県内ニュース山本学園の工平さんが個人部門V ミスダンスドリルチーム大会
2008年08月26日 09:02
ティアラとトロフィーを手に優勝の喜びを語る工平美紀さん
ダンスドリルはチームで踊るダンスの総称で、観客を魅了するパフォーマンスとその完成度が要求される。ミスダンスドリル部門は、チームの代表者による大会唯一の個人部門。ビデオ審査による予選を勝ち抜いた8人が出場した。ダンスの技術はもちろん、スピーチを通して代表者としての人格まで審査対象とされる。 夜遅くまで1人で残って取り組んだ個人演技の練習は「うまく踊れないいら立ちが自分1人に跳ね返ってきて、つらく感じたこともあった」と振り返る。しかし、一緒に残ってアドバイスしてくれる仲間もおり、大会を迎えることができた。 仲間からの声援を受けて臨んだ演技は「失敗もあったが、頑張りは100点満点」と工平さん。ダンス演技で上位に入った3人に課せられたスピーチでは「1人で踊ることで仲間の大切さを強く感じることができた。本当に今までありがとう」と感謝の気持ちを口にした。 大会後、部活動は引退したが「みんなで踊ることが好き」と話し、高校卒業後もダンスは続けていくという。 7月29日に東京で開かれた同大会には本県から山本学園高と日大山形高の2校が出場。ストーリー性のあるノヴェルティ部門で日大山形高が3年連続で2位に、小道具を使うプロップ部門で山本学園高が3位になり、それぞれ初入賞を果たす活躍を見せた。
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