伊藤忠食品は、このほどセブンイレブン・ジャパンから一括物流を受託。9月10日、滋賀県大津市内に、同社向けの専用一括物流センター「常温一括大津物流センター」を開設した。
一括物流センターの概要は、敷地面積4771坪、建築面積1791坪、延床面積3361坪で、投資額は14億円。内部には仕分けシステム、ピッキングシステム、コンピューターシステムなどを備え、加工食品、酒類、菓子、雑貨を取り扱う。配送するのは京都府、滋賀県、奈良県のセブンイレブンの全店舗。
今回の一括物流センター開設により、“1”従来の労働集約型センター運営から、マテハンを有効活用したシステム運営への変更により、物流精度・作業生産性の大幅な向上改善を図る“2”梱包単位ごとの荷番管理方式の採用により、納品ミス率0%体制の確立を図る“3”WMSシステム導入による進捗管理・生産性管理体制の確立を図る“4”運行車両数削減による環境への負荷軽減を図る--などの効果が見込まれている。