福岡放送局

2008年9月8日 18時53分更新

特別顧問 食用の可能性認める

筑前町にある「三笠フーズ」工場の前の前の責任者で、会社の特別顧問を務める男性は、「転売を提案したことはない」と述べる一方で、「細かいところまでは覚えていない。
食用に回った分もあったかもしれない」と述べました。

筑前町の三笠フーズの九州工場には、8日は午前8時頃から従業員が出社し始めましたが、報道陣の問いかけには応えず足早に事務所に入っていきました。
今回の問題では、九州の工場から転売の提案があったとされていますが、8日、工場では、前の前の責任者で現在は会社の特別顧問を務める宮崎一雄氏が報道陣の取材に応じました。
この中で宮崎特別顧問は、「転売を提案したことはない」と否定しました。
しかし一方で、「細かいところまでは覚えていない。
食用に回った分もあったかもしれない」と述べ、時期や量などについては覚えていないものの、自分が工場に関わっていた時期に転売があった可能性を認めました。