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「病名は脳卒中か脳出血」 金総書記重病説で韓国情報機関 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:金正日総書記
【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の金正日総書記(66)の健康悪化説を受け、韓国の情報機関、国家情報院は10日午後に開かれた国会情報委員会で、金総書記の病名について「脳卒中か脳出血のどちらかだが特定が難しい」とし、容体については「言葉に障害はなく、動くこともできると把握している」と報告した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
報告を受けた国会議員によると、国家情報院は、金総書記の病状について「外に出られる状態ではないが、意識はある」とし、「8月14日以降に循環器系に異常が生じて手術を受け、現在はかなり回復しつつある状態」と説明したという。今回の事態については「権力の空白期ではない」「金総書記は国家統制力を失っていない」などの見方を示した。
聯合ニュースによると、韓国政府関係者は「脳卒中が事実なら回復までにかなりの時間がかかるし、深刻な後遺症が出る可能性もある。北の核問題などに関するあらゆる対策を準備する必要がある」と語ったという。