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「なな」は、本名ではありません。 本名は全然ちがう名前です。
院生時代に、研究所で直接指導をしてくれたしゅう先生(仮名)が贈ってくれた、
ハムスターの女の子の名前です。
無類の動物好きの私、独り暮らしが長いのに
飼ったペットはななだけです。
本当はとってもとってもペットがほしかったのですが、
ペットと2人暮らしをしていて、その子に死なれた時の悲嘆を思うと、
恐ろしくて到底飼えなかったのです。
ところが、そんな気持ちはつゆ知らないしゅう先生が
きっと私が喜ぶだろうと、ペットショップで目が合ったハムスターを
思いつきで買って来てしまったのでした。
しかし一度会ってしまうと、その瞬間ななに心を奪われました。
「行ってきます」と「ただいま」のあいさつは当たり前。
休日、ショッピングに出かけて、自分のものは何も買わずに帰って来ても
ひまわりのタネやハムスターのおやつだけは、買って帰りました。
「ハムスターの飼い方」という本を読んだら、
「ハムスターはひとりが好きです。構うと却ってストレスになります」とあったため、
徹底して「見るだけ」でした。
ハムスター用のケージに、わらで編んだ鳥の巣を入れてあり、
そこが彼女のお気に入りの場でした。
ハムスターは大抵寝ていますので、
鳥の巣からのぞかせる、2cm足らずの寝顔を
いくらでも眺めてはうっとりとしていました。
本当はあのふわふわの毛に触れたいのですが、
ななが嫌がるのではかわいそう。
かわいさのあまり触れることもできず、
なんだか報われない恋をしているようで、たまらない気持ちでした(笑)。
そのうち、日中は離れていることが淋しくなって、
研究室の机の下にも、ハムスターのケージを買って置きました。
小さなバックに鳥の巣ごとななを入れ、自転車の前のかごに入れて、
研究所と自宅を往復する毎日でした。
かくして、ハムスターと一緒に通学する、立派な「ヘンな院生」になっていました・・・
ななが死んで、5年たちます。
でも、あれ以上かわいがることはできなかったと思うので、悔いはありません。
コメント
コメント一覧
私は現在ハムスターを飼っています。別れを考えると確かに辛いですが,お店で一目ぼれをして,我が家にやってきました。
仕事やいろいろなことにくたびれたとき,存在だけで,癒してくれますね。多分私のことはえさやりの人しか認識していないと思いますが。
私もなぜか動物大好きです。というか、動物に結構好かれて困っています。w
例えば、のら猫と目があうと、すぐよって来られてしまいます。後をついてこられると、なにかあげたくてたまらなくなりますが、彼らのためにはよくないことと、なるたけ無視して彼らがついてこなくなるのを待って、やっとかえれたりしています。w
我が家には数年前、ペットのモルモットがいました。
(ちなみに私は実験ではモルモットを使ったことがありません。)
家族が皆寝静まった深夜、疲れて帰宅すると、モルモット君だけがおきていて、キュウキュウと声を出して、よろこんでくれました。
(おなかがすいていただけかも知れませんが。)
しばらくモルモット君に話しかけていました。
いい年をしたおじさんが真夜中モルモットに話しかけているなんて、十分変ですよね(笑)。
懐かしく思い出しました。
ハムスター飼ってる、ですって??
なんてうらやましい!!
しかも助産師さんで、名前がななちゃん??
今からそちらに遊びに行ってもいいですか?(笑)
>多分私のことはえさやりの人しか認識していないと思いますが。
この、つれなさが、また良いのです(笑)
目の前にいる子をその時だけ甘やかしても、何にもならない、という考え、
全く同感です。
責任持って飼えるならともかく、
ずっとその子が生活していけるようにしてあげないと、ですよね。
動物好きって、本当に動物は見事に嗅ぎ分けると思います。
ところで、DROWSEの方、ロムしてます。
あかがま先生のとこも。
お仕事で煮詰まったら、デトックスに来て下さいね(~~/)
>なな。いいネーミングですね。
こう言われるの、嬉しいものですね〜 ←5年たっても尚親バカ(笑)
産婦さんたちが産褥1ヶ月健診にいらっしゃった時、
必ず母子手帳を見て、赤ちゃんのフルネームを口にして、
ひと言添えるようにしていました。
春らしくていい名前、とか、個性的で、多分日本で一人だけですね、とか
なるべく前向きな感想を。
きっと今回の私の何倍も嬉しいのではないでしょうか。
自信持って、これを続けられます。
ありがとうございます。
ところで、7月にもらったから「なな」なんです。
8月にもらったら「ハチ」になっていたかも?!
↑
私はこんな人物です(笑)
> 家族が皆寝静まった深夜、疲れて帰宅すると、モルモット君だけがおきていて、キュウキュウと声を出して、よろこんでくれました。
ん〜〜、これ、たまりませんね〜〜(笑)
夜中にご帰宅される先生に話しかけられて、
モルモット君は、何を思っていたでしょうね(笑)。
思い浮かべるだけで、癒される光景です。
先生の可愛がりかたがとっても可愛いです。ななちゃんも幸せだったでしょうね。
ななって七月にもらったからってすごーい!
うちの子は1月5日に陣痛が始まったので、その日のうちに生まれたら「苺」と名付けようと思ったのです。でも生まれなくって6日に生まれたので「一六タルト」かぁ・・とつぶやいたら夫に「そんなわけあるかい!」と怒られました(^_^;)
ちょっと発想が似ているなと嬉しくなっちゃいました。(変な話ですいませーん)
> 先生の可愛がりかた
ああいうの、溺愛って言うのだと思います(笑)
「ななと私は血がつながってないんだから、
どんな親バカでもいいのっ!」と開き直ってました。
> 一六タルト
先生の発想の方が、断然すごいです(笑)
こんな、なな先生に赤ちゃんができたら…すごくやさしい、ママになりそう。(仮定ノハナシデゴメンナサイ……。)
ハムスターのななちゃん、先生にいっぱい愛されて
幸せだったと思います。
私もハムスターになってみたい(笑)
冗談はさておき、私の知っている限りでは、
大学院=動物実験、というイメージがあるのですが、
先生はどんな研究をされましたか?
私は、昼間は診療、夜は研究という生活に
耐えられる自信が無かったので、
入局後はずっと大学を離れて、関連病院を回り、
そのまま就職してしまいました。
う~ん、大ざっぱな私、
8月にお産したら、本当に名前を「ハチ」にしちゃうかも知れません。
「ハチのつぶやき」。
・・・・・・。
何だか先生のところと姉妹サイトになれそう(笑)。
K.Oマウスを使った実験も多少はやりましたが、
大体は細胞や大腸菌がマテリアルでした。
エストロゲンに係わる研究でしたが、がっちり分子生物学でした。
だから余計、臨床との隔たりを感じるのかも知れません。
>入局後はずっと大学を離れて、関連病院を回り、
そのまま就職してしまいました。
素晴らしいです。
私の理想とする生き方です。
> 私もハムスターになってみたい(笑)
ななをくれたしゅう先生(男性)に、ななの飼い方について
「いつも寝ているし、
基本的にほっておくし、
でも、欲しがるものは何でもあげるし」
と話したら、
「僕の人生より幸せだ!」と言っていました(笑)。
女性はほっておかれると拗ねますので、
また違う意見なのが面白いところです。
八月に生まれたから「ハチ」ではあまりにかわいそう(笑)。
男のこなら、栄人(えいと)もしくは英人
女のこなら、葉月(はづき)。
これでいかがですか?
そして、「姉妹サイト!」光栄です!
立ち会い分娩なんかしたら、感激して泣いちゃいます、きっと。
妊婦健診の胎児エコーで、女の子だとわかったら
「嫁にはやらん」て言うとか、
男の子だとわかったら、仕事帰りにグローブとバットを買って帰って来ちゃうとか。
ん〜(笑)
完璧に読まれてますね…。
えーと、「(ふざけた奴に)嫁にはやらん」でお願いします。
そゆうことにしておきましょう(笑)。
聞きたいとおもっていました。
そうなんですね~…
私も、なな先生と同じで、先立たれるのがつらいので
ペットは飼いません。
そう硬く心に決めているのに、
息子がお祭りの金魚すくいで金魚を持って帰ったときは
ホントにたいへんでした。
それこそ私も「金魚の飼いかた」という本を買いに
本屋に走りました。
具合の悪いときは心臓マッサージまでしました。
それなのに…
私が手術で入院した2日目に逝ってしまいました。
家族に頼んでたのに…(涙)
もう、もう、ほんとに飼わないんだからっ!
金魚に、心マ、ですか。
わ~っ、負けたっ!(爆)
> もう、もう、ほんとに飼わないんだからっ!
泣けます、この気持ち。よ~~~くわかります。
フフフッ、でもね、私が勝てるかも知れない事実が。
ななが死んだ時、人目もはばからずおいおい泣きながら電車に乗って、
ななを剥製師さんのところに連れて行ったのですよ・・・
以前どこかのリンクからたどり着いて
勝手ながら時々拝見させて頂いておりました。
『でも、あれ以上かわいがることはできなかったと思うので、悔いはありません。』
僕もペットを飼っていますが、
このコメントに凄く感動しました。
大多数のペットは人間より早く逝ってしまいます。
死んでしまった後に、なな先生のように
思えるように僕も頑張って可愛がりたいと思いました。
ななは剥製になったのですか?小さいけどできるのですか?
先生にとって「むくわれない恋」でしたが、
愛の深さには誰もかないません。
参りました~~~
実は私は、子どもの頃飼ってた犬を病気で亡くし、
それから生き物を飼うのがつらくなりました。
なので、手のひらサイズの犬のぬいぐるみ(剥製とまでいきませんが)をそばに置いています。
名前がジェイクです。
大好きな葉祥明さんの絵本に出てくる犬です。
ひとつ訂正
私はドクターではありませんので~
故に 金魚に心マ の発想なんでしょうねぇ… ^^;
このつぶやきに共感して下さる方がいて、とても嬉しい気持ちです。
ペットって、もう、かわいいですよね。
タケヤソさんは、何を飼っていらっしゃるのでしょう?
おっしゃる通り、たまらなくかわいいペットは、先に逝ってしまいます。
ペットと、たくさん楽しい時間を過ごせますように。
2年間一緒に過ごしたのに、
剥製になって初めて、ななの毛の模様をまじまじと見ました。
それまでは、手に乗せることもできませんでしたから。
剥製屋さんて、面白いところでしたよ。
見たこともないような鳥や、猫や、ウサギなんかがいっぱいいました。
仕事の依頼に行ったのに、泣き通しの非礼をおわびしたら
「いいんですよ、ここにこうやって来る方は、たいてい泣き通しですから」
と言われてしまいました(笑)
手のひらサイズのジェイクちゃんと、幸せにお過ごしなのでしょうね。
その気持ち、よ〜〜〜〜くわかります。
ぼくはたくさんラットに囲まれて暮らしているので、
ハムちゃんは要りませ~ん。
だんだんラットに愛情が出てきて、
よくラットの心マをやります。
最後にはサクリファイしなくちゃいけないんですけどね・・・。
先生ひょっとして、ラットに名前つけてかわいがってたりしてるんじゃ・・・(笑)
>最後にはサクリファイしなくちゃいけないんですけどね・・・。
これ、つらいですよね。
だからせいぜい大腸菌か細胞がマテリアルなのがよいかと思ったのです。
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