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2008年9月8日(月) 19:15 |
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鬼ノ城で調査内容の一般公開
発掘調査の続く総社市の鬼ノ城で、今年度の調査内容が一般公開されました。
鬼ノ城は、総社市の高さ400mの鬼城山に、今からおよそ1300年前に作られた山城です。今年度の調査は、城内の中心部に位置する礎石建物群で行われています。 一般公開には午前と午後、あわせておよそ120人が参加しました。 今回の調査では、縦に4つ、横に4つの柱の土台となる礎石の跡が見つかっていて、この場所は高床倉庫だったと推定されています。礎石が外側だけでなく内側にもある“総柱建物”であることから、重さに耐えられる建物だったことが分かります。 今年度の調査では、倉庫内で使われたものなどはまだ見つかっていませんが、これまでに発掘された須恵器などの土器も展示されています。 謎の多い鬼ノ城を間近で見られる城内調査大公開は9月14日まで開かれていて、13日、14日は申し込みが必要です。
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