2008年09月10日

#16 I declare war

前回のブログのネタに関連して、ひとつ物申したいことがありまして...。


最近は色々なイベンターやバンドの頑張りによって様々な海外バンドが来日する機会が増えましたね。先日の"BLOOD AXE FEST"や、来年また行われる予定のCOSMIC NOTE主催の"PUMP UP THE VOLUME FEST"、そして、毎月のように海外からハードコア・バンドを呼んで多忙を極めるALLIANCE TRAX。


まぁ、狭い世界なんで、だいたいこの人たちとはみんな友達なんですが、大手資本の会社組織というわけではなく、ひとつひとつは個人主体の小規模なグループで、みんなそれぞれが協力関係を築いてなんとかシノギを削りあっている状況ですわ。


そんな中、魑魅魍魎が跋扈するサイバースペース上に、どこからともなくハードコア御意見番とも言えるお方が登場なさいまして、その方のブログにて、うだつの上がらないぼくらに喝を入れてくれました。


カーッ!! おまいら耳の穴かっぽじってよ〜く聞けよ!! てな感じ。完全上から目線。


今回、天誅が下されたのは、IRSとのスプリット・チラシ(笑)でおなじみのCDの通販ショップのRETRIBUTION NETWORK。このブログいわく、『海外のバンドのメンバーに実際に会って、話したこともないくせに勝手なCDレビューを書くな。これだから日本は終わってる。かかわりたくない。』だとか。


じゃ、かかわんなよ。


なんせ、ぼくらのような下賎の者はまだまだ修行が足りないのか、まだこの御意見番にはお会いしたことがありません。しかし、『実際に会って、話したこともないくせに』なぜかRETRIBUTION NETWORKには一方的に天誅が下ってしまいました。おおっ。これぞまさにインターネッツ上に轟く、正体不明の天の声ってやつかあああ?


いいな〜。RETRIBUTIONもさ〜、ハードコアのことなら何でも知ってそうなこの御意見番にCDレビューでも書いてもらえば、商売繁盛間違いナシじゃね?


さらには、この御意見番は、先日のCALIBANの大阪公演のキャンセルについて、『自分たちのイベントだったらそんなミスは絶対にありえない!バンドよりもその周りがひどい!』との発言も。


ほー。


そりゃすげー。


ここまで言い切ってしまう御意見番って、一体どういうお方なのかと思いきや、どうやらこのお方は某イベンター&レーベルのスタッフをやってらっしゃることが判明。


つか、誰?


残念なことに、このブログは突然閉鎖されてしまったので今や見れませんが、自分がイベンターのスタッフだと身分を晒している以上、このお方のブログでの発言はあくまで個人的なものではなく、このイベンターの総意と捉えてもいいと思います。


さて、どうしたものか。


ぶっちゃけ、このイベンターが招聘ツアーを企画するときには、IMPERIUMのバンドにもよくお声がかかります。日本のバンドにとっては自分たちの好きな海外バンドと共演できるのはうれしいことだし、普段見にくる客層とは違った客層に自分たちをアピールできる場になるので、レーベル側からしてもいい機会です。


『招聘ツアーはイベンターとバンドだけでは成り立たず、色々な人がいい形で協力してくれるから成り立つ』と、この御意見番はおっしゃっておりましたが、これは言い換えると、『あいつら日本のバンドはカスだけど、海外バンドの前座やらせてやるって言えば必死でチケット売るから誘っときゃいいでしょう』てことでOK?


いくらブログとは言え、普段からそういうふうに思ってなかったら、そんなに無神経なこと言わないんじゃないすかね?ぼくは小心者だから、おクチが裂けてもあんなこと言えないYO!


そんなんだったら、サポートバンドなんかに頼らずに、自分が呼んだ海外バンドだけで客を集めて、勝手にライヴでもやってりゃいいじゃん! けれど、それじゃ集客が足りないから、毎回日本のバンドに頼んでチケット売らせて、"なんとかFEST"みたいな企画に仕立て上げてるんじゃないすか?


ん?ちがいます?


そして、このイベンターは、自分のところのスタッフの無神経な発言がぼくの仲間に対して向けられたことを知っていながら、ソレに対して何のフォローもないまま、同じくその仲間であるIMPERIUMのバンドに対し、いけしゃあしゃあとライヴに誘ってきやがりました。


おいおいおい。


都合よすぎだし。


というわけで、バンドをやっているみなさんも、このイベンターには海外バンドとの共演を餌に釣られないように気をつけて下さいね。そして、同様にライヴを見に行くお客さんも気をつけて下さい。どうせ『前座の日本のバンドなんか、来日バンドのチケットを売るための客寄せパンダ』くらいにしか考えてない連中なんだから、お客さんのことなんか、どう考えてるかわかったもんじゃないすよ。


もし、そう思われたくないのであれば、このイベンターは釈明なり謝罪なり、とにかくHPやブログなどのオフィシャルの場で、このスタッフの発言に関してハッキリと誠意ある対応をしてください。


さて、最後にこの御意見番の発言を引用して、今日のところは締めたいと思います。


『自分らの企画はバンドとの信頼関係も問題ないし、修学旅行みたい超楽しい!』


ああ、修学旅行すか...。そりゃ楽しそうすね。しかし、IMPERIUM所属バンドは、もうみんな学生じゃないんで、今後、修学旅行への参加はご遠慮させていただきます。さようなら!

h8monger at 19:07コメント(1)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

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コメント一覧

1. Posted by 893    2008年09月11日 02:04
ま、修学旅行には大概、不届き者がいますよね〜。

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