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【岐阜】

ドクターカーを解説 県立多治見病院で市民公開講座

2008年9月9日

ドクターカーの運用について説明する間渕医師=多治見市文化会館で

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 県立多治見病院(多治見市前畑町)は、市文化会館で市民公開講座を開き、脳血管疾患の症状や診療、リハビリの現状などについて150人の聴講者を前に解説した。

 4人の医師や看護師らが登壇。喫煙と脳梗塞(こうそく)の関係や、回復期のリハビリが病院だけでなくかかりつけ医や介護サービスなども利用した形式に変わってきていることなどを説明した。

 間渕則文・救命救急センター長は、1日から本格運用を開始したドクターカーについて説明。「患者が救急車を呼ぶ際、一定の条件を満たせばドクターカーも自動的に出動する」などと話した。

 また夜間は7人の医師が、交代でドクターカーに乗り帰宅、待機することも話し「ぎりぎりの人員でやっている。待機の日を含めて私たちは、週に2日間しか夜を自由に過ごせない」と厳しいやりくりを明らかにした。その上で、「自宅待機の医師がドクターカーで買い物に行くこともある。ドクターカーは公用車だが、大目に見てください」と理解を求めた。 

 (志村彰太)

 

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