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米国産牛肉:安全性めぐり口論、刃物振り回し逮捕

 ソウル鍾路署は9日、米国産牛肉の安全性問題をめぐり口論となり、李明博(イ・ミョンバク)大統領を批判する組織のメンバー3人を刃物で切りつけたとして、傷害の疑いで飲食店経営の男(38)の逮捕状を請求した。

 調べによると、容疑者は鍾路区堅志洞の曹渓寺付近で飲食店を経営しており、同日午前2時すぎに曹渓寺横の郵政局公園で大手ポータルサイト「ダウム」に開設されたウェブサイト「李明博弾劾とための汎国民運動本部」(略称アンチMBカフェ)のメンバーの30代男性3人を刃物で切りつけ、重傷を負わせた疑い。

 容疑者は公園で話をしていた被害者らに近寄り、「自分が2年間精肉店を経営してみて分かったことだが、米国産牛肉は安全で問題はない」などと話しかけた。しかし、被害者らが相手にしなかったところ、刃物を振り回し始めたという。

 これに対し、容疑者は被害者らが「お前の両親や子供が米国産牛肉を食べて早く死んでしまえばよい」などとののしったことに腹を立て、店から包丁2丁を持ち出し振り回したと供述しているという。ただ、被害者側は「容疑者をののしってはおらず、言い争いもなかった。計画的な犯行だ」などと主張している。

パク・セミ記者

【ニュース特集】米国産牛肉輸入問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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