 |
2008年9月9日(火) 19:15 |
|
 |
香川県の公衆浴場 入浴料を値上げ
ボイラーの燃料を重油に頼っている公衆浴場では、原油高の影響が出ています。香川県内の公衆浴場では、来月から入浴料金が2年ぶりに引き上げられることになりました。
正午過ぎ、開店直後の公衆浴場になじみの客が次々と訪れます。1日およそ200人が利用する高松市の公衆浴場です。入浴料は大人330円で、昼間は近所のお年寄りの憩いの場として人気を集めています。 しかし、この憩いの場にも値上げの波が押し寄せています。この公衆浴場では、1日150リットルのA重油を湯を沸かすボイラーの燃料として使います。その価格が上がっても使う量は減らせず、店側の負担が増え続けています。 公衆浴場の組合では、今の入浴料では経営が立ち行かないとして、香川県に対し決められた料金の引き上げを申請し、2年ぶりに30円値上げされることが決まりました。 原油高による入浴料の値上げは、来月1日から香川県内36すべての公衆浴場で行われます。
|
|