2008年9月8日 20時27分更新
カンボジアの児童施設の子どもたちに届けるため、津山市の小学生が春から育ててきた稲がみのり、8日、稲刈りが行われました。
この取り組みは津山市の高野小学校が、子どもたちに国際的な感覚を身につけてもらおうと、総合的な学習の一環として行なっているものです。
8日は、学校に近いおよそ15アールの田んぼで、2年生と5年生あわせて169人が、ことし5月に田植えをした早生品種、「キヌヒカリ」の稲刈りを行ないました。
子供たちは2人1組になって、地元の農家の人たちの手ほどきで、鎌を手にしてたわわに実った稲を一株ずつ刈り取ってゆきました。
刈り取った稲は、束にして乾燥させたあと、今月16日に子どもたちも参加して脱穀する予定で、およそ600キロの収穫が見込まれています。
高野小学校では、11月には収穫した米の贈呈式を行うことにしていて、国連などを通じて、カンボジアの児童施設の子どもたちに支援米を贈ることにしています。