参院の新会派「改革クラブ」を旗揚げした松下新平議員が7日、都城市の集会に出席、「近く衆院解散が予想され、議員の動きがあると思う。民主の議員を中心に活動の輪を広げていきたい」と語った。
約200人を前に、同会派幹事長の荒井広幸議員が郵政民営化や年金問題について講演した。講演に先立ち、松下議員が「このたびは急な話でご迷惑をかけた。自民は党利党略、民主は『何でも反対』の中で、このままではいけない、と思い新会派設立を決めた」と説明した。
当初は交付金が出る政党での出発となる見込みだったが、姫井由美子議員が参加を撤回して、会派でのスタートに。この点について集会後、記者団に対して「私たちは志を同じくしてスタートした。今後、この活動を広げていきたい」と述べた。
毎日新聞 2008年9月9日 地方版