2008年9月8日 12時36分更新
千葉県の銚子市立総合病院が医師不足から経営難に陥り、9月いっぱいで運営を休止することを発表しましたが、館林厚生病院の産婦人科で分べんの受け入れを休止するなど県内の病院でも医師不足の影響が出ています。
銚子市立総合病院はベッド数が390ある地域の中核病院で、医師不足による経営難から銚子市が、ことし7月、運営を9月いっぱいで休止すると発表しました。
群馬県内でも、現在、▼群馬県立がんセンターの婦人科が入院患者の受け入れを、▼館林厚生病院と渋川総合病院、それに、東吾妻町の原町赤十字病院のいずれも産婦人科が分べんの受け入れを、それぞれ休止しています。
また、▼桐生厚生総合病院の循環器科がこれまでの患者は予約制で受け入れるとしながらも新規患者の受け入れについてはことし6月から休止しています。
このほかの民間の病院でも▼太田市の総合太田病院の産婦人科で分べんの受け入れを休止していて、県内でも主に東部を中心に医師不足による影響が深刻になっています。