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たまには、こんな話でも(笑)。
産婦人科ですから、「赤ちゃんがほしい」と受診される方は、いっぱいいらっしゃいます。
そういう患者さん向けに、一式の標準的な検査が確立されています。
エコー、ホルモン検査、クラミジア検査、等等。
赤ちゃんができにくいカップルの場合、男性側に原因があることも半分くらいの割合でありますので、
男性の検査である「精液検査」も一式の中に含まれています。
精液検査は、精液の濃度などを診るものですので、一定の禁欲期間が必要です。
また、男性に来院してもらう必要はないため、大抵は患者さん本人(つまり奥様)が検体を持参して受診されます。
その検査のための患者さんがいらっしゃいました。
型通りの問診をした時。
「4日間以上の禁欲期間を持ちましたか」
「はい、私とは」
……え?
不妊カップルの事情は様々です。
初診なのに、最初から「人工授精希望」と問診票に書いている患者さんがいらっしゃいました。
人工授精とは、体外受精とはちがって、子宮の中にスポイトのようなもので精子を注入する方法です。
とにかく患者さんをお呼びして、事情を聞くことにしました。
すると、ご主人はED(勃起障害)とのことです。
それはさぞかしお悩みだろう、と、慎重に話を聞いていたら、
なんと
「でもそれは、私に対してだけなんです。相手がちがうと、性交を持てるんです」。
「……」
「生理がこない」と受診される方も、いっぱいいます。
10代の患者さんが、無月経を主訴に受診されました。
問診票を見ると、モデルさん並の身長・体重です。
これじゃ生理止まっちゃうよね、と思いながら診察室にお呼びすると、
入って来たのは、超美人!
街を歩いたら、きっと何人も振り返るにちがいない、というような。
しかし、体重が少ないこと以外に生理が止まる理由が潜んでいることもよくありますので、
時間をかけてお話を聞きました。
聞くと、お姉さんと2人暮らしで、
お姉さんと同じ男の人を好きになってしまったのだそうです。
お姉さんも同じくらい痩せていて、生理がなく、
その男の人に
「2人とも、生理がないだろう。病院に行きなさい」と言われて受診したのだそうです。
もちろんお姉さんも超美人でした。
……もおだめ。ついて行けない……
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コメント
コメント一覧
おばちゃんとして、お説教したくなってきました。
そんなに皆さん、軽くなってしまったのですか・・・
ふぅ・・・
えーっと・・・・ってリアクションに困ることは、日々の生活含め、良くありますよね(^^)
まー関係ない話ですが、以前から可愛がっていた学生が今年卒業し、国家試験を受けます。
その娘の名前もナナで、なな先生というとその後輩を思い出します。
最初のエピソードは旦那様の身勝手な浮気の理由
としてなんとか解釈できないことも、ないですが…。
後の美人姉妹のエピソード、聞いただけで口から
魂抜けそうです。。。orz
関係ないですが先日、がん検診にやっと行って来ました。
なな先生と同じ女性医師だったので大繁盛でしたw
でも、制服を着た女子高生がたくさんロビーにいたんですが
下世話ですが、とても気になりました。。。
患者さんと、あまりに感覚が乖離してしまったら
診療できなくなるのでは?とちょっと心配になったりします。
産婦人科ですので、ここには書けないようなギョッと話は
当然まだまだあるのです……
本名ナナ先生が、来年には一人誕生ですね(笑)
がん検診、お疲れさまでした。
ちょっと勇気が要ったでしょ?
でも、他の臓器のがん検診に比べて子宮がん検診は精度がいいので、
やる価値はあると思います。
ちゃんと病院に来ている女子高生は、まだいいのかも知れません。
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