ほかに2児窒息死させる＝殺人、遺棄容疑で母追送検－新生児遺体事件・岡山県警

　出産直後の男児を窒息死させたとして、殺人罪で起訴された岡山県井原市笹賀町、青果店員佐々木博美被告（41）が、ほかの新生児2人についても窒息死させ、遺体を自宅に隠していたとして、県警井原署捜査本部は8日、同被告を殺人と死体遺棄容疑で追送検した。
　調べによると、佐々木被告は2002年8月ごろに女児を、07年7月に男児を自宅で出産。いずれも直後に顔面をタオルで覆うなどして窒息死させ、遺体を衣装ケースに入れ自室の押し入れに隠した疑い。
　衣装ケースは今年8月、自室前の廊下と1階車庫でそれぞれ見つかった。　

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