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2008年9月8日(月) 19:15 |
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高松市の小・中学校は給食で節水
香川の水がめ・早明浦ダムの貯水率が0%になり、発電用水の緊急放流が始まって8日で9日目です。依然として水不足の解消が見込めない中、高松市内の小・中学校では給食でより節水をと、様々な取り組みを進めています。
高松市内の76の小・中学校などで、8日から新たな節水対策が始まりました。 パン箱からビニール袋に切り替えたうえ、パン皿も取りやめ、使い捨ての紙ナプキンを使用するものです。過去2度の大渇水の時でさえ、準備はしていたものの使われることはありませんでした。 パン皿とパンの箱を洗う必要がなくなったことで、ある小学校では1日に1トンの水を節約できるといいます。 さらに、大量の水を使う玉ねぎの皮むき作業は、専門の業者に委託するなどして節水に努めています。ところが、高松市から委託された皮むきの専門業者も、作業用の水を夜間に貯めているため、夜間断水になれば対応できないとしています。 気象台によりますと、今後もまとまった雨が期待できない四国地方です。渇水の長期化も心配される中、断水を回避するための努力はまだまだ続きます。
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