2008年09月09日
誰も敵うわけがない
(source:original)
Ｍ＆Ａに動いたスクエニに危機感、ゲーム業界
で浮上する再編加速の思惑[ロイター]
1位：任天堂 7兆4350億円
2位：アクティビジョン・ブリザード 2兆4000億円
3位：エレクトロニック・アーツ 1兆6000億円
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コナミ：4330億円
スクウェア・エニックス：4130億円
ＢＮＧＩ：3200億円
セガサミー：2700億円
カプコン：2300億円
コーエー：1040億円
テクモ：210億円
金がすべてとは言わない。だが、世の中は金で大体の
事柄を数値化してしまう。
昨年、アクティビジョン・ブリザードが誕生し、世界最大
と思ったのだが…そんなもの、目ではなかった。
この差がありながら、なぜユーザーは同等のものなど
求めるのか。端っから格差どころではない差があると
言うのに。
それはソフト１本あたりの単価はさほど変わらない
からだ。しかし、それは開発費、ノウハウが公平と
いうわけではない。圧倒的な格差がここにはある。
同じ本数売れるものならば、単価は数倍になる。
ここで利益を出す為には数倍売れる事が必須だ。
だが、より高い予算で作ったものは、相対的に品質
が上がり、結果的により多くの人に遊んでもらえる。
商売として何も悪い事はない。
逆に少ない予算で作ったものは中途半端、バグだらけ
の品質となり、結果的に客を失っていき、ジリ貧になる
場合が多い。
金持ちはさらに金持ちになり、貧乏人はさらに貧乏に
なるかのような構図だ。経済学など、これっぽっちも
学んだ事はないので自分には説明できないが、きっと
学のある人なら、とても理論的にこの流れとその結末
を説明してくれそうな気がする。
なぜならこれは、どの産業でも同様の事があると思う
からだ。
と思ったのだが…そんなもの、目ではなかった。
この差がありながら、なぜユーザーは同等のものなど
求めるのか。端っから格差どころではない差があると
言うのに。
それはソフト１本あたりの単価はさほど変わらない
からだ。しかし、それは開発費、ノウハウが公平と
いうわけではない。圧倒的な格差がここにはある。
同じ本数売れるものならば、単価は数倍になる。
ここで利益を出す為には数倍売れる事が必須だ。
だが、より高い予算で作ったものは、相対的に品質
が上がり、結果的により多くの人に遊んでもらえる。
商売として何も悪い事はない。
逆に少ない予算で作ったものは中途半端、バグだらけ
の品質となり、結果的に客を失っていき、ジリ貧になる
場合が多い。
金持ちはさらに金持ちになり、貧乏人はさらに貧乏に
なるかのような構図だ。経済学など、これっぽっちも
学んだ事はないので自分には説明できないが、きっと
学のある人なら、とても理論的にこの流れとその結末
を説明してくれそうな気がする。
なぜならこれは、どの産業でも同様の事があると思う
からだ。
この記事へのコメント
1. Posted by qanat
2008年09月09日 02:02
方程式によらない場合：
現在の繁栄度＝10**(人がやらないことに挑んで成功した回数）
方程式を用いる場合：
繁栄度＝１０*(方程式の適切さ）/ 10**abs(実行時期ー適切なタイミング）
とか・・。
現在の繁栄度＝10**(人がやらないことに挑んで成功した回数）
方程式を用いる場合：
繁栄度＝１０*(方程式の適切さ）/ 10**abs(実行時期ー適切なタイミング）
とか・・。
2. Posted by MIG-29
2008年09月09日 03:20
欧米人的には
「何故『同じ国のメーカー』なのに、任天堂とそれ以外のメーカーに『越えられない壁』が出来てしまったのか?!」
と疑問に思われるでしょうが…
他の記事でも挙げられた「開発環境の違い」「文化の違い」だけではとても説明しようがない様な。
「何故『同じ国のメーカー』なのに、任天堂とそれ以外のメーカーに『越えられない壁』が出来てしまったのか?!」
と疑問に思われるでしょうが…
他の記事でも挙げられた「開発環境の違い」「文化の違い」だけではとても説明しようがない様な。
3. Posted by haipe
2008年09月09日 03:47
僕も詳しくはわかりませんが
任天堂は大企業としてはかなり特殊らしいですね(一貫して京都主体、政財界活動無し、社員数・工場規模の小ささ等...）
そこに何か秘密があるのでしょうか
任天堂は大企業としてはかなり特殊らしいですね(一貫して京都主体、政財界活動無し、社員数・工場規模の小ささ等...）
そこに何か秘密があるのでしょうか
4. Posted by KK
2008年09月09日 06:39
そりゃドンキーコングの頃からずっとヒットを出し続けてる人が監修してるわけですしね…。
5. Posted by MOON
2008年09月09日 10:22
天才がいても、64やキューブのような冬の時代もあったわけで・・・
6. Posted by えびふらい
2008年09月09日 10:56
宮本個人の力というより、64、GCの頃の孤立無援の氷河期時代であっても周りに振り回されずにゲームを作り続けた結果、他社には無い経験値を積みまくった結果だと思う（しかもあの時期ですら赤字出して無いし）。
GBAとかDSは任天堂以外多数のサードが参入してるけど遊び比べると安定感が全然違う（RPGは微妙だけど）。余計な事が出来ないとサードの大半がここまで劣化するか!?って思わされたもの…SFC時代はここまで差が開いてなかっただけに尚更情けない…特に針鼠のいない方のS社
GBAとかDSは任天堂以外多数のサードが参入してるけど遊び比べると安定感が全然違う（RPGは微妙だけど）。余計な事が出来ないとサードの大半がここまで劣化するか!?って思わされたもの…SFC時代はここまで差が開いてなかっただけに尚更情けない…特に針鼠のいない方のS社
7. Posted by ネト研ファン
2008年09月09日 20:03
任天堂は他のゲーム会社と違い、赤字続きでも向こう10年は会社を回せるだけの資本があると聞いたことがあります。新作ハードやソフトに社運を賭けなければいけない他社とは格が違うそうです。こうして数字を叩きつけられるとそれも納得できます。この一人勝ち状態が私たちに提供されるゲームの質にどう影響してくるかが気になるところです