赤ちゃんポストに外国人の子ども 熊本市の慈恵病院親が育てられない子どもを受け入れる慈恵病院(熊本市)の「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)で、外国人の子どもが預けられた例があったことが8日、分かった。有識者らによる検証会議が同日、熊本県に提出した中間取りまとめで明らかになった。 ポストの運用状況については、昨年5月の設置から今年3月までに17人の乳幼児が預けられていたことを、熊本市が既に公表している。 報告書は、外国人の子について詳細は明らかにしていない。このほか分かっている範囲で、母親の年齢層は10-40代と幅広く、1人で自宅や車の中で出産した事例が3割あった。家庭の状況は既婚が6割で、4割は離婚などで親が1人のケース。未婚者の事例は確認されていない。また、母親が1人で預け入れに来た以外に、男女や祖父母が来たケースもあった。 関係者の話で明らかになっていた障害のある子が入れられたケースについても明記された。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)
関連記事を取得中...