2008年09月02日

2008年(平成20年)4月27日に行われました市長選挙                    後援会の皆様のご声援 ありがとうございました。

 古市市政は、4年間一貫して、市民・議会との対話と説明に心掛け、開かれた市政づくりを推進してまいりました。
 「ひと、輝くまち 倉敷。」の実現に向け、「“挑戦”と“改革”のセカンドステージへ」踏み出すための選挙戦。
 事実とはかけ離れた内容の誹謗・中傷ビラがまかれる中、最後まで正々堂々と戦い抜きました。この中傷ビラに対し、「政策論争で戦うべき」との思いから、あえて反論をしませんでした。
 しかし、私を信じてくださった70,915票の貴重な得票に対して、私には真実を説明する責任があると考え、今ここで、明らかにしたいと思います。
 
うわさ話①  超大型台風襲来時、災害対策本部長である市長が行方不明 避難命令出せず、「危機管理意識なし」


 平成16年8月30日深夜の台風襲来時、私は公務を終え会合に出席後、帰宅し自宅で待機しておりました。市役所には、実務に精通した助役を待機させ緊急に備えておりましたが、朝まで私には全く連絡がありませんでした。翌朝早く、市役所へ行き災害の状況を把握し、被災地へ駆けつけました。なお、自衛隊の災害派遣は、市長が知事に要請することとなっており、被災地の状況を判断し、私が知事に要請いたしました。


うわさ話②  市長の住居は一体どこ?誰も知らない「市長の所在地」


 これは悪意に満ちた中傷です。私の住居は昔も今も児島稗田町にあります。市長であった4年間、片時も市長職を忘れることなく、常に携帯電話やメールをオープンにし、スピーディーな対応を心掛けてきました。


うわさ話③  不要な土地を高く」買おうとした「その理由」  児島地区郷内公民館駐車場拡張問題」


 過去の事例や担当会議の結果、予算額を提案しており、この件に関し便宜を図りようもありません。
それよりも私の市長就任前、平成15年度に、移転には補助金返還の必要がある公民館の移転用地を地元住民に十分な説明もなく購入している事の方が問題であると考えます。


うわさ話④  最悪状態!「国・県との関係悪化」で「困るのは市民」


 国・県と十分な連携を取っていました。私は県議会議員の経験があることから、県当局の方々、県議会関係の方々とよく連携を取っておりましたので、極めて良好な関係であったと思っております。ただ、⑧で述べますが、県事業であるチボリ公園問題のことで県と市の関係が「悪化」と言われると心外であります。


うわさ話⑤  役割不明な「政策審議監」、組織全体に悪影響


 政策審議監制度は、多くの自治体で取り入れられており、市民サービスの向上、行政の意思決定のスピード化、新たな政策の推進が求められるため、マニュフェストにも掲げました「自立した街づくり」を展開していくために重要な役割を果たしていたと思っております。


うわさ話⑥  職員の「昇格乱発」誰にでもわかる「市長のもくろみ」


 これは地方分権時代において支所機能の充実強化を図る必要があることから、権限強化をしていく為に、支所長を局長級に昇格し、地域の要望から予算要求まで、政策を支所の段階で行えるよう、市民に最も近いところにある支所機能を充実させたもので、またその他役職を増やしたことについても市民要望に対し、よりスピーディーな対応をとる為です。昇格が増えたということですが、乱発には当たらず、適切な昇格を行ったと思っております。


うわさ話⑦  建設用地をめぐって「地元住民大反対」 事前説明もなかった児島市民交流センター予定地


 これは児島にある公共施設(働く婦人の家、勤労青少年ホーム、児島公民館、児島図書館、児島文化センター)の老朽化が進み、また現在の耐震基準に不適合という状況で、これを解決する為にはこれ等の施設を個々に改修するより、まとめて建設する方が安価であり、更に複合施設は「国のまちづくり交付金」の対象となることから、一つにまとめた「市民交流センター」にしました。これを推進するにあたり、「児島まちづくり委員会」を立ち上げ、協議を重ねておりました。特に児島文化センター(1200人収容)については、雨漏りや耐震問題からも、速やかに建て替える必要がありますが、解体から完成までに2年を要し、長期間使用できないと困ることから、別の場所でとの要望もあり、建設予定地も多数の皆様の意見を頂きながら市民病院南側、駅に近い場所に決定しました。
児島文化センター跡地へは、市民病院の移転などを含め医療福祉の街へと移行するなど協議してまいりました。


うわさ話⑧  古市市長ではまず無理!「チボリ公園問題の解決」


 今年末でチボリ公園は廃園となりますが、チボリ公園計画が倉敷市へ誘致される段階において、県は倉敷市に対し「新たなる市税負担はかけない」という約束がありました。市民・県民公園化をすることで、条例により補助金の投入ができますが、私自身もチボリ・ジャパン社の状況から、新たな税金の投入はすべきでないということを実感しておりました。倉敷駅北の街づくり構想の中でチボリ公園は必要不可欠な施設・公園であると位置づけ、何らかの形で存続すべきであり、県が主体的に方向性を決めるべきであると考えておりました。


うわさ話⑨  「僅差に」何の説明もなく委託管理業者を変更「児島住民怒る」


 瀬戸大橋架橋記念館の管理運営については、平成15年度に制度化された指定管理者制度の中で管理していくと決まりました。制度導入時は指定ということで児島商工会議所に3年間委託をしておりましたが、期限満了後は全国公募(委託期間5年)を行い、選定委員会で委託業者を公平・公正に審査の上、決定いたしました。その結果、商工会議所は次点となり、私に「何とかして欲しい」との要望がありましたが、選定委員会(入札)で決定したものを覆すことなど何の為の入札制度なのか、次の入札時は全国公募ではなく、地元公募で指定管理者を決めていくことも必要ではないかという考えを申し上げました。


うわさ話⑩  「鷲羽山にエレベーター不要!」反対運動盛り上がる


 鷲羽山展望台へ歩いて行くのは、坂と階段で大変です。現在、管理用道路を障害者の為に開放しておりますが、状況によっては閉鎖をしなければならない時もあります。その為、エレベーターを設置することにより、子供たち・お年寄り・障害者の方々がいつでも行けるようにとの提案がありました。しかし、国立公園であるため、環境省と連携を取り指導を頂き、地元の意見を聞きながら進めてきました。
 そして平成19年2月定例議会の予算特別委員会で十分議論をして頂き、最終的に全会一致で予算化が決定いたしました。鷲羽山にエレベーターが必要か否か、意見はあると思いますが、これは議会や市民の方々と協議を重ね設置を決定したものであります。


うわさ話⑪  望まれていない「新大学構想」にこだわる「裏事情」


 倉敷市立短期大学の4年制大学移行について、中田武志元市長当時に倉敷市市立大学審議会が設置され、私が市長に就任した頃、審議会から答申が出されました。その答申は「速やかに4年制大学に移行するように」との内容でした。短大から4年制へ移行するには、今の時代、学生が勉強したいと思えるようなユニークな大学にしなければならないとの考えから、白紙の状態で大学のあり方、4年制大学への移行について審議会に諮り、審議をしていただきましたが、紆余曲折を経て現在の状況になっております。
 一部で言われているような私的な事情は全くなく、倉敷市として教育・人づくりは極めて重要なことであります。短大から大学へ移行していくことには、私自身賛成でしたから、重要なこととして進めてまいりました。


以上が誹謗・中傷を受けた11項目の真意です。
後援会をはじめ、ご支援くださった皆様、「ひと、輝くまち 倉敷。」が実現するよう、今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

2008年09月02日  古市けんぞう

2008年02月20日

2月19日(火)の市長定例記者会見について (チボリ公園事業)

後援会の皆様へ

私は、昨日2月19日の午前11時から市役所で定例の記者会見を行いました。
その中で、チボリ公園事業について、本日2月20日付けの山陽新聞で報道されたところでありますが、私の発言の内容について、皆様方に十分な御理解をいただきたく、下記のように報告をさせていただきます。

(1) 私の会見での発言内容

「倉敷チボリ公園についてでございますが,去る12日 (火) にチボリ・ジャパン社の取締役会が開催されました。その内容につきましては、既に、ご承知のことと存じますが、私はかねてから、あの地が引き続き倉敷駅前に相応しい、賑わいと自然が共存する空間として存続するために、TJ社が完全民営化され,公園事業並びに同社が基本的に存続していくことを望んでおりました。

しかし、2月4日にクラボウから「経営には参加せず,県以外には土地を貸す意思がない」等とする回答があったことにより、来年1月以降は、TJ社が現在の形で公園運営を継続することが事実上困難となったことは、大変残念に思います。

今後、3月末に開催される次回取締役会において、来年1月以降の同社の姿について結論が出されることとなり、それを受けて、県は、同社の経営方針と基本的に一致させた形で、今後の公園の在り方 (基本的な方向) を打ち出されると聞いております。

仮に県が土地を返すこととなった場合は,クラボウによる新たな開発が想定されますが,美観地区と並び,倉敷駅周辺の魅力を高めるエリアであることには変わりありません。議論が進んでクラボウによる新たな開発が決定すれば,私といたしましても,引き続き市民の皆様の声をお伺いするとともに,市議会での議論も踏まえながら,公園の公的部分が極力残された形で,新たな開発がなされるよう開発者に働きかけるなど,的確に対応してまいりたいと考えております。」


(2) 記者との質疑応答

記者の質問:先般のTJ社の取締役会で,一部の取締役から「新たな公的支援を探るべき」という意見が出たと聞いているが,倉敷市としてやるつもりはあるか?

私の回答:これまでも申し上げておりますとおり,チボリ・ジャパン社に対して新たな税金の投入はしないというスタンスに変わりありません。

記者の質問:今後クラボウが開発の中で公園の部分を残すという話になったときに,倉敷市に補助や支援を求めてくることも考えられるが,TJ社に対してではなく,クラボウなどに対する支援は考えているか?

私の回答:特に今のところ具体的にどうこうというのは考えておりませんが,新たなステージが展開されるということになった時点で,市議会や市民の皆さんとよく相談して,協力の在り方を考えていかなければならないと思っております。

記者の質問:新たな支援は,金銭的なものも含めるのか?
私の回答:それも含めるかどうかということも含めて,どういう協力の仕方があるかということは,真剣に考えていかなければならないと思っております。

2008年02月20日  倉敷市長 古市けんぞう

2008年02月14日

後援会より ~真備 古市けんぞう始動式のお知らせ~

「ひと、輝くまち 倉敷。」倉敷前進。古市けんぞう始動式~倉敷前進のために~

【日時】平成20年3月2日(日)AM9:30受付 AM10:30開会
【会場】マービーふれあいセンター
【住所】倉敷市真備町箭田40-1 TEL:0866-98-3138

お問い合わせ
〒710-0252 倉敷市真備町箭田4198-1
TEL:0866-31-5700 FAX:0866-31-5720
古市けんぞう後援会真備連絡所
 
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2008年02月14日  倉敷市長 古市けんぞう

2008年02月04日

~立春。倉敷市政にも新メニュー登場!~

先月は3回にわたり、雪模様の天候となりました。倉敷では稀なことでしたが、連日、冷え込みが続いています。とはいうものの、今日は立春。暦の上では春の始まりです。
倉敷のまちづくりも、「ひと、輝くまち 倉敷。」の実現に向けた事業が、着実に地表に芽を出し成長しています。
今月は、「観光都市くらしきの復活」と「サービス精神を持った市役所」という目標に向けた事業が、それぞれ具体的なメニューとしてスタートを切りました。
2月1日、「倉敷産業観光ギャラリー」が水島サロンの一角に、新設され、地元の小学生の皆さんに、早速披露されました。水島コンビナートと市内各地区の産業観光資源の連携を図り、倉敷の個性を活かした産業観光の推進に寄与できるものと期待しています。
同じ日に、コールセンター『倉敷なんでもコール』の試行も始まりました。これは、市民の皆様から寄せられる問い合わせ等を一箇所で応対することで、市民サービスを高めようというシステムです。3月からは本格実施に入りますが、『市役所を市民サービスセンターに』という取組が、また一歩前進するものと思っています。
立春とともに、新しくスタートした二つの取組。必ずや「ひと、輝くまち 倉敷。」の実現に、力強い後押しをしてくれるものと確信しています。

2008年02月04日  倉敷市長 古市けんぞう

2008年02月01日

後援会より ~玉島 古市けんぞう始動式のお知らせ~

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「ひと、輝くまち 倉敷。」倉敷前進。

古市けんぞう 始動式 ~倉敷前進のために~
日時 平成20年3月9日(日) AM10:00受付
AM11:00開会

会場 玉島文化センター
住所 倉敷市玉島阿賀崎1-6-27 TEL (086)525-2611

お問い合わせ
〒710-0252 倉敷市玉島爪崎1086-2
TEL (086)476-7677
FAX (086)476-7688
古市けんぞう後援会玉島連絡所

2008年02月01日  倉敷市長 古市けんぞう

後援会より ~児島事務所開きのお知らせ~

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「ひと、輝くまち 倉敷。」倉敷前進。

古市けんぞう 児島事務所開き
~生まれ育った まちのために~
日時 平成20年2月24(日) AM 9:30受付
AM10:30開会

会場 古市けんぞう後援会 児島事務所
住所 倉敷市児島駅前1-83 TEL (086)472-1133
*駐車場は、味野中学校をご利用ください。
なお、駐車台数に限りがありますので、なるべく乗り合わせてお越し下さい。

2008年02月01日  倉敷市長 古市けんぞう

2008年01月23日

後援会より ~倉敷水島合同古市けんぞう始動式のお知らせ~

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古市けんぞう 始動式 ~倉敷前進のために~
日時 平成20年2月17日(日) AM10:00受付
AM11:00開会

会場 倉敷市民会館
住所 倉敷市本町17番1号 TEL (086)425-1515

お問い合わせ
〒710-0842 倉敷市吉岡561-2
TEL (086)424-2500
FAX (086)424-5692
古市けんぞう後援会事務所

2008年01月23日  倉敷市長 古市けんぞう

2008年01月14日

~決意も新たに始動しています。~

正月三ケ日を終え、市役所は仕事始めの日を迎えました。
今年は、早々から冷え込みが続き、例年より寒さを感じる年始めでしたが、比較的穏やかな正月だったのではないでしょうか。
十干十二支でいうと戊子(つちのえ・ね)にあたり、「子(ね)」という字は『増える』とか『新しい命が芽生える』という意味と伺いました。ぜひとも、この一年が、生き生きとした元気いっぱいの年になることを心から願っています。
私にとりましては、「年男」ということに加え、任期4年の仕上げの年にあたります。元旦には、雲の合間から輝かしい初日の出を見ることができましたし、剣道の「稽古始め」では、子どもたちと一緒に気持ちよい汗を流すこともできました。
こうして、市民の皆様と新しい年を祝う中で、節目となる年にあたり、全身全霊を傾注して取り組んでいかなければという気持ちが、ますます湧き上がって来るのを実感いたしました。
私は、平成16年5月の市長就任以来、マニフェスト型行政のトップランナーを目指した取組を推進してきましたが、「ひと、輝くまち 倉敷。」の実現に向け、さらに大輪の花を咲かすことができるよう、決意も新たに力強く始動したところであります。

2008年01月14日  倉敷市長 古市けんぞう

2007年12月28日

~市役所は仕事納めを迎えました。~

今日で、官公庁は一年の仕事納めの日を迎えることになります。
この一年を振り返りますと、倉敷市は昭和42年の三市合併以来、40周年という節目の年ということで、市民の皆様とともに様々な記念行事を実施いたしました。
そして、47万都市となった新倉敷市の更なる飛躍と発展を誓い合うことができましたことは、この上なく意義深い年であったと嬉しく感じています。この場をお借りしまして、多くの皆様方に心から感謝を申し上げる次第であります。
私にとりましても、「ひと、輝くまち 倉敷。」の実現のため、子どもたちから高齢者まで全てのひとが元気いっぱいに暮らすことができるよう、安全・安心や子育て支援、福祉・教育などの施策に全力で取り組んでまいりました。
また、倉敷駅周辺のまちづくりにつきましても、多くの皆様の御意見をお伺いしながら、適切な対応に誠心誠意努めてまいりました。
こうした中、私が市長就任以来、積極的に取り組んできた市民の皆様との対話によるまちづくりが、着実に実を結んできていることを大変に心強く思っています。
今日をもちまして、市役所は仕事納めということになりますが、私としましては、年末年始の間、市民の皆様との出会いやお話をする機会を通じながら、今後とも「市民が主役のまちづくり」を目指し、お互いに心を通わすことのできる「協働のまちづくり」の充実に全力投球をしてまいりたいと考えています。

2007年12月28日  倉敷市長 古市けんぞう

2007年11月30日

~安全・安心で、一年を締めくくりましょう~

明日からは、師走。暑くて長い夏が続いたなと思ったら、あっという間に秋が過ぎ、早いもので、もう一年の締めくくりの月を迎えることになりました。
今年は、秋のうちからマスク姿の通勤・通学姿を見かけることもありましたが、風邪が流行するのも例年になく早かったようで、何となく気分が落ち着かない毎日のように感じています。
心安らぐ空間に身を置いていることが、本当の豊かさなんだなあと、改めて実感しているところです。
広報くらしきの12月号の表紙には、教室の窓から入る光に照らされて、白い歯の輝く小学生の皆さんが、こちらを向いて素晴らしい笑顔を届けてくれています。
今、私ども倉敷市では、よい子いっぱいのまちづくりを掲げて、様々な取組を進めていますが、校舎の耐震化を積極的に行ない、子どもたちが安心して授業が受けられる環境づくりを全力で推進しています。
また、先日は、健全な食生活の実現に向けて、食育推進計画案の答申を受けたところであります。近年、食の安全・安心も私たちの大きな関心事になっています。
これからも、引き続き、市民の皆様としっかりと手をつなぎ合って、地域社会が安全で安心して暮らせるよう、一生懸命に頑張ってまいりたいと思っています。今年も残すところ一ヶ月。こころ温まる締めくくりになることを願っています。

2007年11月30日  倉敷市長 古市けんぞう