自民党支持率やや下がる、世論調査
総裁選への注目で支持率アップを図りたい自民党ですが、今のところ目立った効果は出ていないようです。JNNが行った世論調査では、自民党の支持率はやや下がりました。
調査はこの土日に行いました。自民党内には、総裁選で国民の関心を集め、解散風が高まっている衆議院選挙を優位に戦いたいという考えがありますが、自民党に対する支持は先月より1.7ポイント下げて29.6%、一方、民主党は2.3ポイント上がり26.1%と、先月より差が縮まりました。
突然の福田総理の辞任表明について、8割以上が「問題があると思う」と答えており、影響した可能性があります。
また衆議院選挙での投票先については、小選挙区が自民党34%に対し、民主党36%、比例代表では自民党30%に対し、民主党が37%などの結果で、現時点ではいずれも民主党が自民党を上回っています。
選挙結果については、「与党に勝ってほしい」が先月より増えたものの、「野党に勝ってほしい」と答えた人が依然半数以上でした。
ところで、自民党総裁選に名乗りを挙げた7人について誰に総裁になってほしいか聞いたところ、麻生幹事長がトップで39%。次いで石原元政調会長と小池元防衛大臣が続きました。(08日11:15)