ハリウッド女優のデミ・ムーア(45)は15歳も若いイケメン俳優を夫にして2年半になる。若さと美をキープしようと必死な彼女だが、オーストラリアでヒルによる吸血デトックスを経験し、大変感動したと米「OK!」誌が伝えた。
デミが語ったのは、CBSの人気番組[デビッド・レターマンショー]でのこと。
ニョキニョキ這い上がってくるたくさんのヒルたち。肌にピタっと吸い付いてみるみるデミの血でヒルの体は膨れ上がっていき、終えてみれば血が入れ替わったかのように体がスッキリしたと言う。
ヒルはヒトに対しては川や沼地、コケの生えている場所で服の隙間から人の肌にもぐりこみ、血を吸う。ヒルの唾液に麻酔成分があるため、あまり痛みはないらしい。ヒルの唾液に血液凝固作用を妨げる成分が含まれていることから、吸われた痕から一時間程度は血が止まらないのが特徴である。
これを解毒に利用するという発想は、以前マムシに噛まれた時の解毒用に売られていたというが、古くはインドのアーユルヴェーダなどができ物の治療に用いていた。最近の医学では、唾液に膝関節症に効果があるとも報告され、大型の無菌化したヒルを手足の末端に付けて血を吸わせることにより、血管の再生を促す治療方法も始まっているというからあなどれない。
梅雨の時期になると庭に出現するヒルのそっくりさん、あれではダメなのか試してみたい。
(編集部 Joy横手)
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