現在、入手可能な画像安定装置など
警告 | コピーガードを除去しての複製は、たとえ私的複製であろうとも禁止されています。 |
注意 | 販売店の方が迷惑しています。コピーガード解除に関する問い合わせは遠慮しましょう。 |
BLADE−V ![]() 発売元:アキバガレージ本店
|
画像安定装置で有名なアキバガレージさんが、ついにオリジナル画像安定装置を発売します。
リモコン、画質調整機能付き。
「S端子の画質にこだわって設計した」らしいので、期待しておきましょう。
<画質>
S端子での評価です。
初期値だと黒が浮き気味だったのでコントラスト+3にしたら、ほぼ満足できる画質になりました。
解像度は問題ありません。
カラーバーではわずかにノイズが見られますが、アニメ等で注意して見ない限り分からないと思います。
画面全体が明るい場面では黒が浮き気味になる傾向があり、場面によっては気になるかもしれません。
S端子に比べ、コンポジット端子での出力は解像度不足で、ちょっと頂けません。
使っているチップはVTX-7700と同じですが、VTX-7700とは正反対でS端子重視の設計になっているようです。
<評価>
必ずS端子で使ってください。
7セグメントLEDの採用で、画質調整の数値が見えるのが便利。設定値も±30段階と細かく、十分実用になりました。
・使用者のコメント
・市販価格:9,000円〜
アキバガレージ
DVE783 ![]() 発売元:(株)プロスペック
付属品:ACアダプタ、専用ピン端子ケーブル(DVE002)×2、音声分配アダプター×2 |
同時出力可能な映像端子が2つあり、ループ接続する時などに便利です。
・使用者のコメント
・市販価格:14,000円〜
アマゾン
、アマゾン2
オークション検索
VTX−7700 ![]() 発売元:VIEWGATE
付属品:ACアダプタ、S端子ケーブル、ピン端子ケーブル、リモコン |
デジタル方式の画像安定装置としては、安い方だと思います。画質調整機能やリモコンも付いてるし。
とりあえず、動作は安定しています。
<画質>
S端子での出力は、コンポジットを単にS端子に繋いだだけらしく、かなりクロスカラーが発生します。
コンポジット端子なら問題ないので、必ずコンポジット端子を使ってください。
暗部が沈んで見えなかったので、コントラスト−4に調整しました。
一方、黒が完全に黒くならないのですが、これはどう調整しても直りませんでした。
<評価>
手抜きする位なら、最初からS端子付けなきゃいいのに。
コンポジット端子専用機です。S端子重視なら同価格帯でBLADE-Vがあります。
・使用者のコメント
・市販価格:9,000円〜
アキバガレージ
オークション検索
DVE776 発売元:(株)プロスペック
付属品:ACアダプタ、S端子ケーブル、AVケーブル、リモコン |
DVE775にD端子を追加した画像安定装置
入力はS端子とコンポジット端子のみですが、出力はそれにプラスしてD端子を装備しています。しかも、D2へのアップコンバート機能付き。
D2入力ができる高性能テレビなら、標準でアップコンバート機能を内蔵していることが多いため、DVE776でアップコンバートする意味があるかは微妙だけど。
最近はAVアンプまでアップコンバート機能が付いてるけど、流行りなんでしょうか。
<画質>
・色にじみや解像度の低下は非常に少ないです。
・D2出力のみ、解像度の低下とわずかなビートノイズが見られました。同じD端子でもD1出力なら問題なし。
・私の環境だと、コントラスト[-1]又はAGC[ON]で、ほぼ完璧な画質になりました。AGCは初期値でOFFになっていますが、ONでも特に問題ないと思います。
・3次元ノイズリダクションの効果は適切で、副作用も少ないです。特にVHSのノイズ除去では大きな効果が得られました。
<評価>
DVE784と同様、停電対策やワイド識別信号の強制付加など、便利な機能が盛り込まれています。プロスペック偉い!
今回新設された、入力信号があると自動的に電源が入る機能も、留守録に便利です。
逆に、前モデルであったオンスクリーンディスプレイ機能は削られてしまいました。液晶ディスプレイがあるから別に困らんけど。
弱点があるとすれば、コンポジット入力の画質(3次元Y/C分離がない)くらいでしょうか? コンポジット端子を使う人も少なくなったので、あえて対応しなかったのかもしれません。
売りのD2出力が使えない(画質がダメ)という欠点はありますが、実用性においては非常に完成度が高いです。
注:初期ロットだと、環境によっては画面が波打つ場合があったらしい。その場合、メーカーに送ればすぐ修理対応してくれます。
・使用者のコメント
・市販価格:19,000円〜
アマゾン
オークション検索
パワースタビライザー Briller(ブリエ) 発売元:エスケイネット(株)
外形寸法:155mm×105mm×30mm 付属品:ACアダプタ、縦置きスタンド |
3DWProの後継機種です。
使用チップは以前と同じ Panasonic MN673744
ですし、機能もシンプルなままなのでマイナーチェンジと思われます。
違いは縦置き可能になったこと。もちろん横置きも可能で、ちゃんと横置き用の足も付いています。
S1/S2に対応したのも進歩ですね。逆に画質調整機能は無くなってしまいました。
あと、設定スイッチは電子式からメカニカルスイッチ(背面にある)に変わりました。
これにより、停電などがあっても設定が保持されるようになります。
コマンドの入力は背面のスイッチを使って行います。
<画質>
・色にじみや解像度の低下は非常に少ないです。
・AGCはOFFにできない仕様のため、白飛びや輝度の安定性に不安があったのですが、実際は全く問題ありませんでした。進歩したなぁ。
・3次元Y/C分離は優秀……なのですが、相性があるようでSONYのDVDプレーヤーからだと3回に1回くらいしか有効になりませんでした。有効にならない場合は、クロスカラー(S出力時)や解像度の低下(コンポジット出力時)といった画質低下がみられます。スカパーチューナーからだと正常に働くので、やっぱり相性なんでしょう。
・3次元ノイズリダクションの強さは調整はできません。効果は適切で副作用も少ないので、ノイズが気になるなら常用しても構わないでしょう。
<評価>
売りの3次元Y/C分離に相性があるのはちょっと問題かと。
コンポジット入力を使わない限り関係ない話だし、個人的にはS端子しか使わないのでどうでも良いのですが……
S端子を使う限りにおいては、かなり高画質です。
画質は何も調整しなくてOK(そもそも調整機能がないけど)なので、難しい調整などしないでそのまま使いたい、といった人に最適です。
・使用者のコメント
・市販価格:17,000円〜
アマゾン
オークション検索
D−BRAIN 発売元:(有)プランテック 板橋
付属品:AVケーブル、リモコン |
なんか、そっくりな画像安定装置があるんだけど?
そんな疑惑を掛けられていたD-BRAINとCRX-8000ですが、当サイトが調査した結果、中身は全く同じであることが判明しました。
販路の違いにより、デザインの異なるモデルが作られたようです。
天板はヘアライン加工のアルミ風という、エキセントリックなデザイン。(ホントの素材はプラスチックだけどね)
違うのはデザインだけで、画質やリモコンはCRX-8000と同じです。
・使用者のコメント
・市販価格:15,000円〜
アマゾン
オークション検索
パワースタビライザー Pure−D 発売元:エスケイネット(株)
付属品:ACアダプタ、リモコン |
前作、3DWProのシンプルさから一転し、セレクタ・画質調整機能・カードリモコンが付くという豪華仕様になっています。
画質調整が目的の人は、こちらを選んでください。
初期型はコマンド入力や線の切断でデバッグモードにする必要があったのですが、現在のバージョンは改造不要になっています。
やっぱり、これが一番楽ですね。
初期型で問題続出だった操作性はほとんど直っていました。
基板は全く同じなので、ファームウエアを改修したようです。
ただ残念ながら、「S入力」「バイパスモード」「AGC ON」の組み合わせで、画面が細かく波打つ現象は直っていません。
実際には使わないモードなので別に困らないのですが、ちょっと気になります。
「AGC ON」だとVHS入力時に白飛びすることもあるので、AGCはOFFで使った方が良いのかもしれません。
※初期型限定 --- デバッグモードの入り方 ---
電源投入後、付属のリモコンで ↑↑↓↓←→←→←→[ENTER]
と入力
成功すると、CPC[ON] と表示されます。
<画質>
・色にじみや解像度の低下は非常に少ないです。
・明暗の階調は不足気味で、グラデーションの掛かった場面では少々気になりました。(キャプチャ画面)
・3次元Y/C分離は優秀です。コンポジット入力時でもクロスカラーやドット妨害はほとんどありません。
・3次元ノイズリダクションの強さは調整できませんが、副作用は初期型より大幅に減っていて意外と使えます。
<評価>
初期型は動作が不安定で困ったものでしたが、もう大丈夫なようです。
・使用者のコメント
・市販価格:20,000円〜
アマゾン
オークション検索
CRX−8000 発売元:(有)プランテック 千代田
付属品:AVケーブル、リモコン |
セレクタ、3次元Y/C分離、画質調整機能(オンスクリーン付き)など、一通りの機能が揃った高級機。
無いのはD端子くらいでしょうか。
デバッグモードの設定は、リモコンと本体の電源ボタンを使用したコマンド入力方式です。
この機種はこれをやらないと、DVD等を入力した時にカラーバーが表示されてしまいます。
リモコンの電池(単4×2)が付属していないのはちょっと不親切。そんなとこ、ケチってどうする。
<画質>
・まったく調整しない状態で、入力=出力を実現しています。
・3次元Y/C分離の効果で、コンポジット入力でもS入力に見劣りしません。コンポジット出力の画質も良いです。
・画面ずれはありませんでした。
<評価>
画質は、S端子/コンポジット端子ともかなり優秀です。
画質調整の項目が多く、オンスクリーンで操作できるのも画質重視の人には嬉しいですね。
・使用者のコメント
・市販価格:22,000円〜
アマゾン
オークション検索
VTX−5000 発売元:VIEWGATE
付属品:ACアダプタ、S端子ケーブル、AVケーブル、リモコン |
使用者のコメントを見ると、あまり評判のよくないVTX-5000ですが、私の環境でテストした限りでは…… やっぱり、あまり高い評価はできません。
VTX-5000の画質調整機能については簡易式らしく、テレビへ直接つなげた時と録画機につなげた時では効果に差があります。
録画機につなげた場合、録画機の自動調整機能が強力すぎるためか、VTX-5000の輝度調整機能はほとんど効きませんでした。
<画質>
・ACアダプタがささっていれば電源OFFでもスルーできますが、色は薄くなります。
・S入力では解像度の低下があります。
・S出力ではコントラストの低下があります。調整機能なし。
・コンポジット出力では、明暗の激しいところの右側に薄くゴースト状の影が見えます。
・テレビに直接つなげると白飛びしやすいのですが、これは調整機能で輝度を下げれば対応可能。
<評価>
コンポジット入力→コンポジット出力で直接テレビにつなぎ、輝度を下げると結構見れます。少々ゴーストは気になるけど。
安いのだけが取り柄でしょうか。 結論:もう少しがんばりましょう。
・使用者のコメント
・市販価格:9,000円〜
楽天市場
オークション検索
RX−5500R 発売元:(有)プランテック 板橋
付属品:ACアダプタ、S端子ケーブル、ピン端子ケーブル、リモコン |
RX-5000と同じ外装を使ってますが、中身は別物です。
RX-5000は基板改造方式だったのですが、今回からリモコンによるコマンド入力方式に変わりました。
スイッチが電子式から機械式になったこと、コンポジット入力時にリンギングが見られることからCRX-3000と同じ系統だと思われます。
色の縞が目立つ場合は、DVDスイッチを押してみてください。
コマンド:主電源をONにしてからリモコンで電源を入れ、2秒以内にもう一度リモコンの電源ボタンを押す。
<画質>
・DVDスイッチを入れると、副作用で色が濃くなります。
・リモコンにはカラーボタンがあって3段階に調整できるのですが、私の環境では違いが分かりませんでした。
・コンポジット入力では画質に問題があるため、S端子での使用をお勧めします。(CRX-3000の画質とほぼ同じ)
<評価>
いままで低価格の機種は基板改造方式が多かったのですが、コマンド方式になったことで機械が苦手の人でも安心して買えるようになったのではないでしょうか。
・使用者のコメント
・市販価格:9,000円〜
アマゾン
オークション検索
CRX−3300R 発売元:(有)プランテック 千代田
付属品:ACアダプタ、S端子ケーブル、ピン端子ケーブル、リモコン |
リモコンはRX-5500Rと似てますが、こちらは2系統のセレクタ機能が付きます。(音量を大きくする機能もあり)
その他の機能はRX-5500Rと同じなので、そちらを参考にしてください。
<画質>
・DVDスイッチを入れると、副作用で色が濃くなります。
・リモコンにはカラーボタンがあって3段階に調整できるのですが、私の環境では違いが分かりませんでした。
・コンポジット入力では画質に問題があるため、S端子での使用をお勧めします。(CRX-3000の画質とほぼ同じ)
<評価>
セレクタ機能を使うには、ミニプラグ−ピンプラグの音声ケーブルが3本必要になります。
別途、音声セレクタを必要としなくなったのは良いのですが、普通はミニプラグ−ピンプラグのケーブルなんて持ってないよなぁ。
いままで低価格の機種は基板改造方式が多かったのですが、コマンド方式になったことで機械が苦手の人でも安心して買えるようになったのではないでしょうか。
・使用者のコメント
・市販価格:10,000円〜
楽天市場
オークション検索
DVE782 発売元:(株)プロスペック
付属品:ACアダプタ、専用ピン端子ケーブル(DVE002)×2 |
AGC(オート・ゲイン・コントロール)は初期値でOFFにされています。(ONにしたら白飛びが酷いことに……)
私の環境だと輝度-1に調整すると白飛びも起こらず、ほぼ満足できる画質になりました。
機能としては、ワイド識別信号(ID-1)を強制出力できる機能がおもしろいです。なんらかの原因でID-1が消えてしまった時の復旧にも使えますね。
画質調整機能は輝度と色相だけと必要最低限。コントラスト調整もできると良かったのですが……
DVE784と同じく、停電からの復旧機能もあります。
<画質>
S端子の画質は優秀です。初期値だと輝度が高すぎて白飛びする場合があるので、明るい場面に注意して調整して見てください。
コンポジット端子では少しリンギングが見られます。S端子推奨。
画面ずれはありませんでした。
<評価>
白飛びしやすいのが少々気になりますが、輝度を下げれば解決するので問題ないでしょう。
細かな画質調整を必要としないなら、これで十分です。
・使用者のコメント
・市販価格:18,000円〜
アマゾン
オークション検索
DVE784 発売元:(株)プロスペック
付属品:ACアダプタ、専用ピン端子ケーブル(DVE002)×2 |
DVE774の後継機種という位置付けのようです。
機能面で感心したのは、ACアダプタを抜いても電源のON/OFFや入力セレクタの位置を記憶していることです。これなら停電しても、留守録に失敗することが無くなりますね。
DVEシリーズも最初の頃は白黒現象に悩まされたりして、いまいちな感があったのですが、よくここまで完成度を高めてきたなという感じです。
欠点は画質調整機能が少なく設定値も分かり難いことですが、そこまで望むならDVE775を買えってことでしょうか。
ワイド識別信号はS1/S2とID-1の全てに対応している他、強制的に識別信号を付加することも可能です。
<画質>
S端子の画質はかなり優秀です。画像安定装置を通さない画面と比べて見ても、違いが分からないくらい。
コンポジット端子では解像度の低下と細かなゆらぎがあり、やや品位が落ちます。
29インチテレビ換算で左に3mmほど画面ずれがありますが、切り替えれば分かるといった程度で実用上は問題ありません。
白飛びは起こりませんでした。AGC(オート・ゲイン・コントロール)が初期値でOFFにされているのが功を奏しているようです。
前機種のDVE774では使い物にならなかったノイズリダクション機能ですが、今回は大丈夫です。ON/OFF式で効果は控えめながら、確かにノイズが取れました。特に副作用も見られないので、常用しても問題ないでしょう。
<評価>
3次元Y/C分離などはないのでコンポジット端子で使うには適しませんが、S端子で使うなら、使い勝手や画質面を考えると最強に近いのではないでしょうか。
・使用者のコメント
・市販価格:17,000円〜
アマゾン
オークション検索
VXC−3000II 発売元:(有)プランテック 板橋
付属品:ACアダプタ、ピン端子ケーブル |
VXC-3000の後継機種
とても小さな画像安定装置です。
改造方法はユーザー登録して教えてもらってください。
種明かしすると、裏面の黒いシールをはがして中のリード線を切るという方法なんだけどね。
<画質>
・画面が少し明るくなります。
・ビクター製のVHSとは相性が悪いらしく、輝度ノイズが多くなります。
・パナソニック製のVHSデッキでは色縞ノイズが残ってしまいました。
<評価>
録画してみると、ジッターが激しいです。
初期不良だったようです。メーカー修理(基板交換)にて直りました。
画質的にも問題ありません。
修理期間は、宅急便でメーカーへ送り返してから、わずか4日。素早い対応ですね。
もちろん、初期不良をださないのが一番なのですが……
※ 画面が揺れるという報告が多いです。相性が厳しいのかも?
VXC-3000IIでは、録画機器のターゲットをVHSからDVDレコーダーなどのデジタル機器に変更してチューニングしている感じです。(VHSには不向き)
参考:改造して色信号処理回路をスルーしてる人もいます。
・使用者のコメント
・市販価格:6,000円〜
アマゾン
オークション検索
DVS900 発売元:EVER GREEN
|
海外モデルの Sima CT-2 GoDVD! と同じものだと思われます。
電源スイッチはありません。上部に付いているボタンは、入力端子の種類を切り替えるための物です。
<画質>
・コンポジット、S端子とも問題ありません。
・暗い場面では黒が浮き気味になります。
・画面が少し明るくなります。
<評価>
暗い場面はやや苦手のようですが、それを除けば、なかなか優秀な画質だと思います。
非TBCタイプのため安定性が気になりますが、テストしたところ、”ビクターVHSで録画→パナソニックVHSで再生”でも映像は乱れませんでした。自己録再だと、パナソニックVHSでややジッターが増えます。ビデオデッキの相性問題が起きやすいのは、非TBCタイプの宿命でしょうか。
・使用者のコメント
・市販価格:7,000円〜(入手困難)
アマゾン
オークション検索
VTX−8000 発売元:VIEWGATE
付属品:ACアダプタ、S端子ケーブル、AVケーブル、リモコン |
スクランブル解除機能付きCATVチューナーで有名なVIEWGATE製。横幅260mmとかなり大きめです。
3系統の入力と2系統の出力、リモコン付きなど、値段の割には機能が充実してますね。
画像安定装置には新規参入らしいので、お手並み拝見って所でしょうか。
箱を開けると「画像安定装置機能のオン・オフ」という説明書が入っていたので、さっそく設定したのですが……
DVD以外は、設定しなくても特に問題ないようです。むしろ、設定したらワイド対応じゃなくなってしまいました。
ワイド対応を生かすためにも、DVD以外は設定オフ、という使い方で良いのではないでしょうか。
画質調整機能は±25段階もあって充実しているのですが、せっかく調整しても電源を切るたびに標準状態に戻ってしまうのは残念です。※画質調整の結果はメモリーに残せるので、その都度呼びだす事は可能。
なお、おまけで付いている時計機能は1日10分近く狂います。
<画質>
コンポジット端子を使うとかなり解像度が低下します。
S端子なら問題ありません。 厳しく見るとリンギングと解像度の低下はあるけど、まあ許容範囲でしょう。
VTX-8000のAGC(オート・ゲイン・コントロール)は優秀らしく、白飛びの起こりやすいPSXでも特に問題ありませんでした。
<評価>
S端子専用機。このコンポジット端子の品質はちょっと納得いきません。(まあ、画質を気にする人はS端子しか使わないと思うけど。)
秋葉小僧のBlack Edge-7700も説明文がほとんど一緒なんだけど、もしかして端子の数が違うだけで中身は一緒?
・使用者のコメント
・市販価格:14,000円〜
楽天市場
オークション検索
CRX−9000 発売元:(有)プランテック 千代田
付属品:AVケーブル、リモコン |
プランテックのフラッグシップモデル。
画像安定装置の常識を打ち破る巨大サイズ(横幅420mm)です。AV機器の上に載せるには丁度良い大きさだけどね。
サイズが大きいだけあって少々値段も張りますが、その分、プログレッシブ変換機能や4系統セレクタなど機能が充実しています。
デバッグモードの設定は、リモコンと本体の電源ボタンを使用したコマンド入力方式です。
この機種はこれをやらないと、DVD等を入力した時にカラーバーが表示されてしまいます。
説明書を見ると、画質調整してから使うことを推奨しているので、まずは調整してみましょう。
当方の環境だとブライト−3で、ほぼ入力と同じ画質にできました。
設定は入力端子ごとに保存できるため、機器ごとに調整しておけば良いでしょう。
<画質>
・色にじみ、画面のずれ等も極小で上々の画質です。
・3次元Y/C分離は優秀で、コンポジット入力時でもクロスカラーやドット妨害は非常に少ないです。
・3次元ノイズリダクションは主に輝度ノイズを取るセッティングのようです。強くかけると残像が残るのでほどほどにしておきましょう。
・AGC(オート・ゲイン・コントロール)は初期値でOFFに設定されています。ONにすると不安定になったり白飛び現象が起きやすくなるので、OFFのままがお勧めです。
・プログレッシブ変換機能は常時動画として処理するタイプらしく、字幕はピタッと止まらずにチラツキが残ってしまいました。反面、静止画処理と動画処理を切り替えるタイプで見られる見苦しい変換ミスは見られません。この辺は一長一短なので、テレビに付いているプログレッシブ変換機能と比べてみるのも面白いかも。
<評価>
画質調整機能は一通り揃っていますが、現在の設定値が表示されないのは、ちょっと使い難いです。
できればDVE775みたいに液晶やオンスクリーン表示があると便利だったんですが。
一応、設定の基準値をインジケーターの点滅で知らせてくれる機能があるので、現在の設定値が全然分からないという訳ではありません。
デザインはAV機器と並べても違和感がない、好感の持てるものです。
・使用者のコメント
・市販価格:29,000円〜
アマゾン
オークション検索
DVE775 発売元:(株)プロスペック
付属品:ACアダプタ、S端子ケーブル、AVケーブル、リモコン |
なんとなく、前モデルのDVE774と同じくらいの大きさかな?と思っていたのですが(形も似てるし)、実物を見てみたらCRX-7000を凌ぐ巨大サイズでした。
まあ、プランテックのCRX-9000はさらに巨大なんだけどね。
画質調整は輝度/コントラスト/彩度/色相と全て調整可能。ワイド識別信号もID-1,S1/S2全て対応。
さらに液晶ディスプレイにオンスクリーン表示と至れり尽くせりです。
リモコン付き。詳しい機能はメーカーカタログを参照してください。
※最近のバージョンでは、強制的にワイド識別信号を付加することも可能なようです。
<画質>
入力=出力と言っても良い位ほとんど変化しません。画質調整機能も(色相以外は)十分実用になる位細かく調整できます。
画面のずれは29インチテレビ換算で右に2.5mmほどありますが、切り替えれば分かるといった程度で実用上は問題ありません。
あと、アニメでないとまず分かりませんが、わずかに左方向への色ずれが見られました。
AGC(オート・ゲイン・コントロール)は初期値でOFFに設定されていて、DVE774で問題となった白飛び現象は解消されています。 ※PSXではまだ白飛びしますが、コントラスト調整により補正可能です。
<評価>
ID-1,S1/S2を全て残しているので、3DWProでダメだったD-VHSでもアスペクト比が残るようになりました。PSXは相変わらずダメですが。
ACアダプタを抜いても、入力設定や画質設定が消えないのは便利です。再度ACアダプタを挿しても電源スイッチはOFFのままなので停電対策にならないのが残念。
調整機能が充実しているので、画質を追い込みたい人にお勧めです。
・使用者のコメント
・市販価格:23,000円〜
オークション検索
G−7700 彩「IRODORI」 発売元:(株)マンテック
付属品:ACアダプタ、ピン端子ケーブル |
パッケージがやけにエロいです。モザイク除去機と間違えて買っちゃいそう。
最初は前モデル(G-5500S)のマイナーチェンジかと思ったのですが、実際はケース・基板ともに変わっていました。
ケースは金属製で重量感あり。
S端子とコンポジット端子の同時使用はできません。
<画質>
・画面が少し明るくなります。
<評価>
前モデルは、画像が不安定だったりS端子の画質が悪かったり(設計ミス?)とダメダメだったのですが、今回は問題ありません。
あと、DVDとワイド機能に対応してくれたら完璧なんですが……
なお、相変わらず商品のどこにも会社名や連絡先が書いてありません。それくらい書こうよ。マンテックさん。
※非TBCタイプの宿命で、ビデオデッキによっては相性問題が発生する場合があります。
・使用者のコメント
・市販価格:7,000円〜
楽天市場
オークション検索
RX−5000/5000II 発売元:(有)プランテック 板橋
付属品:ACアダプタ、ピン端子ケーブル、S端子ケーブル |
RX-2000III の後継機種
スイッチが電子式になった以外、基本的な回路構成は変わっていません。
改造方法は、ユーザー登録すると送られてくる手紙を見てください。販売元によっては、最初から改造してある場合もあります。
色の縞が目立つ場合は、DVDスイッチを押してみてください。
なお、RX-5000は既に生産中止となっており、現在はアイティーエスから発売されているRX-5000IIに切り替わっています。(中身は同じ)
<画質>
・DVDスイッチを入れると副作用で色が濃くなります。
・画面が少し明るくなります。もっとも、DVDスイッチを入れると彩度が補正されてちょうど良い感じになりましたけど。
<評価>
基本的に画質・機能はRX-2000IIIと変わっていません。
今回のモデルチェンジで最大の改良点は、RX-2000よりデザインが格好良くなったことでしょうか。
※ビデオデッキによっては相性問題が発生する場合があります。
※相性が悪い場合は電源を入れた直後にDVDスイッチを押してみてください。(左側のLEDが数回点滅する)
・使用者のコメント
・市販価格:9,000円〜
アマゾン
オークション検索
DVE774 発売元:(株)プロスペック
付属品:ACアダプタ、専用ピン端子ケーブル(DVE002)×2 |
TBCタイプの画像安定装置
輝度調整、色相調整の他にノイズリダクション機能があります。
確かにノイズは取れるのですが、走査線の数が半分になってしまう上に残像が激しく使い物になりません。残像を残すといった特殊効果が目的なら話は別ですが。
<画質>
多少色が薄くなりますが、十分許容範囲でしょう。
コンポジット端子では解像度の低下と細かなゆらぎがあり、やや品位が落ちます。
白黒現象は僅かにあるのですが、言われなければまず気がつかないレベルです。よほどマニアな人でない限り、気にする必要はないかと。
あと、アニメでないとまず分かりませんが、わずかに左方向への色ずれが見られました。
右方向への画面のずれは1ミリ以下で、全く問題ありません。
DVDによってはかなり明るくなってしまう場合がありました。調整機能で輝度は下げられるのですが、そうすると今度は暗部が潰れてしまって旨くありません。
<評価>
ソースによっては白飛びするのが残念です。
※ワイド識別信号にはS1/S2とID-1という2種類があるのですが、DVE774はS1/S2のみ残してID-1は消してしまいます。
S1/S2はS端子専用の規格のため、コンポジット端子を使うとワイド識別信号は消えます。
・使用者のコメント
・市販価格:18,000円〜
楽天市場
オークション検索
CRX−7000 発売元:(有)プランテック 千代田
付属品:ACアダプタ、AVケーブル、リモコン |
TBCタイプの画像安定装置
外見はCRX-4000と同じですが、中身はかなりグレードアップしています。
この機種は最初、DVDを入力したら画面全体が緑色になってしまって、映像を見ることができませんでした。
どうやらデバッグモードにする必要があるようです。
デバッグモードにする方法は、ユーザー登録すると送られてくる手紙を参考にしてください。
リモコンが付いてくるのが豪華な感じです。画質調整の項目が多い(輝度・コントラスト・色相・彩度・シャープネス)のも良いですね。
問題点:VHSデッキに付いているTBCを切ったところ、画面が横揺れすることがありました。VHSは元々ジッターが多いため、再生側にはTBC付きの機種を使った方が安定するようです。(本末転倒って気もしますが...)
あと、一部の環境では相性が悪いようです。
販売系列の違いにより、デザインの違うRX-6600Rという製品もあります。中身は同じだけど。
-- デバッグモードの入り方 --
1)付属のリモコンで電源をONにする
2)2秒以内に本体の電源スイッチを押す
デバッグモードはACアダプタを抜かない限り解除されません。
<画質>
入力=出力と言っても良い位ほとんど変化しません。優秀です。(標準設定だと色相が赤に傾いていたので、色相−1、彩度+1にして使っています。初期値が間違って設定されてますね。)
非常に厳密に比較すれば、色の再現性で3DWProの方が上ですが、まず違いは分からないでしょう。俺も分からん。
従来のTBCタイプの画像安定装置で問題となった白黒現象は見られませんでした。
右方向への画面のずれは1ミリ以下で、全く問題ありません。
<評価>
調整項目が豊富なので、画質を追い込みたい人向けでしょう。調整にリモコンが使えるのも便利です。(段階が荒いので微妙な補正は無理だけど)
3次元Y/C分離ではないのでコンポジット入力が完璧ではない、ワイド識別信号まで消してしまう、といった欠点はありますが、総合的に見ればなかなか良いと思います。
・使用者のコメント
・市販価格:16,000円〜
アマゾン
オークション検索
パワースタビライザー 3DWPro 発売元:エスケイネット(株)
付属品:ACアダプタ |
3次元Y/C分離、3次元ノイズリダクション、TBC機能搭載の画像安定装置
コマンド入力は、「リセットボタン」を押しながら「SATURATION 調整ボタン−」を押してください。ソースLEDが左右に数回点滅すれば成功です。
3次元Y/C分離と3次元ノイズリダクションですが、ちょっと高級なVHSビデオと同じ位ちゃんと働きます。(この機能は排他利用になっていて、同時に使えるのはどちらか一方だけになります。)
TBC機能はこの手の製品としては高性能で、ビデオデッキに付いている物と同等の性能がありました。
初期バージョンでは、入力信号が乱れると設定(AGC、色の濃さ、ノイズリダクションの強さ)がリセットされてしまったり、白飛びや輝度のふらつきがあったりと問題が多かったのですが、ファームウエアの無償アップデートをしてからは安定して使えるようになりました。
映像信号が弱すぎるなど特殊な場合では、まだAGCが不安定になりますが、一般的には問題ないでしょう。
(無償アップデートにより白飛びは直ったのですが、代わりにデバッグモードがリセットされるようになってしまいました。アップデートするのは良いのですが、もうちょっとチェックを厳しくして欲しかったです。)
なお、現在販売されている製品は対策済みになっていて、アップデートの必要はありません。
※現在は”デバッグモードのリセットなし”に改良されています。 2004年9月追記
<画質>
入力=出力と言っても良い位ほとんど変化しません。優秀です。
従来のTBCタイプの画像安定装置で問題となった白黒現象は見られませんでした。
右方向への画面のずれは1ミリ以下で、全く問題ありません。
<評価>
他の画像安定装置と比べると、3次元Y/C分離や3次元ノイズリダクションが付いている分だけお得ですね。
セレクター機能などはありませんが、画質重視なら一押しです。
なお、初期バージョンで問題となった動作上の不具合は数回に及ぶファームアップによって解消されています。
-- 参考リンク --
動画作りのぼやっき〜
【AC】驚異のスタビ 3DWPro Part4【交換しる】 - 掲示板
・使用者のコメント
・市販価格:11,000円〜
アマゾン
オークション検索
VXC−2000 発売元:(有)プランテック
外形寸法:90×130×25mm 付属品:乾電池、ピン端子ケーブル |
改造方法は以下の通りです。
メーカーはRX−2000と同じ(有)プランテック製。
入出力はコンポジット端子のみで、9Vのアルカリ電池で約1年間動作します。
--- 追記 ---
新型の生産を開始したようです。
販売店の説明によると、旧VXC−2000との違いは
◇本体ボディが硬質ビニールからプラスチックへ変更され質感がアップしました
◇旧モデルでは一部改良が必要だった箇所が無くなり、買ってすぐに使用できます
だそうです。
<画質>
・画面が少し明るくなります。
<評価>
S端子が無いのは残念ですが、この価格でこれだけの画質を得られれば十分でしょう。
※ビデオデッキによっては相性問題が発生する場合があります。
・使用者のコメント
・市販価格:4,000円〜
楽天市場
オークション検索