9 April,2001
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2001ナビスコカップが4月4日開幕
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2001Jリーグたらみオールスターサッカー8月4日(土)に開催
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2003年以降のリーグ運営について理事会で審議
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Jリーグゼネラルマネージャー講座 修了者
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2000 Jリーグ年間優秀放送賞 決定
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選手育成プロジェクト
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TOPICS ホームタウン担当者会議
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外国人審判員を招聘
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川淵三郎チェアマンがJOC理事に就任
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Jリーグが名義後援 ほか
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J2フェアプレースポンサーに大日本印刷
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Voice (フリー記者 六川 亨)
Jリーグは3月21日の理事会で、『Jリーグネクスト10プロジェクト』の検討結果に基づいて2003年以降のリーグ編成やリーグ戦の試合方式、シーズン制等、中期計画を審議した。
J1は将来的には18クラブを目標に、当面は16クラブを継続する方針で、新スタジアムの状況やJ2への新規参加の可能性、totoによる影響、天皇杯の影響、クラブの経営状況等を鑑みながら、2003年以降のJ1リーグ戦の実施方法を検討する。
またVゴールの継続やJ1の14位とJ2の3位の入れ替え戦などについても再検討する。リーグカップ戦については、開催可能な方法を再構築しながら2003年以降も継続して開催していく方針。
シーズン制については、新たにプロジェクトを発足させ、スタジアムや練習場のインフラ整備、また、サッカーの国際カレンダーや海外移籍等々のソフト面の問題をクリアしながら、2006年頃を目途とした秋〜春制への移行を検討する。
また、今年度のチェアマン指針のひとつである「選手育成プロジェクト」についても、早急にプロジェクトを発足し、具体的施策を立てて取り組んでいく(次ページ)。
2003年以降の中期的リーグ運営計画については、現状調査を実施した上で2002年3月までに、大会方式やシーズン制等について検討していく。
調査項目
1.新スタジアムの状況把握
4.天皇杯の影響
2.J2への新規参加の可能性
5.クラブの経営状況
3.totoによる影響
リーグ戦の試合方式についての検討
・Vゴールの継続についての検討
・J1の14位とJ2の3位で入れ替え戦実施の検討 等々
リーグカップ戦についての検討
・2003年以降もリーグカップ戦を継続していく方針
・柔軟な開催方法(J1クラブだけで実施するなど)の可能性を検討
現行通り「春〜秋制」を継続しつつ、 2006年を目途に「秋〜春制」に移行するにあたっての検討プロジェクトを発足させる。
秋〜春制を検討するにあたっての課題
1.
スタジアム・練習場等のインフラ整備
・全天候型スタジアムの建設
・人工芝の開発
・上記を含めたインフラ整備のための財源確保
2.
ソフト面の課題
・国際カレンダーとの調整
・決算期・学校制度など日本の慣例との調整
・海外移籍の問題
・プロ野球とのすみわけ
・移行年度対応(選手契約など)
3.
秋〜春制でも観客数を増加させ得るマーケティング的裏付け
Jリーグ ネクスト10プロジェクト
本プロジェクトは、Jリーグのさらなる発展を念頭に、2002年以降のJリーグの在り方を検討するプロジェクトで、主に、「シーズン制」および「Jクラブの観客数・収入の増加」と、次の10年間でのJリーグの在るべき姿を検証してきた。Jリーグ木之本興三専務理事を座長にクラブの実行委員・運営・広報・事業・ホームタウン・選手契約等の担当者13人で構成される。
本プロジェクトは、2000年5月23日に第1回が開催され、以来、5度の会議と3度の報告会を行ってきた。
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