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フォーラム:救急医療、適切利用を 医師が現場の状況語る--姫路 /兵庫

 ◇患者によるコンビニ受診・暴言暴力で疲弊

 医師の疲弊など救急医療が抱える問題を考えるフォーラム「みんなで救おう ひめじの救急」が7日、姫路市文化センターで催された。市民や医療関係者ら約300人が参加し、医師が語る医療現場の状況に熱心に耳を傾けた。

 全国的な医師不足や、軽症なのに夜間や休日の救急を利用する「コンビニ受診」が深刻化する救急医療現場について市民に知ってもらい、安全で信頼できる救急医療システムを守るのが目的。

 フォーラムでは▽姫路市の1次救急を担う「姫路市休日・夜間急病センター」(姫路市西今宿3)に軽症の患者が多数訪れている▽患者によるコンビニ受診や暴言・暴力で医師が疲弊している▽センターでは対応できない重症患者の医療を担当する病院が医師不足や訴訟リスクの増大などを理由に減少している--などが紹介された。また講演した医師らは、市民自身もかかりつけ医を持ったり医療機関を適切に利用するなど、救急医療を守るための協力を求めていた。【松田栄二郎】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2008年9月8日 地方版

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