて、より丁寧にやって行きたいのです。
それにしても、ぴょん先生にまで戦力アップを認定して頂いたら、
益々逃散するわけには行かなくなりましたね(笑)。
心に深く染み込んでくる先生の文章、暖かく強いお人柄…勝手ながら、心の中の「尊敬する先生リスト」になな先生を入れています。
先生が心身を壊してしまわないか、それだけが心配ですので、どうかご無理のないよう次の一年をお過ごしくださいませ。なな先生を筆頭に、お産に関わる全ての人へ幸運が訪れますように!
喜びあふれる明るいコメントに、こちらも幸せを分けて頂いたかのようです(笑)。
本当に、いいご体験をされたのですね。
妊娠・出産の体験のある専門家は、妊婦さんにとってこの上なく頼もしい存在だと思います。
育児をしながらの勤務は、並大抵の苦労ではないと思いますが、
ニーズは山のようにあります。是非、頑張って下さい。
これからもよろしくお願いします。
このアンケート、モトケン先生のところの他にも、ウェブ上で見かけますね。
温かいメッセージをありがとうございます。照れます(笑)。
妊婦さんとそのご家族、お産に関わる全ての人の幸せを
一緒にお祈りします。
遅ればせながら、2歳の記念日おめでとうございます。ここに出会い、私も泣いたり笑ったり、考えさせられたりと感慨深いものがあります。
覚えてらっしゃいますでしょうか?
サイトで知り合った、多指症のお子さんをもったお友達がこの春、二人目の赤ちゃんを産みました。毎日賑やかに過ごしてるとのことです。上のお子さんも手術を予定してるみたいです。
その彼女が、「なな先生のblogに出会えて元気をもらいました。今でもとても感謝しています」とのことです。携帯から閲覧してるので直接コメントが書き込みできないそうで、代わりにお伝えしました。
私も以下同文で感謝、感謝です。
たくさんの人たちを惹きつけるなな先生。
きっと実際の現場でもたくさんのファンがいるんだろうな~
掲載の白衣姿、思わず「キャー」と、はしゃいでしまいました。ミーハーでごめんなさい。
ここが、まだまだずっと継続されますように。
でも、体が資本です。
ゆっくり、のんびりですよ~(~o~)
いつも温かいメッセージを下さるmizuhoさんとの交流も、2年になりましたね。
多指症のお子さんを持ったお友達のこと、覚えています。
確か多指症の赤ちゃんのお話を書いた時に、お聞きしたのでしたね。
赤ちゃん、きっと幸せになりますよ(笑)
賑やかにお過ごしとのこと、何よりです。
ゆっくりのんびり、やりますね。
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