小池・与謝野・石原3氏が決意語る…出馬正式表明へ
自民党の総裁選は、麻生幹事長、石破前防衛大臣に続き、民主党の代表選挙の告示にぶつける形で、8日午後には小池元防衛大臣、与謝野経済財政担当大臣が相次いで出馬会見します。そして、石原元政調会長も、8日中に20人の推薦人を確保して会見する方向です。
午前11時ごろに行われた東京都連の会合に候補予定者3人が勢ぞろいし、それぞれの決意を語りました。
小池元防衛大臣:「何とか女性の声も反映させて頂くよう、この機会を活用させて頂きたい」
与謝野経済財政担当大臣:「自由民主党の存亡が問われている。皆さんとご一緒に、日本の将来のために、また国民のために戦いたい」
石原元政調会長:「国民の皆さま方の関心事に政治を戻していかなければならないんじゃないか。こんな思いで立候補を決意させて頂いた」
また、本命の麻生幹事長は、8日午前から各派閥にあいさつ回りしていて、9日にも政策発表の記者会見をする予定です。石破前防衛大臣は朝からテレビに出演し、外交・防衛政策を主張しました。一方、推薦人集めに苦労している若手議員2人が、7日夜に一本化を目指して会談しましたが、どちらが降りるか譲らず調整がついていません。今のところ民主党から話題をさらった形の自民党ですが、総裁選の勢いを利用しての解散・総選挙まで思い通りの展開になるかどうかは予断を許さない情勢です。