「事故米」食用転売問題 西日本を中心とする菓子メーカーにも渡っている可能性
大阪のコメ加工販売会社「三笠フーズ」が、カビや残留農薬に汚染されたいわゆる「事故米」を食用に転売していた問題で、三笠フーズが、仲介業者や米穀店などに転売していた事故米は、西日本を中心とする菓子メーカーにも渡っている可能性が高いことがわかった。
農水省によると、メタミドホスに汚染された事故米およそ295トンは、佐賀県の仲介業者などを経由して、西日本を中心とした米菓メーカーや和菓子メーカーに転売された可能性が高いという。
一方、三笠フーズは、事故米の1割程度を正規の食品・加工用米に混ぜて出荷していたことがわかった。
農水省では引き続き、流通経路などについて、調べを進めることにしている。
(09/08 13:37)