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有害米転売、社長が自らの指示認め謝罪<9/6 18:55>

 大阪市の米加工販売会社「三笠フーズ」が、カビや残留農薬が検出された輸入米を食用に転売していた問題で、冬木三男社長が6日、大阪市で会見を開き、自らの指示を認めて謝罪した。また、転売の提案が福岡工場の担当者からあったことを明らかにした。

 この問題は、三笠フーズが5〜6年前からカビや基準値を超える残留農薬が検出された「事故米」を食用に転売していたもの。米は焼酎やせんべいの原料に使われ、一部からは殺虫剤成分「メタミドホス」が基準値の5倍検出された。冬木社長の説明によると、転売は福岡工場の担当者から提案があり、自らが指示したという。

 農水省は流通経路などを詳しく調べるとともに、近く大阪府警と福岡県警に刑事告発する方針。

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