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都内のペルシャ猫の多頭崩壊現場で保護した猫のうち、
１匹が猫パルボウィルスに感染した件では、
皆様にご心配とご迷惑をお掛けして、申し訳ございませんでした。
多くの方から、問い合わせのメールやコメントをいただきました。
全てにお返事をすることはできませんが、厳粛に受け止めております。
その中で、今回の件について、誤解を生んでしまっている様子もあります。
もう一度、補足情報も含め、簡単にお伝えしたいと思います。
１．よーこちゃん（No.45・白メス）について
８月４日 飼い主宅で捕獲し、調布第１シェルターに搬送。
捕獲時に顔の傷・噛み傷あり。
７日 調布市内の動物病院で超音波検査。妊娠中期であることが判明した。
ワクチン接種に伴い流産となり母体にも危険が及ぶ可能性があるため、
獣医と相談の上、ワクチンの接種は見送ることとなった。
13日 朝から嘔吐がみられた（下痢はなし）ため、調布市内の動物病院で
治療（補液・注射・投薬）を開始。
同日 シェルターに帰さず、市内（染地）の預かり宅に移動。
中ケージにて先住猫・子猫から隔離。夜、下痢。
14日 動物病院で治療。血液検査を行ったところ、白血球の数値が1500強。
猫パルボであるか否かの判別がつかないため、パルボ検査を依頼。
同日夜から食べ始めた。
15日 深夜に断続的に４頭を流産・早産。（超未熟児で20日までに死亡）
16日 動物病院で点滴と注射の治療。
18日 嘔吐・下痢から徐々に回復傾向。
動物病院から連絡。パルボ検査の結果が出て、疑いがあるとのこと。
19日 動物病院で採血し、抗体検査を依頼。
25日 抗体検査の結果を電話で確認。発症していたことが判明。
現在、食事・排便ともほぼ順調。
２．調布第１シェルターについて
・８月４日のよーこちゃんのシェルター入りの時点で、６頭が入っていた。
（同日に搬出した八王子の５頭は、よーこちゃんシェルター入り前に搬出済）
同日、飼い主宅で捕獲した８頭がシェルター入り。この時点で、よーこちゃんの
入っていた中ケージには同居猫はなく、両隣のケージは空いていた。
・よーこちゃん以外の13頭については、８月13日までに全頭ワクチン済。
・14日、猫パルボの感染の可能性があることから、
よーこちゃんの入ったケージと、その前後左右・向かいのケージを
念入りに消毒・乾燥した。
・８月５日〜13日に預かりに出した猫たちの健康状態を確認し、概ね良好。
・８月９日以降に捕獲した猫は、すべて調布第２シェルターに入れており、
現在、調布第１シェルターの猫は一切移動していない。健康状態は良好。
・全シェルターでお世話をする際には、着替え及び念入りに手洗いをし、
道具やケージについては随時消毒を行っている。
・保護中の猫に対するワクチン接種については、随時行っており、
前回シェルター入りした猫についても、残りは数日中に全頭に施される予定。
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