2008年 9月 7日
なでしこリーグ再開 岡山湯郷ベル好発進
北京オリンピックで中断していた女子サッカーのなでしこリーグが7日再開し、岡山湯郷ベルはオリンピック代表選手らの活躍で、後半戦を白星発進しました。現在、リーグ4位の湯郷ベルは岡山市の桃太郎スタジアムでリーグ最下位の伊賀FCと対戦しました。湯郷ベルは前半34分、FWの有町が相手のゴールキーパーがこぼしたボールを丁寧に押し込み、先制します。更に後半27分、相手のファウルで得たフリーキックで、オリンピックでも活躍した司令塔の宮間が直接ゴールを決めます。終始、優勢に攻め続けた湯郷ベルは2対0で伊賀FCを下し、後半戦を白星発進。通算成績を6勝4敗2分としました。

親子で遊ぼう動物園
岡山市の池田動物園が7日、無料開放され、大勢の家族連れでにぎわいました。これは、動物園で家族の触れ合いを深めてもらおうと、岡山市が去年から行っているものです。午前9時の開園に合わせて、大勢の家族連れがつめかけ、ゾウやキリンなど人気の動物を見て回っていました。また、レッサーパンダのふんの形や、ヤギの黒目の形など動物の生態に関するクイズも行われ、子供たちは実際の動物と見比べながら、答えていました。岡山市によりますと約1万人が訪れたということです。

高松市民健康まつり
生涯を通じた健康づくり呼びかける市民健康まつりが7日、高松市で開かれました。この催しは毎年、9月の第1日曜の「高松市民健康の日」に合わせて開かれていて、24回目の今年は、「みんなで取り組むメタボ対策」が、メーンテーマになりました。会場の高松市保健センターにはメタボ予防コーナーが設けられ、訪れた人たちが体脂肪の測定と、指先の脈で計測する血管年齢チェックを受けていました。また、食と健康のコーナーでは、野菜中心で栄養バランスのとれた1日の献立例が紹介されたり、ゴマや大豆を使った手作りお菓子の試食が人気を集めていました。この他、専門医による目の健康相談なども行われ、約1500人が訪れました。

ビーチバレー公式戦 男女とも五輪ペア優勝
玉野市の渋川海岸で行われているビーチバレーの国内公式戦、JBVツアー第5戦は7日、最終日を迎え、男女とも北京オリンピック出場ペアが優勝しました。今年のツアー最終戦となるこの大会。女子の決勝は北京オリンピックに出場した楠原千秋・佐伯美香ペアが駒田順子・藤原みか子ペアと対戦しました。楠原・佐伯ペアは序盤から鋭いスパイクや、狙いすましたサーブで連続ポイントを奪うなど、2セットを連取して、優勝。ツアー優勝も決めました。一方、男子も北京オリンピック出場組の朝日健太郎・白鳥勝浩ペアが西村晃一・森川太地ペアを破り、優勝しました。この大会、現在のツアー方式になって岡山では初めての開催で、連日、大勢のファンがつめかけました。

児島湖流域清掃大作戦
水質改善が課題になっている児島湖をきれいにしようと、周辺の岡山市や玉野市などで7日朝、大規模な一斉清掃活動が行われました。この一斉清掃活動は今年で22回目です。児島湖や周辺の川など8カ所に自治体の職員やボランティアなど、約5300人が参加しました。このうち、岡山市の児島湖締切堤防では約400人が空き缶やペットボトルなどをゴミ袋がいっぱいになるまで拾っていました。岡山県によりますと下水道の整備などで、児島湖の水質は改善傾向にありますが、汚染度を表わす数値は依然、環境基準を上回っています。