パリ(AP) フランスのパリ公立病院ネットワークは8日、国外で受精卵の提供を受けた59歳女性が、三つ子を出産したと発表した。フランスの法律では、42歳以上の女性には危険が伴う可能性が高いとして、不妊治療での受精卵提供を行わないよう指導しており、この女性の妊娠・出産で議論が起こっている。
発表によると、誕生したのは男の子2人、女の子1人。体重は2090─2400グラムで、帝王切開だった。
女性はフランス国内の法律に抵触するため、受精卵をフランス国外で得ていたという。しかし、出産はフランス国内だった。
女性の氏名、受精卵を得た場所など、詳細は明らかになっていない。