凱旋門賞観戦の旅6日間 凱旋門賞応援ツアーご招待ツアーレポート

7月にJRA-VANサイト上で募集しました「凱旋門賞応援ツアーご招待ツアー」につきましては、3コース合計で2万9千名を超えるご応募をいただきまして誠にありがとうございました。
応募者の中から見事「A賞凱旋門賞観戦の旅6日間」に的中された皆様と行った応援ツアーの様子をお伝えします。
10月5日
成田空港を出発し、約12時間の空の旅を経て、5日夕方パリに到着しました。
今回の参加者の方々は、皆様初対面のため、会話が弾むか心配されたのですが、さすが競馬ファン同士、明後日に控えた凱旋門賞を中心とした競馬の話題で盛り上がっていました。
10月6日
午前中はバスでの市内観光となりました。パリ市内の名所を見物し、昼食をとったあと午後からいよいよロンシャン競馬場です。
この日は凱旋門賞の前日のため、競馬場は超満員とはいかないまでも、早くもお祭りムードが漂っていました。

▲ロンシャン競馬場入口正面にて集合写真

▲指定席でレース観戦する参加者の方々
今回のツアーは競馬場指定席の確保の他、指定席エリア専用ラウンジの利用、パドックを専用エリアから見られる、検量室を見学できる等、単なる競馬場への入場以上の特典があったため、参加者の方々は指定席でゆったりとレース観戦をしたり、パドックで間近に競走馬を見たり、検量室を覗いたり、ラウンジでシャンパンを楽しんだり、ゴール間際で歓声をあげたりと、それぞれのスタイルでこの歴史ある競馬場を楽しんでおられました。その日は最終レース前に競馬場を後にし、翌日の凱旋門賞を期待しつつ、ホテルに戻りました。
10月7日
いよいよ凱旋門賞当日を迎えました。当日の競馬場は噂に違わず着飾った紳士、淑女で溢れており、シャンパンやワインを傾けながら競馬を楽しむ様は貴族のスポーツといった風情を醸し出していました。また、開門(11時)当初はまばらな入りだったスタンドも、メインレースが近づくにつれファンが増え、凱旋門賞の出走時刻間際は大観衆が溢れていました。

▲レース開始前のパレード

▲大スクリーンで映し出されるレース

▲場内は着飾った貴婦人達でいっぱい
ロンシャン競馬場のパドックは中央に木々が生え、まさにブローニュの森といった感がありました。そしてレース。パドックでは1着になり戻ってきたディラントーマスに歓声と拍手が沸き起こり、勝者を敬い賞賛し祝福する、正統なスポーツマンシップの精神がこの伝統の競馬場に満ち溢れていることを体感できたことも、参加者の方々の良き思い出となったことと思われます。

▲客席から見たスタンド

▲昼食をとる参加者の方々

▲凱旋門当日はすごい人達
10月8日
凱旋門賞から一夜明け、今日はバスでシャンティ地方に向かい、シャンティ競馬場や調教場、シャンティ城、競馬博物館等を見学しました。豊な自然と緑に囲まれた調教場で、偶然ペリエ騎手と出会うというサプライズが起こりました。ペリエ騎手は気さくに参加者達と記念撮影や握手やサインに応じてくれ、参加者にとっても忘れられないシーンだったと思います。

▲シャンティ調教場

▲シャンティ調教場正面口

▲シャンティ調教場で集合写真
あっという間だった今回のツアーでしたが、参加された皆様にとっても充実した日々であったようでした。最後に今回のツアーに関する感想をいただきましたので載せさせていただきます。お疲れ様でした。
T・H様
世界最高峰の競馬と言われるだけあり、かなりの盛り上がりで尚且つ雰囲気も社交場で着飾った貴婦人が大勢いたので、競馬はギャンブルだけではないと本場の競馬を体験して感じました。
また、馬券は当たりませんでしたが指定席の観戦でとても満足のいく2日間でした。初の海外旅行で不安もありましたが競馬という共通の趣味のため他の参加者の方とも仲良くなれフランスを満喫できてとても嬉しく思います。ありがとうございました。
Y・N様
私は福岡県に在住している為、競馬を観戦する機会はあっても歴史に残るような大レースを見る機会はないので、このような世界的に有名なレースを生で見れた事に感動しています。
指定席で見れただけでなく、検量室前への移動やパドック等特別な場所まで見る事ができ、普段接する事のない競馬の一面を見る事が出来ました。
その中でもとくに印象に残っているのは、シャンティの大調教場でした。そこにペリエ騎手が現れるというサプライズもありとにかく競馬好きとして感動の一言につきました。
K・M様
最初は日本の競馬場と同じような気持ちでいました。
しかし1歩競馬場に足を踏み入れた途端、あまりにも華やかな雰囲気や間近にいる騎手を前にしてすっかり舞い上がってしまいました。 馬券は殆どが外れてしまいましたが、あの瞬間あの場所に居られた事がとても幸せな気分でした。日本でも年に1回でいいので皆がオシャレをして来るようなレースがあったら面白いのに・・・
普通のパリ市内観光はあまり出来ませんでしたが、1人旅だったので普通のツアーでは絶対いけない場所を訪れる事ができました。自費で出しても参加したいと思う内容でした。
S・Y様
競馬の楽しみ方が日本とフランスとではだいぶありとまどいました。
例えばシャンパンやワインを飲みながら、勝者に拍手をする日本では考えられない事がありました。
しかし表彰式の豪華さは競馬人生の中で最高の思い出となりそうです。もしチャンスがあれば再び参加したいと思ってます。リベンジを!!
K・M様
メイショウサムソンとウォッカの回避は非常に残念でしたが、世界一美しいと言われるロンシャン競馬場でのレースは本当に素晴らしいものでした。貴重なパドック券も取って頂き、普段では絶対味わえない華やかなエリアでロンシャンを満喫できました。
シャンティーの調教場の見学時にはペリエ騎手と会う事もでき楽しい時を過ごせました。本当に濃密で充実した時間をすごし名残惜しい気持ちがいっぱいでパリを後にしました。日本馬の不参加のことは完全に忘れさせてくれた素晴しい旅でした。
K・S様
凱旋門賞を見ることによって、競馬のイメージががらりと変わりました。
賭けやギャンブルの対象である競馬ではありましたが、長い伝統や美しき競馬の文化を肌で感じる事が出来ました。
このツアーに参加するにあたって、最初は初めてのヨーロッパや初めての1人旅、初めて会う人々等、不安な事の方が多かったような気がします。しかし年齢や性格は違えど、同じ趣味をもつ同士という事もありすぐに打ち解ける事ができました。競馬を通じて素晴らしい仲間に出会えたことが1番嬉しかった事です。
また、レースももちろん素晴らしいですが個人的にはパドックや検量室で馬や騎手に会う事が出来ました。その時にペリエとルメールと写真や握手をしてもらい、さらにサインまでもらい、家宝になります。
日本はしばらくGⅠシーズンが続きますが、この企画に参加出来た事で自分の運を全て使いはたしてしまい、全く馬券が当たらないのではないかと心配しています。