民主三重県連幹部を逮捕中国人偽装結婚仲介の疑い

　京都府警外事課と松原署は１１日、中国人の女の偽装結婚を仲介したとして、公正証書原本不実記載・同行使の疑いで三重県久居市野村町、民主党三重県連事務局長、岸田賢剛容疑者（４８）を逮捕し、自宅や津市の同県連事務所など数カ所を家宅捜索した。　調べでは、岸田容疑者は京都市の中国人の元風俗店店員趙海莉被告（４０）＝公正証書原本不実記載などの罪で起訴＝に在留資格を取得させるため、津市のアルバイト佐野勝訓被告（４８）＝同＝に夫としての名義貸しを依頼。１９９９年３月１２日、趙被告らと共謀し、津市役所に虚偽の婚姻届を提出した疑い。　岸田容疑者は「偽装結婚とは知らなかった」などと容疑を否認しているという。

【共同通信】