任期満了に伴う早島町長選は7日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の佐藤友彦氏(68)=同町早島=が、新人の自営業細田貴道氏(46)=同町前潟=を破り、再選を果たした。 同町早島の佐藤氏の選挙事務所では午後9時40分に万歳三唱して当選を祝った。 佐藤氏は「1期目に断行した財政再建が良かったという審判を受け、自信がついた。皆さんのためにふるさと早島でまい進していきます」と感謝の言葉と2期目への決意を述べた。 佐藤氏は同町出身。行財政改革の成果を強調し、フィンランド方式による幼小中一貫教育の推進、早島駅のバリアフリー化などを掲げ「自主自立、町民総参加のまちづくり」を主張。自民、公明、民主から推薦を受けた。 細田氏は、早島駅前に設置予定の観光交流センターの計画見直しなどを訴えたが、あと一歩届かなかった。