産経関西

[社会] 2008年9月 8日

パチンコ店に刃物強盗 中国人?610万円奪う

 8日午前1時15分ごろ、大阪府柏原市片山町のパチンコ店「タウンスポット」で、2人組の男が駐車場にいた男性店員(27)と、同店2階の従業員寮にいた別の男性店員(32)に、なたやナイフのようなものを突きつけ「金を出せ」と脅迫。1階奥の事務所と金庫のカギを開けさせて店の売上金約610万円を奪い、店員2人を事務所にあった粘着テープで縛って逃走した。

 店員2人にけがはなかった。柏原署は強盗事件として、防犯カメラの映像を解析するなどして逃げた男らの行方を追っている。

 調べでは、男2人は紺色っぽい服装で、黒っぽい帽子に半透明の面をつけて顔を隠していた。身長は1人が約165センチ、別の男は約170センチ。2人で会話する際は中国語を話していたといい、店員らには「中国人をなめるな」などと片言の日本語で脅したという。

 同店は7日午後11時に閉店。金庫の現金は土日の売上金だった。2階の寮にはほかにも店員らがいたが、事件に気づかなかったという。

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