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フリースクール経営者ら逮捕、入所少女への傷害容疑

9月9日19時26分配信 読売新聞


 施設に入所中の中学3年の少女(14)に暴行を加え、けがを負わせたとして、京都府警は9日、同府京丹波町のフリースクール「丹波ナチュラルスクール」経営・朴聖烈(60)、施設責任者・森下美津枝(55)の両容疑者を傷害容疑で逮捕し、施設内などを捜索した。

 以前、児童相談所が調査した際、入所者に虐待の口止めをしていたとの証言もあり、府警は、日常的に暴行があった可能性もあるとみている。

 発表では、朴容疑者らは8月3日昼、不登校のため入所中の兵庫県内の少女を施設内で殴るけるなどし、顔に約3週間のけがを負わせた疑い。

 草刈りなどの作業中、少女が他の入所者とトラブルを起こしたとして、朴容疑者が暴行、森下容疑者も黙認したという。調べに対し、朴容疑者は「しつけとして平手で殴った」と供述、森下容疑者は容疑を否認しているという。

 府警によると、この少女ら3人が同13日未明に施設を逃げだし、町内のコンビニエンスストアに駆け込んで発覚。児童相談所は立ち入り調査し、虐待の疑いがあるとして13〜17歳の別の少女3人も保護した。

 同施設には、不登校になったり、親に虐待を受けたりした10〜30歳代の男女が入所し、捜索時には12人がいた。昨年11月にも少年1人が脱走。児童相談所はこの際の調査で、朴容疑者も同席のうえで入所者に面談したが、入所者らは虐待を否定していた。

 今回、被害に遭った少女は、1日2回の食事の1回は賞味期限切れのコンビニ弁当などだったと証言している。

最終更新:9月9日19時56分

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