大阪大会今週末開催される『第３４回カトリック正義と平和全国集会　２００８大阪大会』。
その２日目、１４日（日）午後２時〜４時には、聖トマス大学各教室を会場として、分科会が予定されている。

同大会の「案内書」（http://www.osaka.catholic.jp/sinapis/Assets/pdf/08_osaka.pdf）によれば、次の２０の分科会に分かれるようである。


分科会１
   グローバル化の世界：貧困･差別･紛争
    〜草の根の平和構築〜
 【発題者】
    弘田しずえ（ベリス・メルセス宣教修道女会シスター）
   クローデット・ウェルリー（国際パックス・クリスティ事務総長）
分科会２
   「信教の自由と政教の分離―憲法20 条が危ない！」（シンポジュウム）
   【発題者】
      基調提起：谷 大二（さいたま教区司教）
      山本浄邦(浄土真宗僧侶)
      笠松健一（弁護士）
      木邨健三（ＮＣＣ靖国委員会委員）
      大阪教区南地区信徒
分科会３
   戦争が生んだもの
 「世界の紛争地を取材して日本国憲法の意味を考える」
   【発題者】
      郡山総一郎（ジャーナリスト）
分科会４
   人間の尊厳と良心
   〜真の和解と友好への道のり〜
  【発題者】
      康宗憲（韓国問題研究所長）
分科会５
   旧軍事施設跡地の平和利用としての教会・ミッションスクールの現代史について
   【発題者】
      森宣雄（聖トマス大学准教授）
分科会６
   外国人支援を通して見える“へだての壁”を考える
   【発題者】
      カトリック大阪大司教区社会活動センターシナピス
難民移住移動者セクション
分科会７
   貧困と格差社会
   〜釜ヶ崎から見た日本の社会〜
   【発題者】
      秋山仁（釜ヶ崎キリスト教協友会・ルーテル教会牧師）
      生田武志（釜ヶ崎キリスト教協友会・作家）
分科会８
   知的障害者の福祉を通して
   〜ありのままを大切に〜
   【発題者】
      八窪清（関西福祉大学特任准教授）
分科会９
   地球温暖化の本当の原因
   【発題者】
      田中優（「未来バンク事業組合」理事長）
分科会1 0
   環境を良くしたい、未来のために
   【発題者】
      赤窄富夫（カトリック三田教会司祭）
分科会1 1
   遺伝子組み換えと生命特許
   【発題者】
      マッカーティン・ポール（聖コロンバン会司祭・エコロジー・正義・平和担当）
      安田節子（食政策センター･ビジョン２１）
分科会1 2
   カトリックとして死刑を考える
   【発題者】
      ホアン・マシア（イエズス会司祭・死刑廃止を求める部会）
      門間幸枝（袴田巌さんを救う会）
      柴田幸範（イエズス会社会司牧センター）
分科会1 3
   道頓堀キリシタン
   【発題者】
      大阪大司教区カトリック部落問題を考える信徒の会
分科会１４
   キリシタンの信仰と迫害
   【発題者】
      五野井隆史（聖トマス大学教授）
分科会１５
   日本で原発を使い続けても大丈夫か？
   【発題者】
      澤井正子（原子力資料情報室）
分科会１６
   働く若者の現状と教会の課題
   【発題者】
      ＪＯＣ（カトリック青年労働者連盟）協力者
分科会1 7
   ぼくらの９条 甲子園
   【発題者】
      時田逸平ほか
      助言　松浦悟郎（大阪大司教区補佐司教）
分科会1 8
   若者と学び合う性と生
   【発題者】
      宮本信代（思春期保健相談士）
分科会1 9
   い じ め
   【発題者】
      橋本直人・橋本円・石原正人（大阪教区 信徒）
分科会2 0
   社会課題と向き合い響生するボランティアの可能性を探る
   【発題者】
      鳥居一頼（聖トマス大学教授・ボランティアセンター所長）


みなさんにも関心を抱く分科会があったであろうか？

もし、自分が今回の大会に参加することができたらと考えると、分科会１６になるであろうか。
オーバーエージと言われるかもしれないが「ワーキング・プア」的自分から観ると、閉塞したこの日本の労働環境にあって、小教区ではほとんど語れることのない「勤労壮年・青年」について、ぜひ、ご意見を伺ってみたい。

そして、おつるさんをはじめ、実際に参加を申し込まれた方々は、どの分科会を選択されたのであろうか？
その選択理由なども含めてお話しいただければ、幸いである。


 

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