2008年9月8日 0時45分更新
厳しい財政状況に陥っている岡山県は少しでも歳入を増やそうと、競技場などの施設の名称に企業の名前などを入れる「命名権」の売却を検討することになりました。
厳しい財政状況に陥っている岡山県は、プロジェクトチームを立ち上げて財政改革を進めていますが、歳出の削減と同時に、歳入をどうやって増やすかが大きな課題となっています。
このため岡山県では、県が所有する施設の名称に企業の名前などを入れる「命名権」の売却について検討を進めることになりました。具体的には、桃太郎スタジアムやマスカットスタジアムなどのスポーツ競技施設や、コンベックス岡山やルネスホールといった文化施設の命名権の売却を検討することにしています。
こうした命名権の売却は全国の自治体でもすでに行われていて、中国四国地方でも広島県や香川県などで導入されています。
岡山県では今後、こうした自治体の例を参考にしながら、対象となる施設やその金額などについて、検討を進めていくことにしています。