2008年9月8日 20時27分更新
9月定例岡山県議会が8日開会し、財政危機のなか、4年後までに収支不足を解消することを目指した県の財政再建案をめぐって、活発な論戦が交わされる見通しです。
9月定例県議会、初日の8日は、石井知事が自らの退職手当を辞退するための条例改正案や、総額1億3400万円にのぼる補正予算案など、9つの議案について提案理由を説明しました。
このなかで石井知事は「財政再建のため、まずは県自らが身を切って改革に乗り出すことにした。今後、県民のみなさんにもご負担やご辛抱をお願いすることもあり、誠に申し訳ない」と述べました。
県は平成24年度までに、収支の不足を解消することを目標に、県職員の給与の見直しや県の施設の駐車場を有料化することなどを打ち出しており、今回の議会では、こうした県の財政再建案をめぐって、活発な論戦が交わされる見通しです。
9月定例県議会は、今月11日から各会派による代表質問が始まり、今月26日までの19日間の会期で開かれます。