同病院はこれまで「患者の立場を尊重する」ことなどを理由に、入院患者、外来患者ともに名前に「さま」を付けて呼んでいた。一方で患者からは「違和感を感じる」との声が寄せられていたという。 このため同病院内の医療サービス向上委員会が中心となり、患者と職員計778人を対象にアンケートを実施。「さま」を希望する人が11%だったのに対し、「さん」希望は59%に上った。「親しみがある」や「呼ばれても感じがよい」などが理由に挙がった。 今後は入院患者のベッドの名札なども順次、「さん」へ変更する。同病院医事課は「『さん』に統一することで、医療者と患者の信頼関係づくりにもつながることを期待したい」としている。
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